満月と黒猫日記

わたくし黒猫ブランカのデカダン酔いしれた暮らしぶりのレポートです。白い壁に「墜天使」って書いたり書かなかったり。

寝てました

2006-03-24 06:18:05 | 雑記

皆様おはようございます。気がついたら寝てました黒猫でございますよ。ああ、朝だよ。しょぼん。

色々やることがあったのに。何一つできずに朝を迎えております。あーあ。
それなのにまだ金曜日か・・・あーあ。

とか何とか朝っぱらからテンションの下がることを書いていても仕方がないので、とりあえず前向きにテンション上げて生きていこうと思います(大袈裟だな)。
ようし。

わあ、爽やかな朝だゾ☆生きててよかったなあ!
小鳥さんおはよう!みのさんおはよう!地球のみんなおはよう!

・・・ダメだ、変な方向にしか上がらない・・・。
ま、今日さえ乗り切れば週末です。頑張ろう!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ナイト・ウォッチ』

2006-03-23 00:19:46 | 雑記

皆様ごきげんよう。黒猫でございます。

今日は『ナイト・ウォッチ』の試写会に行ったのですが・・・すいません、中盤寝てしまいました。
なので今回はレビューもちょっと無理っぽいです。ごめんなさい。昨日頑張っていろんなことをしたので疲れたんでしょうか。ううーむ。

太古より続く「異種」という光と闇の勢力の戦いを巡る話です。

ちょこっとだけ感想を申し上げますと、寝ていて見逃した部分がある点を差し引いてもわかりにくい作りでした・・・。あくまで私見ですが。でも帰りのエレベータとかで結構同意見が・・・。ううーん。
原作はロシアで大ヒットしたSF?小説ということですし、ロシアでは『マトリックス』の興行成績を超えたそうですので、かなり力が入っていることは確かなのですが。
三部作の第一作目だそうで、終わったところは「ここで終わりかよ!」的なところでした。うーん。とりあえず、今図書館に原作をリクエスト予約してみました。読んだら色々わかるかも。

なんでわたし今日こんなに疲れてるんだろう。ポーションが変な風に効いたのかしら。(※ポーション=HP100回復・・・のはず)
残念ですがわたしはFF世界では体力の回復も果たせずに戦闘不能になりそうです。
仕方がないので軽くポリフェノールでも摂取して寝るとします(素直に酒飲んで寝るって言えないお年頃)。


<きょうのPSP版幻水1状況>
ついに108人揃えました。グレミオおかえり!あとはラスボスのみですが、その前に2に引き継げる人については多少LV上げをしようと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ありがとう、青色1ご・・・イヤ、ポーション。

2006-03-22 01:19:45 | 雑記

皆様ごきげんよう。
今日の自分を褒めてあげたい、頑張りました黒猫でございますよ。

昨日の日記にも書きましたとおり、今日はやることがいっぱい。きっと全部はできないだろうなあと、やる前から諦めムードが漂っていたのですが(ダメじゃん)、なんかわりとあっさり起きることができ(最初の難関突破)、午前中にお花の展覧会に行き、帰りがけに図書館で予約本を回収し、そのまま食材を買って帰り、家で洗濯したり布団干したり夕食の仕込みをしながらDVDを観て、ジムに行ったついでにDVDを返して来ることができました!しかも今映画のレビューを2本書いたよ!人間やればできるんだね!!感動した!!(勝手にしてろ)
いやあ頑張った。通常の3倍は頑張った。もうシャアザク並みに頑張った。ザクとは違うのだよ、ザクとは(意味わからん)。

