満月と黒猫日記

わたくし黒猫ブランカのデカダン酔いしれた暮らしぶりのレポートです。白い壁に「墜天使」って書いたり書かなかったり。

4/7 GOLD GLIDER TOUR 胸に刺さる(物理的な意味で)

2012-04-09 04:51:27 | 音楽

皆様ごきげんよう。両足と左腕が心地よいとは言い難い筋肉痛に苛まれている黒猫でございますよ。oh…

何故そんなことになっているかと申しますと、土曜日、念願のバンプのライブ、GOLD GLIDER TOURの初日に行ってきたからです。そして今日は今日で渋谷と池袋で買い物したあとジムにも行っちゃったからです。常のわたしにあるまじきアクティブぶりですが、土曜のライブで体力は大事だと改めて実感したので。(真顔で)

さて、今更ですが、土曜のライブの件を!ヒャッハァー!

※今日マジ長いよ!あとバンプに興味ない人にはだいぶ意味ないよ!そのあたりをご了承の上お読み下さいますようお願い申し上げます。



前回の日記でも書きましたが、前日、意味のわからん興奮と緊張でなかなか寝られず、結局当日も「っべー、実質2時間しか寝てねーわー」状態での参加となりました。最初からヤバい。よいこはちゃんと寝るようにしてね!

しかし日頃の生活の乱れのおかげか(なんだそれ)睡眠不足も全然こたえず、一緒に参加する友達との途中駅の待ち合わせにもオンタイムでつきました。友達もわたしに劣らず朝からハイテンション。まだ全然目的地には遠いのに、電車内の客を見ては「アレもライブ行く人かな!仲間かな!?」などと囁き合う始末。

ライブの開始は18時ですが、グッズ販売が13時~とのこと。前回のライブハウスツアーの際、チケットは取れなかったもののグッズだけ買いに行った時に相当並んで、しかも結構売り切れもあったという経験を元に、ガッツリ並ぶつもりで早めに待ち合わせをしたんですが、わたしも友達も幕張メッセに行くのが初めてだったので、途中乗り換えチャンスがあったにも関わらず、結局京葉線を各駅停車で行ってしまったため、やたら時間がかかりました。海浜幕張駅は南船橋よりも奥なのね。覚えた。

で、なんだかんだで現地に着いたのは10:30頃でした。

なのに、既に人がゴミのようだ。何これコミケ?

ライブハウスツアーの比じゃあない。そもそも会場のキャパが違うので仕方ないっちゃあ仕方ないんですが、でもやっぱりびっくりしたわ。最後尾のプラカードを掲げたスタッフの指示に従って最後尾につきましたが、わたしたちの前に何人並んでいるのやら数える気にもなれない人数が既にいました。そもそも先頭がどこなのかもわからない状態。こりゃコミケだわ、と思うわたしの横で、友達が「すんごいね、こんな行列並ぶことってないよねえ」と言っていましたが、(※この子は非オタ)わたしは内心で「わたし割と並んでるわ」と思いました(笑)。ホント今年は行列する運命なのかね。

11:40頃メンバーが会場に来たのか、歓声が上がって一定箇所への人口集中がありましたが、わたしの位置からでは詳細は見えませんでした。残念。
しかし一人で並んでいるより時間を分かち合う人がいるとやはり時が経つのも早いもの。ライブへの期待感でテンションも高かった分、苦になりませんでした。この行列は屋外だったので、晴れてよかったわ。

行列が凄まじいせいか、予定時間の20分前くらいから列が動き、メッセの敷地内に入れました。
まずはグッズ販売に並ぶわけですが、そこへ至るまでの広場に、今回のツアーで使用するらしいトレーラーが。わお。全3台。



グッズ売り場に入ってからもポールで仕切られた長蛇の列に小一時間並びました。しかしこの売り場の壁の向こうは会場のようで、たまにリハの音が漏れ聞こえてきました。で、FF零式で使われた「ゼロ」のイントロが流れた時には長蛇の列騒然でした。「ゼロ」やるんだ、やったぁ!と。

