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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

NO 1084 身体との会話50

2010-11-10 | AMCT治療
こんな症状を訴える患者さんがいる。ご婦人に多いと思う。みなさんも同じような症状の患者さんを治療したことがあるはずだ。

立位動作時に下腿三頭筋が張ってくる。あるいは痛くなる。階段を降りるときに足関節、膝関節が曲がりにくい。台所で料理を作っていると袋はぎが痛くなる。・・・症状は様々であるが、下腿三頭筋の症状である。

構造的に物申すなら、AS腸骨やPI腸骨などの腸骨などの変異が生じて重力下におけるバランスを取る際の補正作用で力学的な影響を受けて筋緊張の高まりによるものだということが言えなくもない。AS側に多い。PI側に多いなどと議論する方もいる。伝統的なカイロな考えだろう。間違いではないだろうが、原因を構造由来に限定するのも如何なものか。

このような症状に骨盤ブロックなどかませると即座に緊張が取れて筋肉の緊張が取れる。ほらみろ、骨盤が歪んでいるかからだ・・と言いたくなるが、ちょっと待て・・歩きだすとまた戻る。あるいは、翌日には再発する。ま~営業上はいいかもしれないが、改善されないのは治療家にとって頭を抱えることになる。

ここで前回の中枢型の影響がなにがしかあると考えてみよう。脳の疲弊は末梢型に影響すると言ったことを臨床医的に体験してみるといい。外界の情報を脳に伝える働きは皆さんごぞんだろう。触覚もそのひとつである。また、生命体は出る身体は電機が発生する。脳はもちろんのこと末梢神経の伝達はまさに電気信号による伝達機能である。

脳機能の行進あるいは低下は脳内の電気活動と考えることができる。実際に脳機能の活動を測定する機器は脳の活動電位を測定して色分けする。身体は体内での電気発生装置でもあり、外界からの電気を通す伝導体でもる。ということは電気のエラーが発生することも考えられる。電気の過剰か過少か、神経エネルギーの過剰か過少かということになる。


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