それでですね、今日は先日買ったFFコラボドリンク、ポーションを毒見・・・イヤ味見するつもりで、あまり美味しいという話を聞けなかったので、もし味がアレなら酒で割って誤魔化そうと思い、帰りにテキーラとかウォッカとか、そういう無色のスピリットを買おうと思ったのです。
・・・そしたら、並んだ酒瓶のすぐ横、ソフトドリンクのコーナーに、200円のポーション発見。な、なんだってーーー!!(※捜したけどスーパーは盲点で捜さず、やむを得ずコンビニでプレミアムボトル(\630)を購入していたのでした)
まあ今更どうしようもないので、「HP100回復?」というPOPのついたポーションの前で歯軋りしながらもウォッカを購入。夕食後、味見の前の撮影会と相成りました(写真)。左からウォッカのボトル、ポーションのボトル、そして中身をグラスにあけております。ちなみにこのグラス、吹きガラス工房でわたしが吹きました。えへ。プチ自慢。
グラスのことは置いといて・・・いやあ、話には聞いていましたが、青ッ。青雷のフリックも真っ青です。どうやら「青色1号」という、一部では発ガン性物質だとか名高い着色料が入っている模様で。・・・う~ん、青い。青いわあ。やっぱ青い食べ物ってなんか食欲をそそ・・・って、そそるかァァァ!!
・・・とか何とか、銀魂風に突っ込んでみたりしつつ、とりあえずお味見。

・・・ぬ・・・?

・・・え~と、え~と・・・。
何というか、青い色を裏切らないお味。ごめんなさい、わたしの乏しいボキャブラリーではそんな表現しか・・・。とりあえず、美味しいとは言えない、かな・・・。でもホラ、ポーションって言うなればおくすりだしね!良薬口に苦しって言うしね!とか何とか、好意的に表現しながらも、気づいたら手が勝手にウォッカを注ぎ足していました。もうね、豪快に。ポーションとウォッカ、1:1くらいで。
・・・そうしたらあら不思議、名前に惹かれて頼んでみたけど飲んだらハズレだったカクテルみたいなお味になったよ(笑)。個人的にはこのほうが飲みやすいです。そこまでして飲みたければ、の話ですが。

まあ、結論といたしましては、わたしはやっぱり青より赤が好き、という感じでしょうか。わたしの愛する赤い酒には少なくとも身体にいいとされるポリフェノールが入っているわけですし(笑)。

幻水もコラボ企画で何か食べ物でも売り出したらどうでしょう。グレミオシチューとか、ナナミアイス・・・はちょっと危険か。あ、じゃあチーズケーキファクトリーとかヨハンとか、有名どころの協力を仰ぎ、ゲオルグさんのチーズケーキを作ってはどうでしょう。売れないかな(笑)。


<きょうのPSP版幻水1状況>
108人集め損ねて途中からやり直していたのですが、どうやら今度は無事集まりそうです。それ以前に、ようやくモラビア城にひとりで行ける状況になり、長いことLV36、HP0で沈黙強いられていた坊ちゃんをひとりでジャッカル×3、エリート兵×2、ウィップマスター×1の敵と戦わせて華麗にLV96に。イエス、イエス、イエース!!長かった。ありがとう、青色1ご・・・イヤ、ポーション。君のおかげで目が覚めたよ(笑)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『プリティ・プリンセス2』

2006-03-22 00:13:08 | 映画

皆様ごきげんよう。黒猫でございます。

DVDで鑑賞しました映画の感想です。

『プリティ・プリンセス2 ロイヤル・ウェディング』

ごく普通のアメリカの女子高生が、実はヨーロッパの小国の王位継承者だった・・・という、『プリティ・プリンセス』の続編です。

前作から5年後。前作では高校生だったミア(アン・ハサウェイ)は大学院を卒業し、21才の誕生日に王位を継承するためにジェノヴィア公国へ赴く。しかし、議会の一部の派閥が未婚の女性には継承権がないと主張。その場合、ミアに次ぐ継承権を持つ議員の甥に権利があるという。現女王にしてミアの祖母クラリス(ジュリー・アンドリュース)は、誕生日までの30日で、ミアを結婚させようと、有望な家柄の男性を紹介し、王位を継ぎたいミアも表向きはそれに了承。しかし舞踏会で出会い、知らずに心惹かれた男性が実は自分のライバルとなる王位継承権2位の人物だと知ったミアは・・・?

