文部科学省の2006年度の実施した学校保健統計調査（速報値）がわかったと地方の新聞に掲載されていた。
喘息を患っている幼稚園児や小中学生の割合が、10年前と比べると2倍以上に増えたといっている。文科省は「喘息だけでなくアレルギー性疾患全体が増加しているが、様々な影響が考えられ、原因特定は難しい」と言っている。
ある大学の呼吸器・アレルギーの専門医のコメントは「喘息、アレルギーの子供が急増しているのは、ダニが繁殖しやすい密閉性の高い住宅が増えるなど、生活環境の変化が大きな要因だろう。」といっている。
まさに西洋医学の考え方である。喘息やアトピーなどの要因を外的要因としか考えない西洋医学の大きな落とし穴である。なぜ？ 外的な要因にしか目を向けないのか不思議である。
臨床上、アレルゲンとされる外的な要因は単なる引き金であり、外的な要因より症状を引き起こす要因がある。西洋文化はハード面を科学的に検証し数字で取り組む。まさに機械論的な思考で成り立っている。
西洋医学も人間を機械として診るため「生き物」としての有機的生命思考がなくなっている。アレルギーだけでなく身体不調を改善すべき方向性は有機的生命の根源である「心」に目を向けないと、今後も益々喘息やアレルギー疾患だけでなく自殺者、うつなどの患者さんが増え続け、大きな社会問題になることは目に見えている。
拳骨
喘息を患っている幼稚園児や小中学生の割合が、10年前と比べると2倍以上に増えたといっている。文科省は「喘息だけでなくアレルギー性疾患全体が増加しているが、様々な影響が考えられ、原因特定は難しい」と言っている。
ある大学の呼吸器・アレルギーの専門医のコメントは「喘息、アレルギーの子供が急増しているのは、ダニが繁殖しやすい密閉性の高い住宅が増えるなど、生活環境の変化が大きな要因だろう。」といっている。
まさに西洋医学の考え方である。喘息やアトピーなどの要因を外的要因としか考えない西洋医学の大きな落とし穴である。なぜ？ 外的な要因にしか目を向けないのか不思議である。
臨床上、アレルゲンとされる外的な要因は単なる引き金であり、外的な要因より症状を引き起こす要因がある。西洋文化はハード面を科学的に検証し数字で取り組む。まさに機械論的な思考で成り立っている。
西洋医学も人間を機械として診るため「生き物」としての有機的生命思考がなくなっている。アレルギーだけでなく身体不調を改善すべき方向性は有機的生命の根源である「心」に目を向けないと、今後も益々喘息やアレルギー疾患だけでなく自殺者、うつなどの患者さんが増え続け、大きな社会問題になることは目に見えている。
拳骨
先日突如体調を崩して病院にかけこむことになりましたがその根本には自分がウダウダ考えて悩んでいたことが引き金になっていたようです。
精神が身体を支配することをいたしかたなく認めました。とほほ
臨床を通していえることは、多くの患者さんが体調不良を起こす原因を「機械論」的に考えていりことです。姿勢が悪い、仕事がきつい、最近忙しかったから、などと因果関係を「外因」的なところにすり替えて自分で納得させるようにしているようです。目に見えたり、動作など客観的な原因であると「安心」するようです。
しかし、ここに落とし穴があり、内なる原因である「内因（感情）」に気づきがない人ほど不調が長引いたり、大病したりします。ここに気づきを得た人は回復が早いでしょう。
最近は、西洋医学の先生方も「心と身体」に目を向け始めましたが、まだごく一部に過ぎません。そんな先生方の頑張りに期待しましょう。