最近、ヘイトスピーチなる言葉をよく耳にする。
日韓の軋轢のなかで、東京の新大久保辺りのコリアンタウンで「在日韓国・朝鮮人は死ね」とかの罵声が飛びかっているらしく、その報道でヘイトスピーチなる用語が使われている。
恥ずかしながら、「ヘイトスピーチ」なる言葉を最近の造語だと思っていたのだが・・・
訳すれば「憎悪発言」や「憎悪表現」となるのだが・・・随分前から存在していて・・・
少し調べてみると、人種(民族)や性といった先天的な属性、あるいは民族的文化や宗教など、人格との結び付きが密接な特別の属性に対し、差別・排除の意図をもって、暴力や差別的行為を扇動する言動を指すようだ。
このヘイトスピーチなるものの規制に関しては、1965年に国連で採択された人種差別撤廃条約から世界に発信されたものだが欧州を中心に国家レベルで規制が進んでいる。
日本ではアメリカもそうなのだが、一方での「言論の自由」との兼ね合いで慎重になっている。もっともアメリカは州単位で規制が進んでいるが・・・
で、日本もしかりなら、韓国も中国もノ―ガ―ドで「言いたい放題」だ。そういう意味では「言論の自由」を謳歌している。中国は官制の「言論の自由」だが・・・
したがって、3国でヘイトスピーチの応酬という事態に陥っているのだが・・・
せめて、日本人は感情に走らずに冷静なスピーチを維持したい。
韓国、中国はともかく、他の国々が3国の「格」を観察している。