で、待っている間に何を買おうか色々考えたんですが、今回はTシャツ(ブルー)とTシャツとピンズのセットを買うことにしました。(グッズラインナップはこちら

わたしは前回のツアーで結構色々買ったので、前回ツアーのTシャツ装備のうえ、タオルも持ってきていましたが、やはり今回のグッズを買ったその場で着てライブに臨む人が多かったですね。次のライブには今回買ったシャツで行くわ。

買うものを買ってからロッカーへ。満杯なようなら駅付近などでも探す心づもりでしたが、余裕で開いていました。よかったぁ。
しかしこのロッカー、1回500円な上、全部百円玉で要求してきやがりました。っべー、百円玉5枚とか持ってねーし、と思い、両替を兼ねて腹ごしらえをすることにしました。正直場内のフードの売店には全然期待していなかったんですが、予想を裏切るエスニックフードの充実ぶりに黒猫さん大興奮でした。

その結果がこれだよ!!



チキンカレーとナン。確か\600。
ケバブサンドとかタイ料理っぽいのとかもあったんですが、ちゃんとナンをその場で焼いているのを見てしまったからにはカレー食べないわけにはいかないよね(笑)。
今年一番マイルドなカレーを食べました。自分ではまず選ばないマイルドさでしたが、美味しかったわ。友達はトマトの煮物を食べてました。(トルコ料理?)

で、ロッカーの鍵を閉める前に、着替えなどを全部済ませて荷物も全部しまって、ライブ会場に入るだけの状態にしてしまわないといけないわけですが、どうにも微妙な温度。半袖じゃ明らかに寒い。わたしは長袖ボーダーの上にツアーTを着ていたんですが、この上に更にパーカーを着るかどうかで迷いました。これから外で待たされるならそれでいいけど、いざライブが始まったら絶対暑い。迷いましたが、タオルをストール代わりにすれば外でも多分耐えられるだろうという結論に落ち着きました。

服装を決めて着替え、ロッカーを閉めてからもすぐには入場列に並ばず、食事の時に呑んだワインの瓶(※友達が持ってきていたミニボトル)を捨てられる場所を探しに一度会場を出て駅方面へ。瓶モノは危ないので会場では販売自体していない(紙コップ等に移して提供)そうで、捨てられるところもありませんでした。成程、次回はペットボトルに詰めてこよう、とひとつ学習。
駅周辺には食事できる店もたくさんあるので、最初からこっちに戻ってもよかったのかも。ま、何事も次回に活かすことにして、無事瓶を捨てられるゴミ箱を見つけて捨ててから会場に戻り、入場の列に並ぶことにしました。

あ、その前にトレーラーをもう一回撮りました。



ドットバンプとニコル君(※搬入部に描かれた猫)。きゃわいいな!


今回のライブは席(まあスタンディングなんだけど)がAからCまでのブロックに分かれていて、その中で更に1~3に分かれていて、席によって入場時間が違いました。わたしたちは残念ながら一番ステージから遠いブロックのC1でしたが、いざ並びに行ってみると、運のいいことに待機列は屋内でした。他のエリアだと外で待たされている人も居たので、もうこれだけCでよかった、と思いました。寒くない。ライブ前に風邪引いたら意味ないもんね。

ここで小一時間待ち、いよいよ開場。

今回のライブは座席指定ではなくオールスタンディングのブロック指定です。つまりみんな立って観るわけです。わたしはスタンディングのライブに参加するのは初めてだったので、参戦前に一応ネットでマナーを調べて、極力モノを持たず(周囲の迷惑になるから)、アクセサリーの類は一切せず(揉み合ってぶつかったら怪我のもとだから)、長い髪は邪魔にならないよう頭皮に沿うようにバタフライクリップでまとめて(周囲の迷惑になるから)、勿論動きやすい靴とパンツという、自分で思いつく限りのマナーを尽くして臨みました。

が。

いざ陣取ったのは、エリア内での前から3列目くらいの場所で、なかなかいいじゃん、と思ったんですが、わたしの前に居た女性がセミロングの髪をなびかせ、フランスの中学生が持っていそうな四角い革のバッグを背中に背負っていました。