というようなお話。

・・・あの。
あの、わたし、原作派なんです(=『プリンセス・ダイアリー』シリーズ(メグ・キャボット著、理河出書房新社)。
原作は日本では今6冊出てまして、その中ではミアは未だに高校生。そして、その総てを通じて前作の映画『プリティ・プリンセス』のラストでも結ばれた、親友のお兄さんマイケルにベタ惚れなんですね。・・・原作ではそうなんですが。

映画『プリティ・プリンセス2』では「マイケル?今はいいお友達よ」のひとことで片付けられています。

えぇぇぇぇ。

お友達よってアンタ。という心境です。しかも映画ではマイケル役は本当にその場面でサブリミナル的に映るだけ。もうね、その後ミアが誰を気にしようと「で?マイケルは?」という姿勢で観てしまうわけです。イヤ、結局最後までチラとも出なかったけど。
・・・イヤ、原作を知らなければこれはこれで楽しめるのかもしれませんが、原作を知っている人にとってはたまたま登場人物や団体の名前が被っただけの別の話にしか見えません。『1』を観た時も「かなり原作と違うなー」とは思ったんですが、それはそれでまだ原作の風味が残っていたんです。でも『2』はなあ。マイケルかわいそう(笑)。まあ、映画だけで考えても、『1』では散々苦労した末にようやくマイケルと両思いになって終わるのに、『2』ではもう過去の人扱いってのも・・・。ハリウッドスターの恋愛遍歴みたいですね(笑)。

そもそも映画ではミア役のアン・ハサウェイとおばあ様役のジュリー・アンドリュースが同格くらいの扱いをされていますからね。原作でもこのおばあ様はなかなか目立ったキャラクターなのですが、もっと話のわからないおばあ様です。眉毛は刺青だし(笑)、アル中気味だし。『渡る世間は鬼ばかり』で言うとキミ(=赤木春恵)的な目立ち方。・・・なんか微妙な例えになってしまいましたが、おらの言いてえことわかってくださいますだか。(わからん)
ジュリー・アンドリュースはやはり魅力的な人生の先輩的な感じですもんね。まあ、原作のおばあ様よりずっと素敵だからいいけど。『2』ではパジャマ・パーティで歌うシーンが素敵でした。

これはこれで面白かったことは否定しませんが・・・うん、でもやっぱ別の話だと思った(笑)。原作面白いですよ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『サウンド・オブ・サンダー』

2006-03-21 23:33:28 | 映画

皆様ごきげんよう。黒猫でございます。

昨日、『サウンド・オブ・サンダー』の試写会に行って参りました。レイ・ブラッドベリ原作のパニックSF・・・かな。

2055年。先端企業、タイム・サファリ社では、タイムトラベルが可能となっていた。とは言っても、一度に過去に行けるのはスタッフを除くとふたり程度。スーパーコンピュータ、TAMIの力で6500万年前に時間軸を定め、沼に溺れ、更に噴火の巻き添えになって死ぬ運命の恐竜を、その直前に狩るという趣向のツアーを組み、金持ち相手に好評を博していた。しかしTAMIの開発者、ソニア博士(キャサリン・マコーマック)はこのタイムトラベルは過去を変えてしまうおそれがあるため即刻中止すべきだと主張する。
その警告に従わず、客を伴ってツアーに出た古生物学者のトラヴィスは、いつも通りの手順を踏んだにも関わらずアクシデントに見舞われ、危機一髪で現代に戻ってくる。タイムトラベルには、何も変えてはいけない、過去から何か持ち帰ってはいけない、過去に何か残してもいけないという三つの厳しい規則が設けられていたが、アクシデントの際何か不手際があったらしく、トラヴィスらが戻った翌日から植物が異様な速度で成長し始めた。ソニア博士によると、タイムトラベル時に誰かが何かを持ち帰ってきたせいで過去の歴史に変化が生じ、以後まったく異なる進化が起きたようだ。
進化の波は段階的に生物を襲い、まず植物、知能の低い生物、そして最終的には人間に及ぶという。原因を探るうちにもより凶暴に進化した動物が次々と人間を襲うようになる。トラヴィスたちは原因を究明し、進化を元通りに戻すことができるのか・・・?

