迷走日報。。。

競艇・競輪・オートレース・ばんえい競馬…博多の小バクチ打ちが綴るグダグダ日記です。目標は毎日更新。

博多んシンボル

2007年11月15日 | 福岡ネタ
西鉄ライオンズの鉄腕・稲尾和久氏が亡くなって3日経った。
こころなしか同僚のじいちゃんの背中が小さく見える。

福岡で生まれ福岡で育ち福岡に生きて60余年、そんなじいちゃんの青春の1ページが
ハラリとなくなってしまったんだ。そりゃ無理も無い。
いつもは博多弁バリバリでしゃべり、調子こきモードに入ると「のぼせもん」そのもので
度を越すこと数え切れず。そのたびに「この爺さんの眼球に人差し指ブチこんで
16連射カマしたろうか」と思う事、これまた数え切れず。

しかしこんなじいちゃんであるが、元気がないとやっぱりこっちも寂しい。
張り合いがないというかしっくりこないというか。
私は「この人憎めない人だよね」という人でも平気の平左で憎める性格であるが、
このじいちゃんは別格だ。心から何とかしたいと思う。

そんな中、コンビニで見つけた「元祖長浜屋」のカップラーメン。
我が母校のある地区・今宿が生んだスーパー企業、味のマルタイとのコラボ企画。
マルタイと長浜屋。なんだろうかこの胸に去来する期待感と不安感。
トキメキを抑えきれず即購入。自分とじいちゃんの分と持ち帰って検証する分の3つ。

湯を注ぎ90秒、何も言わずそっとじいちゃんにプレゼンツフォーユー。
黙々とラーメンをそそるじいちゃん、そしてそれを横目で見つつラーメンを食う私。
食い終わってじいちゃんが一言「タレを足した時の味に似とるね」
そこから長浜屋談義。全開とはいわんがちょっと元気を取り戻したようでひと安心。
じいちゃん元気出してな。あなたの青春はまだ終わっとらん。

鉄腕・豪腕・稲尾和久氏のご冥福を心よりお祈りいたします。