えー?何ソレえー?よりによってなんで四角いの?そして何で割とバッグのストラップ緩めで身体から離れてんの?跳ねたら超邪魔じゃね?と思ったんですが、どんどん人が入ってくるし、今からこれ以上よい場所を取れそうにもないと思い、結局その位置で観ることに。

ここから始まるまでも結構待たされました(90分くらい)が、友達ともどもそわそわしすぎて割と平気でした。何故か会場内に流れる音楽がボレロで、それが延々とリピートされるので、「あと何ボレロ?」「2~3ボレロくらいじゃね?」などと言い合いつつ、目前の通路を通るお客さんたちのツアーTの着こなしを眺めたりしているうちに、ライブスタート。

演奏曲は以下の通りでした。

・三ツ星カルテット
・宇宙飛行士への手紙
・分別奮闘記
・ゼロ
・Stage Of The Ground
・友達の唄
・Smile
・グッドラック
・ハルジオン
・車輪の唄
・sailing day
・星の鳥
・メーデー
・イノセント
・supernova
・beautiful glider
・カルマ
・天体観測

・アンコール1 魔法の料理 ~君から君へ~
・アンコール2 K


・・・もうね、素晴らしかった。その一言に尽きます。

オープニングはスクエニに依頼したのか?と思われるようなCGで幕を開けました。凝ってたわぁ。

Cという、ステージから一番遠いエリアだったので、正直肉眼ではほとんど見えなかったんですが、それでも実際にこの目で拝見しました。
一緒に行った友達はバンプのメディア露出の少なさから「あの人たち実はバーチャルな存在なんでしょ、実在しないんでしょ」とか言い出す始末だったので、生身を肉眼で確認して「実在した!実在した!!」と言ってました(笑)。よかったね!

なのでほとんどは場内に設置されたスクリーン越しに観ましたが、音は生。いやあ感激しました!藤君(ボーカル)はライブでは結構アドリブを入れてくるのを過去の動画で見ていましたが、実際現場でやられるとぞくぞくするね!やだ、CDと違う!そう来るの!?そっちに跳ねちゃうの?みたいな。
生で聴くのは初めてだったんですが、びっくりするほど音を外さないね藤君。生なのに。最後の最後まであの声の伸び、すごいと思います。

やはり最新アルバムの「COSMONAUT」中心の演奏になるんだろうな、と思っていたんですが、予想以上にそれ以外の曲をたくさん演奏してくれて、本当に嬉しかったです。stage of the groundが来た時の興奮と言ったらもう・・・!大好き!

途中、車輪の唄とsailing dayの時に、まさかのステージ移動があり、正面が90°変わって、Bブロックが一番見える位置という感じになったんですが、残念ながらこの時はみんなが移動しまくったのと位置が悪かったのとで、全くメンバーが見えませんでした。ぎゅうっぎゅうだったよ。

まあ、直接は見えなくてもスクリーンで見られるのでそれはそれでよかったんですが、みんなの押し合う方向が変わったせいで、前述の女性が背負った四角いバッグがモロにわたしの右胸に刺さる格好になりました。

それでもッ!わたしは!跳ねるのをやめないッ!(ジョナサン・ジョースターの口調で)

ああ、バンプの演奏が胸に刺さる。あと、隣の人のバッグも胸に刺さる。(※物理的な意味で)
やったことないけどマンモグラフィー(乳がん検査の一種。胸を押し潰す)ってこんな感じかな、と思いました。満員電車よりキツかった。



演奏はすべて予想を超えるクオリティなのに、MCの微笑ましさといったらもう。

基本のMC進行はチャマ(ベース)で、彼はトークが上手いので如才なく進みましたが、他の人、割と時間経過するまで全然喋らなかったもん。藤君(ボーカルギター)のトーク第一声は「幕張ー!」だった(笑)。そのあとも何度かMCがありましたが、「恥ずかしい」って何回言ったの藤君(笑)。あとヒロ(ギター)も。人前トークが一番ダメなのかこの人なのかもしれません。炭水化物ばっかり食べてちゃダメですよ。
ラジオでは常に冷静な司会進行役の升君(ドラム)は、ヘッドセットをしていて手元にマイクがないせいであまり喋りませんでしたが、思っていた以上に喋っておどけてくれました。
みんなホントにいいキャラクターです。大好き!!