というようなお話。
いやあ、面白かったです。なんか予想と違いましたが。もっと小難しいSF論が展開されるのかと思いきや、どっちかというとアクションホラーゲームの様相を呈していました。バイオハザードとかあんな感じ。
最近の映画のCGは本当にすごいですが、この映画もすごかったですよ。サルと恐竜を併せたような進化を遂げた生き物の凶悪な顔ったらすごかった(笑)。半ば以上はこういうモンスターを避けたり撃退したりしつつ、どこぞのポイントまで移動する、というアクションがメインだったと思います。アクションゲームにしたら面白いよきっと。登場人物、殆ど皆科学者のはずなのに体力あるなあとかどうでもいいことを思いました(笑)。
あと社長役のベン・キングスレーの憎らしいこと(笑)。こういう役をやらせたら最強だと思います。

原作者のレイ・ブラッドベリは叙情的な作風で有名な方なのですが、原作もこんな話だったんだろうか・・・?映画化ということで最近単行本が出回っているので、近々読んで確認したいと思います。多分かなり違う話なんじゃないかなあ(笑)。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

頑張ってみます。

2006-03-21 00:48:57 | 雑記

皆様ごきげんよう。
現在母がウズベキスタンに旅行中の黒猫でございますよ。ウズベキスタン。

黒「ウ、ウズベキスタン・・・何があるの?」
母「さあ」
黒「どのへんにあるの?」
母「さあ」
黒「何しに行くの?」
母「旅行」

・・・そんなこんなで母は出かけていきましたとさ。我が母ながら、この人を突き動かしているのは一体何なんだろうと思います。今ごろ何をしてるやら。
別に旅行は行ってきてもらって構わないのですが、その間家事の負担がわたしにかかってくるわけでして、それも覚悟していたのですがどうも読みが甘かったようで。ああう。

今日~明日にかけて、自分の欲求を満たすとともに、家事をすべてやり遂げることができたら一日だけわたしは神と名乗ろうと思います。

まずこのあとすぐレンタルDVD一本鑑賞、睡眠後午前中に日本橋にお花の展覧会を観に行き、戻って家事をしてからジムに行く(順不同)。ジムの帰りがけに図書館から本を取ってきつつ食料調達。帰ってきたら今日観た映画『サウンド・オブ・サンダー』のレビューを書き、FFポーションの画像を取る。あともう一本DVDを観る。翌日朝出勤前にDVDを返却しておく。

・・・全部できたらゼッタイ神。

まず、朝起きられるか否かですべてが決まります。ああああ、本当はゆっくりする予定だったのに・・・!
そんなこんなで今からわたしは頑張ります!雨なんか降ったら呪いますよ(アイクさんか)。


以下、取り急ぎ私信を。

・4989ゴロリクを下さり3/20にひとこと下さった方
ひとことありがとうございました!かなり前に頂いたリクエストでしたのに遅くなりまして申し訳ありませんでした!まだ見ていてくださるだけで光栄でございます。ホントのろまですみません。
アイクさん、やはり意外でしたか・・・わたしも大好きなんですビ城メンバー。お気に召して頂けたようでほっとしました~。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

強風ハロー注意報

2006-03-20 00:23:05 | 雑記

皆様ごきげんよう。黒猫でございます。

本日、彩の国はえっ何これ飛ばされる、カンザスからオズの国まで飛ばされちゃう!と思ってしまうような強風に見舞われておりましたよ(『オズの魔法使い』シリーズ大好きです)。ホント何アレ。びっくりした。家の中でも風がビュウビュウ吹き荒れる音がすごかったですが、外に出たらもう無理ごめん許してと思いました。しかし今日はおそらくわたしのあとにも予約者がたくさんつかえているであろう『水滸伝十九』の返却期限だったし、昨日の暴飲暴食の結果が我が血肉となるのを少しでも妨げようと思うならジムに行かねばならなかったのです。
だから頑張って行って来ました。でもハードコンタクト着用では一瞬で目潰しをくらって動けなくなりそうでしたので、ものすごく久しぶりに眼鏡で出かけました。それでも明らかに目にゴミが入りまくったよ。

