鉄鍋ハンバーグ玄妙 もう一人

　８２年　「砂の上、刻むステップ　ほんのひとり遊び～」　出会いと惹かれてしまう女心、一目惚れですね。でも真っすぐに明るい聖子ちゃんと比べるとチョット切なさを感じますね。グッと信ぴょう性が上がります。　「上目使いに盗んで見ている　蒼いあなたの視線がまぶしいわ～」　今までのアイドル像を完全に破壊しましたね。男の子を見下したスタイル、でもそんなに悪い気になりませんでしたね。実際に告白も出来ない男の子が増えて来ていたのも事実ですから・・・懐かしいなぁ～「行けぇ～当たって砕けて来いぃ～！」なんて私の口癖でしたね。言った手前、私にも責任があるので砕けてしまったら朝まで飲み明かしましたね。みんな砕けてばかりいるものですから飲んでばっかり・・・黄色い朝日の中で「下手な鉄砲、数打ちゃ当たるんだァ～」って大声で叫んでいました。青春！　朝４時ですから迷惑この上ないですね。

　「恋も２度目なら少しは上手に愛のメッセージ伝えたい～」ここでもストレートな聖子ちゃんと比べると伝えたい事を上手く伝えられない不器用な女の子。一般的にこちらの方が多数でしょうね。

　「秘密だと念押され　あなたにうなずけば　クールな私に戻る・・・純ね」クールな自分と純粋な自分の二面性、これも人間であれば当然ですよね。

　曲自体も　純な曲、クールな曲と交互に発売。夢見る聖子ちゃんの恋愛と現実感のある恋愛との対比がとても面白いですね。しかし２人の共通項が見えて来ます。自分の想いばかりでコミュニケーションが取れていない「こうであろう」と言う思い込み自己完結型。例えば百恵ちゃんの曲だと相手に向かって「バカにしないでよ！そっちのせいよ！」なんて面と向かって伝えてますよね。コミュニケーションを取ってますね。

　世相を感じますね。私の論文はいつ完結するのでしょうか？