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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No965 思い込まされる

2009-04-24 | カイロプラクティック
昨日の患者さんはテレビの影響で自分の思い込みによる症状の悪化もある事ながら、逆に思い込まされる患者さんも症状が悪化し改善が遅くなる。

MRIなどの画像検査の精度が向上し、今まで見えなかったものが見えるようになった。見えるようになってからはヘルニアとか脊柱管狭窄症などの病気が統計的に増えた。

病気が増えたのでは無く、いままで無症状だったものが見えたことにより症状が出現し、それらしい病名の症状がでてくるようになった。いままでケツの凝り程度のものがMRIを撮影しヘルニアが見つかり、そのとたんにケツの凝りが下肢のシビレに変わり坐骨神経痛などの症状に変わってしまう。

あるいは、10分歩行→腰が痛くなる→休む→楽になる→また10歩く→痛くな→腰を曲げる→楽になる・・・この症状をかかえてMRIをとると脊柱管狭窄症と診断が付く。

歩くの辛いが自転車を乗るは楽。これも同様の診断が付きやすい症状である。臨床的には腸要筋の施術で改善する。MRIなどとらなければ単なる腸要筋の過緊張 の問題である。何のことは無い。

MRUなどとって脊椎に変形などがみつかると「脊柱管狭窄症」と診断してしまうことがあるようだ。「脊柱管狭窄症」と「筋肉のこり」どちらが重篤な病名か? 施術者側からの思い込まされた症状悪化である。

拳骨



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