朝鮮対ブラジルの試合をライブ中継で見ようと、とあるラウンジバーに到着したのが明け方の3時。
すでに多くの同胞青年たちが集まっており、試合開始時には60人ほどの膨れ上がった。
店内には朝鮮国旗が貼られ、みんな赤い応援Tシャツを着て、試合開始を今か今かと待ちわびていた。
南アフリカのエリスパークスタジアムでの国歌斉唱に合わせて、こちらも現地さながらに熱のこもった「愛国歌」を、全員起立で歌い上げた。
44年ぶりと言っても、その頃に生まれていない私にとっては、“初めて”体験する朝鮮のW杯の戦いだ。
戦いを告げるホイッスルは、心地よく耳に響いた。
「朝鮮の惨敗」というのが、大方の予想だったのではないだろうか。
しかしふたを開けてみれば、である。
結果はご存知の通り1対2での敗戦だし、シュート数に至っては26対11。
実力差ははっきり現れていたが、朝鮮代表の気持ちのこもったプレーは、王者ブラジルを困惑させたはずだ。
私の目には、少なくともそう映った。
体を張ったディフェンスでブラジルの攻撃を幾度となく防ぎ、数少ないながらも相手ゴールに迫った。
前半のハードワークから後半は運動量が落ち、カウンターで相手陣内に駆け上がることすら難しいようだったが、それでもゴールを最後まであきらめない強いメンタリティーを見せてくれた。
ディフェンスラインからのロングフィードをテセが頭で落し、走りこんだチ・ユンナムが叩き込んだゴールは、本当にすばらしかった。
最高の舞台で、ヨンハさんやテセがプレーする姿を見ながら、勇気をもらった人たちも多くいたのではないだろうか。
結果的には負けはしたが、最強の敵に臆することなく挑みかかった明け方の試合は、「死のグループG」突破という「奇跡」を感じさせてくれるものだった。(茂)
※写真は、朝鮮の得点に喜ぶ私たち。
すでに多くの同胞青年たちが集まっており、試合開始時には60人ほどの膨れ上がった。
店内には朝鮮国旗が貼られ、みんな赤い応援Tシャツを着て、試合開始を今か今かと待ちわびていた。
南アフリカのエリスパークスタジアムでの国歌斉唱に合わせて、こちらも現地さながらに熱のこもった「愛国歌」を、全員起立で歌い上げた。
44年ぶりと言っても、その頃に生まれていない私にとっては、“初めて”体験する朝鮮のW杯の戦いだ。
戦いを告げるホイッスルは、心地よく耳に響いた。
「朝鮮の惨敗」というのが、大方の予想だったのではないだろうか。
しかしふたを開けてみれば、である。
結果はご存知の通り1対2での敗戦だし、シュート数に至っては26対11。
実力差ははっきり現れていたが、朝鮮代表の気持ちのこもったプレーは、王者ブラジルを困惑させたはずだ。
私の目には、少なくともそう映った。
体を張ったディフェンスでブラジルの攻撃を幾度となく防ぎ、数少ないながらも相手ゴールに迫った。
前半のハードワークから後半は運動量が落ち、カウンターで相手陣内に駆け上がることすら難しいようだったが、それでもゴールを最後まであきらめない強いメンタリティーを見せてくれた。
ディフェンスラインからのロングフィードをテセが頭で落し、走りこんだチ・ユンナムが叩き込んだゴールは、本当にすばらしかった。
最高の舞台で、ヨンハさんやテセがプレーする姿を見ながら、勇気をもらった人たちも多くいたのではないだろうか。
結果的には負けはしたが、最強の敵に臆することなく挑みかかった明け方の試合は、「死のグループG」突破という「奇跡」を感じさせてくれるものだった。(茂)
※写真は、朝鮮の得点に喜ぶ私たち。
よい試合でしたね!
選手たちが引き分けでいいという気持ちではなく、勝ちにいく気持ちがこのような善戦の試合になったのだと思います。
ポルトガル コ―トジボア―ルに勝って、決勝トーナメントに進んでほしいです!
まだまだ朝鮮の活躍はこれからです!