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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 459 滲出性中耳炎

2006-12-06 | AMCT治療
以前に紹介した小学生の高学年の「滲出性中耳炎」の患者さん。前回治療後から約1ヶ月間来院されていなかった。だいぶ良くはなってはいたが何となく気になっていた。

昨日久しぶりに来院された。耳の状態を聞くと「だらだらした耳垂れはなくなった。痛みもなく、音もよくきこえる。」とのことである。耳に関してはほとんど問題はない。

この患者さんにはだいぶ苦労した。良くなったり、悪くなったりと一進一退を繰り返しここまで来た。患者さんはかかえている目の前の症状が良くなると治ったと勘違いする。当然、治療も遠のく。

症状の改善と原因の根治は違う。一つの原因によって複数の症状がある。西洋医学では症状ごとに専門科があるから、滲出性中耳炎と湿疹は分けてそれぞれ専門分野の科を受診する。耳鼻科と皮膚科というように。

しかし、耳も皮膚も原因は同じところにある。耳の問題が改善されたが皮膚や鼻づまりが残っている。耳の問題は過去に3回の手術をしているので大きな問題と捉えていが、3回も手術もしていたのがなくなって、滲出も止まりこれで直ったと思っている。

しかし、軽い鼻炎と湿疹は時々発症する。完全には原因はとりきれていない。昨日の検査では耳は80%~90%の改善であった。ほとんど問題はないが、ほかの症状が出てもおかしくない。もう少し継続治療をしてくれるといいのだが。

拳骨


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