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大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

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霧の狐道240

2009-07-01 18:35:44 | E,霧の狐道
 俺は山本爺のベッドを見た。
山本爺の体はベッドにあることが、布団の膨らみから分かる。

「 山本爺、どうなったのかな?」
「 布団、捲って見よか。」
「 ちょっと、怖いな。」
「 そうやな、白目剥いてたりして・・・。」
「 それって、スゴク怖いな。」
「 そやな、止めとこか。」

俺たちは布団を放置することに決めた。
それから、俺は女の子の言葉が気になった。

「 特別な日って、何かな?」
「 分からん・・・。」

そう言い終ると、龍平が病室の扉を指差して、突如言い放った。

「 わい、ちょっと見て来るわ!」

俺もそれに続いた。

「 俺も行く!」

半透明な山本爺がとても気になる。



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