●高潮の浸水被害を想定 23区で危険な地域は? ・東京都はきょう、過去最大規模の台風が東京を通過した場合、23区の3分の1に浸水被害が及ぶという「高潮浸水想定区域」のマップを公表した。特に東部の墨田区、葛飾区、江戸川区は9割以上が浸水すると想定し、一部の地域は浸水の深さが最大10メートル以上になるという。水が引くまでに1週間以上かかると予測されているところもある。東京都は2019年度をめどに避難の判断基準となる高潮特別警戒水位を設定する。
●中国の宇宙施設に世界が注目 ・今月末から4月2日までの間にも、大気圏への再突入・落下が予想されている中国の宇宙実験施設「天宮1号」。大きさ約10メートル、重さは8トン以上と街を走る路線バス級だ。2011年に打ち上げられた天宮1号だが、おととし制御不能となったことで宇宙デブリ(宇宙ゴミ)となってしまった。こうした宇宙デブリは小さなものまで含めると1億個以上になるとも言われていて、衛星と衝突した場合には互いに破損するだけでなく、さらなるデブリの増加にもつながってしまう。そこで国や企業が対策に乗り出している。宇宙ベンチャー企業のアストロスケールが開発しているのは宇宙デブリを回収する衛星。以前は粘着剤を用いた装置を研究していたが、新たに用いるのは磁石。磁力で宇宙デブリをくっつけ、衛星もろとも大気圏に突入させ燃やし尽くす仕組みだ。アストロスケールは来年に衛星打ち上げの実証実験を予定している。
●私たちにも影響が… フェイスブック個人情報流出の波紋 ・フェイスブックから大量の個人情報がしたことが明らかになり、時価総額は10日あまりで約9兆円減少するなど大きな影響が出ている。問題を引き起こしたのは、2013年にイギリスの心理学者がフェイスブック上に作成した性格判断クイズ。利用した人とその「友達」、合わせて約5千万人分の個人情報を同意なしに外部へ横流ししていたのだ。この情報は2016年のアメリカ大統領選で、トランプ氏が有利になるよう活用されたと見られている。フェイスブックは再発防止策を発表するなど火消しに動いているが、アメリカの連邦取引委員会が調査に乗り出すなど、SNSを巡る規制が強化を検討している。フェイスブックなどのSNSは、個人情報を企業に提供する代わりに広告費を得ることで利益としているが、専門家はビジネスモデルに変化が起きる可能性もあると見ていて、加えて消費者側にも個人情報への意識の見直しが必要だと指摘する。
●自治体は困惑… 「ふるさと納税の返礼品は地場産品に」 ・2008年に始まった「ふるさと納税」。その総額は当初の81億円から、16年度には2,844億円にまで拡大している。こうした中総務省は、ふるさと納税の返礼品を地場産品に限るよう自治体に求めると発表した。強制力はないが、4月1日付で全国の自治体に通知する。こうした背景には、自治体とは関係のない品物が返礼品になっているケースが目立っているからだ。
●セブン-イレブンの新戦略 サラリーマンがターゲット!? ・セブン-イレブン・ジャパンは30日、春期の商品展示会を開催した。注目は、セブン&アイ・ホールディングス限定のビール「一番搾り 匠の冴(さえ)」だ。キリンビールの主力ブランド「一番搾り」の製法に加え、氷点下で熟成したことで、よりスッキリ、さわやかな味わいになったと言う。価格は、350ml缶で221円。セブン-イレブンは、客数が8ヵ月連続で前年割れするなか、ビールの購入客の客単価が高いというデータに目をつけた。キリンビールの「一番搾り」は、伸び悩みが続くビール業界の中でも、前年同月比で3割増えていて、セブン-イレブンはタッグを組むことで、客に訴求したいという。商品展示会では、さらにホットスナックや、冷凍食品など「酒のつまみ」の強化も打ち出した。酒やつまみがそろう、一番近い買い物場所になることを目指す。
●【THE行列】花人間(ハナニンゲン) ・都内の住宅街の一角にあるビルの店には、1時間おきに続々と客が訪れる。そこでは、人の頭に花を生けて撮影する「ハナニンゲン」というサービスが行われている。土日の予約は1ヵ月先まで埋まっているという。客はまず店内にある花の中から好きな花を1つ選ぶ。その花をベースに、フローリストである清野光さんが客の頭に花を生けていく。頭の上で行う「生け花」だ。10分ほどで完成すると、プロのカメラマンが撮影。客の多くは写真をSNSに投稿し、それを見て新たな客が訪れる。花の市場が縮小傾向にある中、清野さんは何とかして花を日常生活に取り込みたいと考え、このサービスを始めたという。現在、国内で7店舗、今月タイにも進出した。清野さんは「テロが起きている国などにも花を伝え、いろんな人に幸せになってほしい」と話す。取材先:GANON STUDIO TOKYO
●麻生大臣 「報道批判」を陳謝 ・麻生財務大臣がきのうの国会での不適切発言を謝罪した。この問題は、麻生大臣がきのう、「森友の方がTPPより重大だと考えているのが日本の新聞のレベルだ」などと発言したというものだ。今日の国会では「森友問題の軽視」だとして野党から真意をただす質問が相次ぎ、麻生大臣は発言を訂正し、謝罪した。ただ、野党側は大臣の辞任を求めるなど反発を強めていて、批判は止んでいない。
●テスラ 12万台リコール ・日本でもリコールが実施される可能性がある。電気自動車のテスラは29日、パワーステアリングのボルトに腐食の恐れがあるとして、主力セダン「モデルS」をリコールすると発表した。対象となるのは、2016年4月より前に組み立てられた12万3千台。テスラは国別のリコール台数の内訳は明らかにしていないが、日本でも「国土交通省の承認を経て実施される予定」としている。
●即位礼 来年10月22日 ・政府はきょう、天皇陛下の退位と新天皇の即位に伴う一連の行事の基本方針をとりまとめ、即位に関連する式典のひとつ「即位礼正殿の儀」を来年10月22日に行うことを決めた。また、新天皇が即位後に行う儀式「大嘗祭」は来年11月14日から15日にかけて皇居で行う方針だ。政府は、今年の秋をめどに「式典委員会」を設置し、準備を本格化する考えだ。
●ロシア 米外交官60人追放 ・ロシアのラブロフ外相は29日、アメリカの外交官60人を追放すると発表した。イギリスで起きたロシアの元スパイ暗殺未遂に関与したとしてアメリカが、ロシアの外交官ら60人の国外追放を決めたことへの報復措置で、ロシアが追放を決めた欧米などの外交官は150人以上にのぼる見通しだ。いっぽう、アメリカ政府もさらなる対抗措置を示唆するなど、対立は激しくなっている。
●有効求人倍率 約5年ぶりに悪化 ・厚生労働省が発表した2月の有効求人倍率は、前の月と比べて0.01ポイント低下の1.58倍で、5年5ヵ月ぶりに悪化した。また、総務省が発表した2月の完全失業率も0.1ポイント悪化し、2.5%だった。完全失業率の悪化は9ヵ月ぶりで、総務省は「より良い条件を求めて自発的に離職した人が増えたため」としている。
●モスバーガー 全店禁煙へ ・ハンバーガーチェーンの「モスバーガー」を展開するモスフードサービスは、2020年3月末までに全店舗を禁煙にすると発表した。客の要望が多かったことに加え従業員の健康に配慮するためとしている。1,300を超える店舗のうち、これまでおよそ700店で喫煙が可能だったが、今後順次改装し、喫煙の専用スペースもなくすという。
●【トレたま】食べ頃教える みそスティック ・【商品名】Ferment 2.0【商品の特徴】手づくりみそが失敗することなく、食べ頃まで教えてくれるキットを開発【企業名】マルコメ・パナソニック【価格】商品化未定【発売日】商品化未定【トレたまキャスター】北村 まあさ
