迷走日報。。。

競艇・競輪・オートレース・ばんえい競馬…博多の小バクチ打ちが綴るグダグダ日記です。目標は毎日更新。

博多の山(7)

2007年09月07日 | 福岡のデカ盛り
「ヒーローは遅れて登場、それがメキシコ流」
この考え方から、本来ならこの店の紹介を大トリにするつもりだったのだが、
そんな事を言っていられる状況ではなくなってしまった。
なんせ時間が無い。この先どうなるのかという確証も無い。困った…

城南区別府橋手前、ampmから枝道に入り直進すること約200m先にある今回の店。
福岡のデカ盛りというジャンルでは最も有名な店なのかもしれない。店名は「大千」
客の大半が学生(特に九大生)という定食屋である(看板には中華料理とあるが)
外から見ると店名が「大」しか見えないが、そこは察するべきだ。そうだろう。
店内ではイキのいい親父さんが「♪酒は~」と歌いながら豪快に鉄鍋をふるう。
出前も多いらしく、アルバイトらしき兄さんがしきりにバイクで外に出る。
この店で注文するのは当然アレしかない。ということで、私もアレの飯大盛を注文。

商品名を隠すつもりは無い。商品名が「アレ」なのだ。ちなみにお値段は500円。
同類のものとして「ソレ」がある。何故こういう商品名なのかは全くもって不明だが
とにかく「アレ」は「アレ」なのだ。ちなみに飯の大盛は+50円。
待つこと数分、出てきた商品が下の写真。注目すべきはメシの量。



とにかく飯の量がハンパではない。直径15cmのお椀にこれでもかと飯が盛る。
写真で判断しづらくて申し訳ないが、飯の高さが約25cm、白き山がそびえ立つ。
安直な言い方で申し訳ないが、本当に「日本むかしばなしに出てくる飯」なのだ。
これに味噌汁が付いてお値段550円。大千恐るべし。

おかずは肉野菜の辛味噌炒めにトンカツにポテトサラダ。
辛味噌が本当に辛いので否が応でも飯がすすむ。が、飯の量もハンパではない。
食い終わる頃には満腹&汗だくであった。なるほど、確かに学生さん向けだ。
TVでは常にホークス戦が流れる、実に温かみのあるお店であります。

で、時間が無いというのはなぜかというと…
カウンタの後ろに「この店タダであげます」の張り紙が。親父さん辞めちゃうの?
確かに九大が完全移転したら経営が成り立たない…学生あってのこの店だ。
譲渡予定は10月、どうなる大千?どこへいく大千?

◎大千
福岡市城南区別府1丁目8-29
(092)823-0903
火曜定休・営業時間不明(夕方は17時から開店)