ところでわたしは高校生くらいまで「強風波浪注意報」を「強風ハロー注意報」だと思っていました。強風よこんにちは、みたいな。・・・おめでたい高校生でした。まあ、今もおめでたいですが。

こんな天気だからきっとジムはすいてるだろうと思ったらかなり混んでました。もう、このジムの会員根性ありすぎる。わたしは出かけたのが遅かったので思う存分は運動できませんでした・・・ああ、身体が重い。


昨日一昨日と飲み歩いたわけですが、昨日は幻水サイトつながりでSさんとYさんと飲ませて頂きました。というか食べさせて頂きました。(SさんYさんお世話になりました!)

ものっすごい食べた。今日はサラダだけで充分な程度には食べた(笑)。メキシコ料理だったのですが、すごく美味しかったです。(Sさんご紹介ありがとうございました!)
メキシコ料理はソース次第で結構辛くできるのが好きです。なんかオレンジ色のソースをかけたらとってもスパイシーになって嬉しかったですよ。でもだからといって調子に乗って食べ過ぎた感は否めないです(笑)。あんなに満腹になったのに飲み足りないとか思った自分はどうかと思いました。

ところでご一緒させて頂いたおふたりは幻水5をプレイ中でして、未プレイのわたしに色々なことを教えて下さったのですが一体どこまでが本当なんでしょうか。Sさんが幻水5のエルフはKABA.ちゃん似だと言えばYさんはいや宇宙人似だと言うし、ゲオルグの初期装備はタンクトップと長靴だとか、街の中にコンビニがあるとか、ファレナ女王国は場所的に言うと築地の近くだとか、その他諸々。

幻水5、一体どんなことになっちゃってるんですか。

非常に気にはなりますがとりあえずPSPで幻水1をやる日々でございます・・・。もうちょっとお値段が下がったらやりたいです(笑)。

明日もこんな強風だったらどうしてくれよう・・・あれだけの風だと止まる電車あるんじゃないでしょうか。勘弁してください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『竜とわれらの時代』

2006-03-19 23:56:56 | 

久しぶりに小説の感想です。

『竜とわれらの時代』(川端裕人著、徳間書店)

片田舎の祖母の家に預けられた高校生の兄弟、大地と海也は、近所の山で大型獣脚類の恐竜の化石と思われるものの一部を偶然発見する。その場に居合わせた大地のクラスメイト美子に、「将来専門家になって掘り出せるようになるまで誰にも言わないでおけばいい」と言われ、そのことは三人だけの秘密になる。
長じて大地はアメリカに渡って古生物学の院生となり、博士論文のために故郷の山を訪れ、発掘を試みる。祖母の家で農業を継いだ海也、その妻となり地元の役場に勤める美子、更に大地の指導教授にして古生物学の権威のマクレモア教授、発掘資金を提供するという謎の財団、地元自治体の権威争い、原発から消えた燃料棒を追う新聞記者の大地と海也の父親などが絡みつつも、とりあえず発掘がなされたものの、ある日それらが盗まれ・・・?

というようなお話。
恐竜に興味がある人にはかなり楽しめる作品かと思いますが、そうでない人はちょっと辛いかな・・・?
とにかくテーマが広い。最初は大地と海也が美子を巡ってドロドロ争うのかと思いきや、あっさり海也の嫁になってるし(笑)、この美子の勤める役場と近隣のふたつの地方自治体の町おこし的な利権を巡る争いとか、アメリカでは指導教授がテロの対象になったりとか、キリスト教の原理主義者とそれを認めないイスラム教徒の争いとか、もうどんどんどんどん話が広がっていきます。
正直エヴァンジェリスト(キリスト教原理主義者)の団体による学説の捻じ曲げなんかはちょっと非キリスト教徒にはどう考えても受け入れがたいよとは思いましたが、おおむね楽しめました。
一番好きになってしまったキャラクター、大地と海也の父親で新聞記者の忠明が、話が進むにつれて大活躍したのが嬉しかったです(笑)。彼は原発絡みのネタを追う新聞記者で、一度は色んなことに嫌気がさして、離婚して子どもの養育すら自分の母に任せっきりの燃え尽き症候群っぽい中年オヤジなんですが(笑)、そこから再び復活する姿がもう。ツボでした(笑)。
なのにラスト、あんなことに!キィ~(笑)。こればっかりは読んでみて下さいとしか言いようがありませんが。

