迷走日報。。。

競艇・競輪・オートレース・ばんえい競馬…博多の小バクチ打ちが綴るグダグダ日記です。目標は毎日更新。

のぼうの城

2013年01月07日 | テレビ・動画
昨晩、キャナルシティ4Fのユナイテッドシネマ博多で「のぼうの城」を見てまいりました。
本当に、本当に遅きに失した感があるが…っていうか、今週末で上映終了だし。
博多駅から徒歩10分、上映前に久方ぶりにウエストの牛丼うどんセットを食って準備万端。
割引券を提示したら「金土以外の20時以降の上映は1,000円ッス」ですって。そいなら毎週末通ったろうか?
日曜の深夜上映で客が多いはずもなく、私含め6名。ものっそいゆとりの空間を満喫しながらの鑑賞。
上映開始は21時からとあったが、上映予告が山程あって、実際の上映開始は21時10分。これって詐欺じゃね?

で、肝心の内容だが…ひと言でいうなら「ほぼ野村萬斎オンステージ」。決して悪い意味ではなく、良い意味で。
緊張と緩和、正気と狂気、決め所で見せる気合一閃のド迫力。良いよォ…のぼう様が見事すぎた。
その脇を務める佐藤浩市とぐっさんと成宮なんちゃらも実に良い。ぐっさんの「承知!」は新選組!の時と変わらんね。
そしてこの映画で一番不安視していた石田三成役の上地雄輔だが、これはこれでアリだなと。
戦下手の評判を覆そうと葛藤するサマに、今までになかった人間臭い石田三成像を見ることができた。
タレント上地雄輔は論外、歌手遊助は語るに及ばずだが、役者上地雄輔は見直した。いやはや本当に役者ヤノー。

正統派歴史映画という風に構えてみると異論が出るだろうが、歴史エンターテインメントとして見ると抜群に良い。
もうすぐ上映終了になるので、今後見るとしたらDVDか、何ヶ月か先のTBS地上波放送になるか。
どちらにしても見るのをオススメしたい映画だった。この作品を映画館で見れて本当に良かった。
で、この作品のエンドロールにピエール瀧の名が記されていたが、何役で出てた?それが最大の謎。