Go! Go! 後藤光雄

鈴鹿市議会議員 後藤光雄。鈴鹿に生まれて鈴鹿に住んで鈴鹿にやってきて「本当に良かった」といえる、まちづくりをともに!

鈴鹿市立図書館について

2009-11-17 12:38:22 | 委員会活動
 文教福祉常任委員会で、鈴鹿市立図書館の今後を考えるために視察に出かけました。
 東京都府中市中央図書館、前橋市立図書館を視察させていただき、その他に会派でも函館中央、東京都北区中央、千代田区立図書館を訪問しました。

 どの図書館も、特徴のある運営をされていました。しっかりしたコンセプトがあり、土地柄を生かした経営がされていると感じてきました。

 北区中央図書館のように、戦争遺跡の赤レンガを生かした建築や、
前橋市のように、撤退したデパートのフロアーを活用したもの、
複合施設として、まったく新しい空間を創造して作られた函館中央図書館もありました。

 食事、喫茶もでき、映画鑑賞や、講演会もできるホールが併設されていたり、
資料館としての機能を充実させていたり、学校図書館のバックアップをしたり、
夜遅くまで開館して、セカンドビジネス、新ビジネス創造の基地になっていたり、乳幼児も含めた子ども図書館を設置したり…

 市民側のニーズだけでない、提供側のコンセプトをしっかりと練って、
いかに安価に提供するかが、よく検討されて、運営されていることが
共通に感じました。

 鈴鹿市立図書館の抱える問題、
建物は30年前に建てられ、巡回図書館も廃止され・・・・

 ちなみに、20年度決算で経費をみると、図書館費決算額139,616,164円。
内訳は、図書購入費19,999,999円。光熱水費6,607,198円。
維持修繕費9,591,540円。施設管理委託料6,475,540円。
維持管理費8,348,803円。
司書10名臨時職員9名の臨時雇人賃金27,322,965円。
職員6名の人件費58,744,301円。となっています。

図書館費の61.6%が人件費となっている鈴鹿市立図書館のあり方について、
広聴広報して、あり方を検討していかなければ…と感じています。

鈴鹿市の財産として。


鈴鹿市議会議員 後藤光雄