登場人物が皆非常に人間臭く、悪役もどうにも憎みきれない感じでよかったです。特に大地と海也のおばあちゃん、文ばあというキャラがよかった!途中から地元で祀られている竜神様の堂守として山に住むようになるのですが、ラストではとある式典に参加するために山を降りて来て、娘の頃に踊ったという「かんこ踊り」という踊りを披露します。非常に爽快感のあるラストだなあ、好きだなあと思い、あれこれなんかに似てないか?と思ったら、インド映画的エンディングだと気づきました(笑)。皆で踊って終わり。最高だね!(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

更新しました。

2006-03-19 15:01:48 | サイト関係

皆様ごきげんよう。昨日の飲みでは自分史上に残る勢いで食べました黒猫でございますよ。・・・うーん、体重計に乗るのが怖い。

今更ながら更新しました。ホワイトデーSS「日頃のご愛顧に感謝をこめて」。ゲドクイです。
・・・なんかもう、タイトルからしてちゃんと考えたのかと問い詰めたくなる雰囲気が漂っていますが。これでもちゃんと考えました。これがわたしの小さな脳みその限界です。ごめんなさい。

しかし、最初はどうにかホワイトデーに間に合わせよう間に合わせようと思ったせいか、考えすぎたらしく努力の方向を間違えた感じに仕上がりました。ごめんなさい・・・。
それにしてもジュリエットで最高評価をもらえるのはイクなんですねー(※攻略本情報)。見たことないや(笑)。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

意外とおとなしく飲んできました。

2006-03-18 01:59:32 | 雑記

皆様ごきげんよう。一週間お疲れ様でございました。友達のお誘いで意外とおとなしく飲んできました黒猫でございますよ。イヤ、いつも暴れるとか、そういう事実はありませんよ?(笑)

今日は例によって地元で飲んだのですが、2軒目が初めて行くお店でした。オープンしたてだったせいか割引があってよかったです。わりと料理が出てくるのも早いし、個室だし、ワインの種類が少ないことに目を瞑ればなかなかいいかも。2軒目としては、ですが。1軒目はもちろん8時までは女性グループに限りカクテル半額のお店です。酒飲みにとっては最強だよ、ここ(笑)。パナマというカクテルを初めて飲みましたが甘くて美味しかったです。気に入りました。

実はこの2軒目の居酒屋、オープンしたての新しいビルに入っているのですが、このビルに入っていて同時オープンしたスポーツクラブが非常に気になります。岩盤浴が常設だそうで。やってみたいんですよね・・・ジムでできるなんていいじゃないですか。優雅~。
しかし難点がひとつ。このジム、プールがないんですよ・・・わたしとしては非常にマイナスポイントです。夏の暑い時期とか、やる気がない時とか、プールで申し訳程度に泳いで自分を騙しているわたしにとってはプールがないのは辛いです(笑)。
でもこのジム自体は新しいし綺麗そうだし岩盤浴やってみたいしで気になるので、一度ビジターでいいので利用してみたいなあとは思います。ビジター料金いくらなんだろう。


ところで今日『竜とわれらの時代』(川端裕人著、徳間書店)を読み終えました。面白かった!!恐竜好きならもうどうしようもなく胸躍らされる作品でした。レビューする予定ですが、今ちょっと頭がふわふわしているので(笑)明日あたりに。

SSの更新も、明日飲みに行くまでに(また行くのかよ)時間があれば是非。ゲドクイでホワイトデーSSのつもりで書いたのですが、あんまりホワイトデー関係ないかも(笑)。

では今日はとりあえず寝ます。明日は明日の風が吹くでしょう(気象予報士か)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする