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●独自 税制議論が始動 給与控除の公明「独自案」判明 ・自民党の税制調査会はきょう、来年度の税制改正の議論を本格的に始めた。中でも最も注目は給与所得控除だ。働き方の多様化に合わせてフリーランスで働く人の税の負担を軽くするため、所得の多い会社員の負担を重くするものだ。しかし、どれほどの年収の会社員から税の負担を重くするかで与党内で調整が行われている。こうしたなか、自民党と連立を組む公明党の税制改正のキーマンである斉藤税制調査会長がWBSの取材に対し、年収1千万円以上の会社員を対象に税負担を重くするべきとの考え方を示したうえで、年収1千万円以上の会社員は段階的に給与所得控除をなくしていくべきとの考えを示した。年収1千万円を超える会社員には自民党以上に負担を求める形だ。斉藤税調会長は、都市部では年収800万円程度の会社員は中間層だとしている。
●北朝鮮兵士の亡命 「緊迫の瞬間」映像を公開 ・先週13日韓国と北朝鮮の軍事境界線がある板門店で北朝鮮の兵士が韓国に亡命し、銃撃された事件で国連軍司令部がその時の様子の映像を公開した。映像には逃げる兵士の乗る車が猛スピードで走る様子や、車から出てきて韓国に亡命する姿、それを阻止しようと北朝鮮の警備兵が銃撃するシーンが映し出されていた。国連軍司令部は会見で「北朝鮮軍が軍事境界線を越えて発砲したことは停戦協定違反だ」としている。また、負傷した兵士が入院している病院も会見し、兵士の容体は安定していることを明らかにした。
●ゾゾタウン新戦略 自社ブランド展開の武器は… ・ファッション通販サイト「ゾゾタウン」を運営するスタートトゥデイは、あるスーツを無料で配布する新たなサービスを発表した。そのスーツとは、ウェットスーツのように全身を包み込む「ゾゾスーツ」。内臓された伸縮センサーで全身1万5千ヵ所の体の寸法を瞬時に測ることができるというもの。スーツはスマホアプリと連動し、情報を保存することで自分の体にあった商品の検索などに役立て、機能を充実させる狙いだ。スタートトゥデイはゾゾスーツをゾゾタウンの会員ユーザーに無料配布。新たに立ち上げるプライベートブランドでも活用し、ファッションECの課題である服のサイズの不安を解消し、「究極のフィット感」の提供を目指す。
●高齢者介護 人手不足対策で正社員化の波 ・人手不足に悩む介護業界…その原因の一つには「賃金が安い」ことがあげられる。そんな中、介護事業を手掛けるパナソニックの子会社は、有期雇用のパートタイムの従業員を、「時間制正社員」に転換する制度を導入すると発表した。対象は、1年以上勤務したパートタイム従業員で、希望すれば来年4月以降「時間制正社員」になることができる。時間当たりの給料は、1~2割引き上げられて正社員並みの水準になり、退職金制度も利用できる。働く時間帯はこれまで通り選べるが、週20時間以上の勤務が条件だ。人件費の増加が見込まれるが、中長期的には良質の人材を集めることができ、経営にプラスだとしている。さらに高収益の独自の介護サービスを提供する新たな施設を、12月に都内でオープンさせる。センサーで入居者の睡眠状態を分析して、体調管理などに生かすもので、月に追加で約12万円かかる。一体どんなサービスなのか!?
●格安スマホ シニア狙い「お試し」貸し ・現在国内でメインで使われているスマートフォンのキャリアは、大手3キャリアだけで約8割を越えている。一方、格安スマホなどに代表されるMVNOのシェアはまだ約8%にとどまっている。そんな中、格安スマホ事業を手がけるトーンモバイルが、格安スマホを無料で貸し出すサービスを発表した。スマホになじみのないシニアをターゲットにしている。貸し出しの手続きは10分ほどで完了。Tカードに住所などがひも付けられているため、手続きを簡単にすることができる。12月上旬からTSUTAYA約30店舗で順次開始する予定だ。更にシニアを取り込むために、調剤薬局でもらえるおくすり手帳を読み取り、薬の飲む時間をアラームで知らせる機能もつけた。スマホを使いこなせるか不安というシニア層に使いやすさと機能でアピールする狙いだ。
●【白熱!ランキング】地獄 ・恐れられてきた地「地獄」が、いま地獄が人気だ。美術書だけでなく本や漫画も登場。体感できるテーマパークでは来場者数も増えている。10位 大涌谷(神奈川 箱根町)9位 川原毛地獄(秋田 湯沢市)8位 全興寺(大阪市)7位 太宗寺(東京 新宿区)6位 六道珍皇寺(京都市)5位 登別地獄谷(北海道 登別市)4位 賽の河原(新潟 佐渡市)3位 千本ゑんま堂(京都市)2位 立山地獄(富山 立山町)1位 別府地獄めぐり(大分別府市)取材先:太宗寺、富山県立博物館、大正大学
●天皇退位 19年4月30日有力 ・2つの案が検討されていた退位の日取りについて、有力案が固まった。天皇陛下の退位の日取りを2019年4月30日とし、皇太子さまが翌5月1日に新天皇として即位し、元号を改める案が有力になったと、きょう、政府関係者が明らかにした。政府は皇室会議を来月1日に開き、早ければ来月5日の閣議で退位の日取りを決める方針だ。退位に関しては2019年の3月末とする案も検討されていたが、統一地方選や予算案の審議と重なる時期のため静かな環境が確保できないと判断した。
●大和ハウス「未来の家」来年発売 ・IoTやAIを使った未来の家が発表された。大和ハウス工業がグーグルのAIスピーカー「グーグルホーム」を活用し、住宅設備や家電をつないだ「つながる家」コネクテッドホームを公開した。一つの言葉で複数の家電を動かす設定が可能で、例えば「家を出る準備お願い」と言うと、カーテンが閉じて、ロボット掃除機が動き出す。グーグルと連携したコネクテッドホームが実現するのは、これが初めてということで、大和ハウス工業は、来年1月に販売を始める予定だ。
●眞子さま 18年11月4日結婚式 ・婚約が内定している秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんとの結婚式が、来年の11月4日に東京・千代田区にある帝国ホテルで行われることが決まった。宮内庁によると日取りについては、小室さんの仕事なども考慮して日曜日に行うこととし、招待者などについてはこれから決めていくという。
●森友問題「値引き根拠不十分」 ・学校法人「森友学園」に国が国有地をおよそ8億円値引きして売却した問題で、会計検査院は、「値引き額の根拠が不十分」とする報告書をまとめ、国会に提出した。報告書では、国が値引きの根拠として見積もった、ごみの量は過大で「算定の際に慎重な検討を欠いていた」と結論づけている。これに対して、野党は来週開かれる衆参の予算委員会で徹底追及する構えだ。
●動きを旋律に変換 ダンスで演奏するコンサート ・AI=人工知能を使うことで、楽器を直接「弾く」のではなく身体の動きで演奏するちょっと不思議なコンサートが今夜開かれた。都内のコンサート会場。ピアノはあるが、演奏者の姿は見えません。ピアノを「弾いて」いるのは、ダンサーだ。背中と両手、両足首の5ヵ所につけられた4種類のセンサーが、身体の動きを感知する。その動きのパターンをAIが解析し、動きに合わせた旋律をピアノに演奏させる仕組み。足の動きには低い音、手の動きには高い音など、自然な表現を組み合わせながら、数十種類のフレーズを演奏できる。この日は8人の管弦楽団との共演を見事に果たした。コンサートは、東京芸大にヤマハが技術協力したもので、新しい楽器演奏の形として広がる可能性があるという。
●【トレたま】360°確認できるヘルメット ・【商品名】Cross Helmet X1【商品の特徴】ヘルメット後方にカメラが内蔵。その映像が前面のディスプレーに表示されるので360°目視が可能になる。【企業名】Borderless【住所】新宿区新宿5-10-1 スカイビルディング702号【価格】未定【発売日】18年末発売予定【トレたまキャスター】北村まあさ
●明日の経済と解説・【コメンテーター】伊藤元重氏(学習院大学 教授)
●番組の見どころ 11月23日(木)・山一証券の経営破綻から、24日でちょうど20年。「社員は悪くありません」と記者会見で訴えた当時の社長と、その社員らの「その後」を取材した。韓国で、子供の胃に穴が開くなど「食」をめぐる事故が相次ぐ背景とは。
●独自 税制議論が始動 給与控除の公明「独自案」判明 ・自民党の税制調査会はきょう、来年度の税制改正の議論を本格的に始めた。中でも最も注目は給与所得控除だ。働き方の多様化に合わせてフリーランスで働く人の税の負担を軽くするため、所得の多い会社員の負担を重くするものだ。しかし、どれほどの年収の会社員から税の負担を重くするかで与党内で調整が行われている。こうしたなか、自民党と連立を組む公明党の税制改正のキーマンである斉藤税制調査会長がWBSの取材に対し、年収1千万円以上の会社員を対象に税負担を重くするべきとの考え方を示したうえで、年収1千万円以上の会社員は段階的に給与所得控除をなくしていくべきとの考えを示した。年収1千万円を超える会社員には自民党以上に負担を求める形だ。斉藤税調会長は、都市部では年収800万円程度の会社員は中間層だとしている。
●北朝鮮兵士の亡命 「緊迫の瞬間」映像を公開 ・先週13日韓国と北朝鮮の軍事境界線がある板門店で北朝鮮の兵士が韓国に亡命し、銃撃された事件で国連軍司令部がその時の様子の映像を公開した。映像には逃げる兵士の乗る車が猛スピードで走る様子や、車から出てきて韓国に亡命する姿、それを阻止しようと北朝鮮の警備兵が銃撃するシーンが映し出されていた。国連軍司令部は会見で「北朝鮮軍が軍事境界線を越えて発砲したことは停戦協定違反だ」としている。また、負傷した兵士が入院している病院も会見し、兵士の容体は安定していることを明らかにした。
●ゾゾタウン新戦略 自社ブランド展開の武器は… ・ファッション通販サイト「ゾゾタウン」を運営するスタートトゥデイは、あるスーツを無料で配布する新たなサービスを発表した。そのスーツとは、ウェットスーツのように全身を包み込む「ゾゾスーツ」。内臓された伸縮センサーで全身1万5千ヵ所の体の寸法を瞬時に測ることができるというもの。スーツはスマホアプリと連動し、情報を保存することで自分の体にあった商品の検索などに役立て、機能を充実させる狙いだ。スタートトゥデイはゾゾスーツをゾゾタウンの会員ユーザーに無料配布。新たに立ち上げるプライベートブランドでも活用し、ファッションECの課題である服のサイズの不安を解消し、「究極のフィット感」の提供を目指す。
●高齢者介護 人手不足対策で正社員化の波 ・人手不足に悩む介護業界…その原因の一つには「賃金が安い」ことがあげられる。そんな中、介護事業を手掛けるパナソニックの子会社は、有期雇用のパートタイムの従業員を、「時間制正社員」に転換する制度を導入すると発表した。対象は、1年以上勤務したパートタイム従業員で、希望すれば来年4月以降「時間制正社員」になることができる。時間当たりの給料は、1~2割引き上げられて正社員並みの水準になり、退職金制度も利用できる。働く時間帯はこれまで通り選べるが、週20時間以上の勤務が条件だ。人件費の増加が見込まれるが、中長期的には良質の人材を集めることができ、経営にプラスだとしている。さらに高収益の独自の介護サービスを提供する新たな施設を、12月に都内でオープンさせる。センサーで入居者の睡眠状態を分析して、体調管理などに生かすもので、月に追加で約12万円かかる。一体どんなサービスなのか!?
●格安スマホ シニア狙い「お試し」貸し ・現在国内でメインで使われているスマートフォンのキャリアは、大手3キャリアだけで約8割を越えている。一方、格安スマホなどに代表されるMVNOのシェアはまだ約8%にとどまっている。そんな中、格安スマホ事業を手がけるトーンモバイルが、格安スマホを無料で貸し出すサービスを発表した。スマホになじみのないシニアをターゲットにしている。貸し出しの手続きは10分ほどで完了。Tカードに住所などがひも付けられているため、手続きを簡単にすることができる。12月上旬からTSUTAYA約30店舗で順次開始する予定だ。更にシニアを取り込むために、調剤薬局でもらえるおくすり手帳を読み取り、薬の飲む時間をアラームで知らせる機能もつけた。スマホを使いこなせるか不安というシニア層に使いやすさと機能でアピールする狙いだ。
●【白熱!ランキング】地獄 ・恐れられてきた地「地獄」が、いま地獄が人気だ。美術書だけでなく本や漫画も登場。体感できるテーマパークでは来場者数も増えている。10位 大涌谷(神奈川 箱根町)9位 川原毛地獄(秋田 湯沢市)8位 全興寺(大阪市)7位 太宗寺(東京 新宿区)6位 六道珍皇寺(京都市)5位 登別地獄谷(北海道 登別市)4位 賽の河原(新潟 佐渡市)3位 千本ゑんま堂(京都市)2位 立山地獄(富山 立山町)1位 別府地獄めぐり(大分別府市)取材先:太宗寺、富山県立博物館、大正大学
●天皇退位 19年4月30日有力 ・2つの案が検討されていた退位の日取りについて、有力案が固まった。天皇陛下の退位の日取りを2019年4月30日とし、皇太子さまが翌5月1日に新天皇として即位し、元号を改める案が有力になったと、きょう、政府関係者が明らかにした。政府は皇室会議を来月1日に開き、早ければ来月5日の閣議で退位の日取りを決める方針だ。退位に関しては2019年の3月末とする案も検討されていたが、統一地方選や予算案の審議と重なる時期のため静かな環境が確保できないと判断した。
●大和ハウス「未来の家」来年発売 ・IoTやAIを使った未来の家が発表された。大和ハウス工業がグーグルのAIスピーカー「グーグルホーム」を活用し、住宅設備や家電をつないだ「つながる家」コネクテッドホームを公開した。一つの言葉で複数の家電を動かす設定が可能で、例えば「家を出る準備お願い」と言うと、カーテンが閉じて、ロボット掃除機が動き出す。グーグルと連携したコネクテッドホームが実現するのは、これが初めてということで、大和ハウス工業は、来年1月に販売を始める予定だ。
●眞子さま 18年11月4日結婚式 ・婚約が内定している秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんとの結婚式が、来年の11月4日に東京・千代田区にある帝国ホテルで行われることが決まった。宮内庁によると日取りについては、小室さんの仕事なども考慮して日曜日に行うこととし、招待者などについてはこれから決めていくという。
●森友問題「値引き根拠不十分」 ・学校法人「森友学園」に国が国有地をおよそ8億円値引きして売却した問題で、会計検査院は、「値引き額の根拠が不十分」とする報告書をまとめ、国会に提出した。報告書では、国が値引きの根拠として見積もった、ごみの量は過大で「算定の際に慎重な検討を欠いていた」と結論づけている。これに対して、野党は来週開かれる衆参の予算委員会で徹底追及する構えだ。
●動きを旋律に変換 ダンスで演奏するコンサート ・AI=人工知能を使うことで、楽器を直接「弾く」のではなく身体の動きで演奏するちょっと不思議なコンサートが今夜開かれた。都内のコンサート会場。ピアノはあるが、演奏者の姿は見えません。ピアノを「弾いて」いるのは、ダンサーだ。背中と両手、両足首の5ヵ所につけられた4種類のセンサーが、身体の動きを感知する。その動きのパターンをAIが解析し、動きに合わせた旋律をピアノに演奏させる仕組み。足の動きには低い音、手の動きには高い音など、自然な表現を組み合わせながら、数十種類のフレーズを演奏できる。この日は8人の管弦楽団との共演を見事に果たした。コンサートは、東京芸大にヤマハが技術協力したもので、新しい楽器演奏の形として広がる可能性があるという。
●【トレたま】360°確認できるヘルメット ・【商品名】Cross Helmet X1【商品の特徴】ヘルメット後方にカメラが内蔵。その映像が前面のディスプレーに表示されるので360°目視が可能になる。【企業名】Borderless【住所】新宿区新宿5-10-1 スカイビルディング702号【価格】未定【発売日】18年末発売予定【トレたまキャスター】北村まあさ
●明日の経済と解説・【コメンテーター】伊藤元重氏(学習院大学 教授)
●番組の見どころ 11月23日(木)・山一証券の経営破綻から、24日でちょうど20年。「社員は悪くありません」と記者会見で訴えた当時の社長と、その社員らの「その後」を取材した。韓国で、子供の胃に穴が開くなど「食」をめぐる事故が相次ぐ背景とは。