●来週の経済と解説・【コメンテーター】市川 眞一氏(クレディ・スイス証券 チーフ・マーケット・ストラテジスト)
●中国の宇宙施設に世界が注目 ・今月末から4月2日までの間にも、大気圏への再突入・落下が予想されている中国の宇宙実験施設「天宮1号」。大きさ約10メートル、重さは8トン以上と街を走る路線バス級だ。2011年に打ち上げられた天宮1号だが、おととし制御不能となったことで宇宙デブリ(宇宙ゴミ)となってしまった。こうした宇宙デブリは小さなものまで含めると1億個以上になるとも言われていて、衛星と衝突した場合には互いに破損するだけでなく、さらなるデブリの増加にもつながってしまう。そこで国や企業が対策に乗り出している。宇宙ベンチャー企業のアストロスケールが開発しているのは宇宙デブリを回収する衛星。以前は粘着剤を用いた装置を研究していたが、新たに用いるのは磁石。磁力で宇宙デブリをくっつけ、衛星もろとも大気圏に突入させ燃やし尽くす仕組みだ。アストロスケールは来年に衛星打ち上げの実証実験を予定している。
●私たちにも影響が… フェイスブック個人情報流出の波紋 ・フェイスブックから大量の個人情報がしたことが明らかになり、時価総額は10日あまりで約9兆円減少するなど大きな影響が出ている。問題を引き起こしたのは、2013年にイギリスの心理学者がフェイスブック上に作成した性格判断クイズ。利用した人とその「友達」、合わせて約5千万人分の個人情報を同意なしに外部へ横流ししていたのだ。この情報は2016年のアメリカ大統領選で、トランプ氏が有利になるよう活用されたと見られている。フェイスブックは再発防止策を発表するなど火消しに動いているが、アメリカの連邦取引委員会が調査に乗り出すなど、SNSを巡る規制が強化を検討している。フェイスブックなどのSNSは、個人情報を企業に提供する代わりに広告費を得ることで利益としているが、専門家はビジネスモデルに変化が起きる可能性もあると見ていて、加えて消費者側にも個人情報への意識の見直しが必要だと指摘する。
●自治体は困惑… 「ふるさと納税の返礼品は地場産品に」 ・2008年に始まった「ふるさと納税」。その総額は当初の81億円から、16年度には2,844億円にまで拡大している。こうした中総務省は、ふるさと納税の返礼品を地場産品に限るよう自治体に求めると発表した。強制力はないが、4月1日付で全国の自治体に通知する。こうした背景には、自治体とは関係のない品物が返礼品になっているケースが目立っているからだ。
●セブン-イレブンの新戦略 サラリーマンがターゲット!? ・セブン-イレブン・ジャパンは30日、春期の商品展示会を開催した。注目は、セブン&アイ・ホールディングス限定のビール「一番搾り 匠の冴(さえ)」だ。キリンビールの主力ブランド「一番搾り」の製法に加え、氷点下で熟成したことで、よりスッキリ、さわやかな味わいになったと言う。価格は、350ml缶で221円。セブン-イレブンは、客数が8ヵ月連続で前年割れするなか、ビールの購入客の客単価が高いというデータに目をつけた。キリンビールの「一番搾り」は、伸び悩みが続くビール業界の中でも、前年同月比で3割増えていて、セブン-イレブンはタッグを組むことで、客に訴求したいという。商品展示会では、さらにホットスナックや、冷凍食品など「酒のつまみ」の強化も打ち出した。酒やつまみがそろう、一番近い買い物場所になることを目指す。
●【THE行列】花人間(ハナニンゲン) ・都内の住宅街の一角にあるビルの店には、1時間おきに続々と客が訪れる。そこでは、人の頭に花を生けて撮影する「ハナニンゲン」というサービスが行われている。土日の予約は1ヵ月先まで埋まっているという。客はまず店内にある花の中から好きな花を1つ選ぶ。その花をベースに、フローリストである清野光さんが客の頭に花を生けていく。頭の上で行う「生け花」だ。10分ほどで完成すると、プロのカメラマンが撮影。客の多くは写真をSNSに投稿し、それを見て新たな客が訪れる。花の市場が縮小傾向にある中、清野さんは何とかして花を日常生活に取り込みたいと考え、このサービスを始めたという。現在、国内で7店舗、今月タイにも進出した。清野さんは「テロが起きている国などにも花を伝え、いろんな人に幸せになってほしい」と話す。取材先:GANON STUDIO TOKYO
●麻生大臣 「報道批判」を陳謝 ・麻生財務大臣がきのうの国会での不適切発言を謝罪した。この問題は、麻生大臣がきのう、「森友の方がTPPより重大だと考えているのが日本の新聞のレベルだ」などと発言したというものだ。今日の国会では「森友問題の軽視」だとして野党から真意をただす質問が相次ぎ、麻生大臣は発言を訂正し、謝罪した。ただ、野党側は大臣の辞任を求めるなど反発を強めていて、批判は止んでいない。
●テスラ 12万台リコール ・日本でもリコールが実施される可能性がある。電気自動車のテスラは29日、パワーステアリングのボルトに腐食の恐れがあるとして、主力セダン「モデルS」をリコールすると発表した。対象となるのは、2016年4月より前に組み立てられた12万3千台。テスラは国別のリコール台数の内訳は明らかにしていないが、日本でも「国土交通省の承認を経て実施される予定」としている。
●即位礼 来年10月22日 ・政府はきょう、天皇陛下の退位と新天皇の即位に伴う一連の行事の基本方針をとりまとめ、即位に関連する式典のひとつ「即位礼正殿の儀」を来年10月22日に行うことを決めた。また、新天皇が即位後に行う儀式「大嘗祭」は来年11月14日から15日にかけて皇居で行う方針だ。政府は、今年の秋をめどに「式典委員会」を設置し、準備を本格化する考えだ。
●ロシア 米外交官60人追放 ・ロシアのラブロフ外相は29日、アメリカの外交官60人を追放すると発表した。イギリスで起きたロシアの元スパイ暗殺未遂に関与したとしてアメリカが、ロシアの外交官ら60人の国外追放を決めたことへの報復措置で、ロシアが追放を決めた欧米などの外交官は150人以上にのぼる見通しだ。いっぽう、アメリカ政府もさらなる対抗措置を示唆するなど、対立は激しくなっている。
●有効求人倍率 約5年ぶりに悪化 ・厚生労働省が発表した2月の有効求人倍率は、前の月と比べて0.01ポイント低下の1.58倍で、5年5ヵ月ぶりに悪化した。また、総務省が発表した2月の完全失業率も0.1ポイント悪化し、2.5%だった。完全失業率の悪化は9ヵ月ぶりで、総務省は「より良い条件を求めて自発的に離職した人が増えたため」としている。
●モスバーガー 全店禁煙へ ・ハンバーガーチェーンの「モスバーガー」を展開するモスフードサービスは、2020年3月末までに全店舗を禁煙にすると発表した。客の要望が多かったことに加え従業員の健康に配慮するためとしている。1,300を超える店舗のうち、これまでおよそ700店で喫煙が可能だったが、今後順次改装し、喫煙の専用スペースもなくすという。
●【トレたま】食べ頃教える みそスティック ・【商品名】Ferment 2.0【商品の特徴】手づくりみそが失敗することなく、食べ頃まで教えてくれるキットを開発【企業名】マルコメ・パナソニック【価格】商品化未定【発売日】商品化未定【トレたまキャスター】北村 まあさ
●来週の経済と解説・【コメンテーター】市川 眞一氏(クレディ・スイス証券 チーフ・マーケット・ストラテジスト)
ミソ樽に入れたスティック状のもの
それが、情報をスマホに送り、食べごろを教えてくれる
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