あと、特筆すべきはsupernovaですね。
チャマが煽った手を振る動作が客席に瞬く間に浸透して、みんなで夢中で手を振りました。「らんらーららーらー」の一連のフレーズはまさに客席とバンプとの掛け合いになり、ぞくぞくしたわ。いい曲だってもともと知ってたけど、ますます好きになっちゃった。

しかもこのフレーズと動作、一度すべてが終了してメンバーが退場してから、自然発生的に客席からあがって、アンコールを促す歌声としてみんなで歌ったんだよ!この一体感何!?そしてそれに応えて衣装チェンジして出てくるメンバーったら・・・!何それあざとい!

アンコール、「魔法の料理」もすっごくよかったですが、「K」はわたしがバンプに嵌ったきっかけの曲で、とても思い入れがあるので、本当に嬉しかったです。生で聴ける日が来ようとは!!

スタンディングで割と位置がぐちゃぐちゃになりやすかったせいで、途中から友達と離れ離れになってしまい、友達は最初横に居たのにどんどん後ろに流されたようで、最後のほう、振り返ってもすぐには見つけられませんでした。一緒にいなくてごめんね・・・。
でも友達は背後からずっとわたしを見ていたようで、「ノリ方がひとりだけ超激しかったのですぐわかった」と言われました。す、すいませ・・・。
だってわたしCDとして出ている曲なら知らない曲ないもの。なので、イントロだけで「○○キタアアアア!!!!」とすぐ曲名がわかるのです。ね、簡単でしょ?
でもライブなので、聴いたことのないリフから曲につながるものが多く、次に何の曲が来るのかすぐには判断できず、それはそれで面白かったです。

兎にも角にも本当に楽しかったです!!バンプの皆さんありがとう!!
次は7月!楽しみ!!


スタンディングのライブに初めて参加しましたが、頼むから荷物は預けて髪は結んでくれよロッカー代出してやるし髪結んであげるからと思いました。マジ胸に刺さった、物理的な意味で。髪の毛超貼りついたし引っかかった。
観客が密着して立つ上、跳ねたり腕を振り上げたりするんだからさ。あの背負ったバッグがなければもう一人くらい隙間に入れたと思うよ。

あと、途中で気分が悪くなって搬送される人が結構いました。みんな前日によく寝て(2時間しか寝てないお前が言うな)、水分取っておくべき!喉は乾いたものの最後まで平気で持ちこたえましたが、体力って大事だなと思いました。
途中、メンバーによるMCで会場が明るい時に近くで気分が悪くなった人がいて、周囲の人がスタッフの注意を惹こうと呼びかけたんですが、こっちを向いているくせに全然気づいてもらえず。誰かがスタッフの名札を見て名指しで「○○さん!ちょっと!」と呼びかけたんですが、それでも気づいてもらえない場面がありました。どういうことなの。
誰が気分悪いのかわたしの位置からは不明でしたが、わたしも「ちょっと、スタッフさん!!病人!!」と呼びかけ、何人かで呼びかけてやっと気づいてもらえました。
何これスタッフ無関心すぎ。まあ最終的には気づいてもらえてよかったけど。



ライブ終了後、一番後ろのCブロックだったので一番最初に退場できたんですが、退場口の明確な案内がなく、右往左往してしまいました。でもライブ後の興奮で責める気にはならず。
人混みに流されつつロッカーに行き、できればその場で汗だくの服を着替えたかったですが、人が多過ぎたためコートを着てさっさと駅へ。規制退場にしているせいか、駅はそれほど混雑せず、スムーズに帰路に就けました。

マナーについて言いたいことはありましたが、大きなトラブルもなく、その後寄り道してメキシコ料理屋で飲みながら思うままに語り合い、終電で無事帰宅しました。楽しかった!!!!
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