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オバマ、ハローウィンに二千名の子供を招待 No Trick

2009-11-01 | 米国・EU動向
2009年11月1日(日)

土曜日の夜に、オバマ大統領夫妻は、ワシントンとその周辺のMaryland・Virginia両州の小学校から、2000名の児童をホワイトハウスのハローウィンに招待した。

子供たちは、アメリカでもっとも有名な玄関で、大統領一家からご褒美(goodies)をもらうために、ハローウィンのお祭りの言葉“trick-or-treat”(お菓子をくれないといたずらするぞ)の声を上げた。

庭では子供たちのためのイベントが行われて、キャンディをもらう長い行列をいちどきに作らなくてもよいようにとの配慮がなされた。この日は、子供たちにとって極めつけのご褒美(ultimate trick-or-treating treasure)となった。

正真正銘のご招待だったので、まさに'No trick'であった。

かつて、ホワイトハウスで、ハローウィンを大イベントで祝ったのは、1989年のGeorge H.W. Bush大統領が500名の児童を招待したのと、1993年にBill Clinton大統領が、ホワイトハウス邸内いっぱいにかぼちゃのお化けランタン(The Great Jack-O'-Lantern)を描くという趣向を凝らした、その2回である。

大統領一家は、この夕方の大行事の後は、ホワイトハウスのthe East Roomで、Joe Biden副大統領一家とともに、軍関係者とホワイトハウス職員の家族とのレセプションを行った。