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●「白タク」で大打撃！ タクシー業界で激変 始まる？ ・タクシー国内最大手の第一交通産業が、世界最大級の配車アプリを展開する中国企業、滴滴出行と連携すると発表した。来年春をめどに、この滴滴出行を使って中国人観光客が第一交通のタクシーを日本で配車できるようにする。配車アプリはタクシー業界のライバルだが、連携に踏み切った理由は「白タクが急増しているから」。白タクとは、国交省から許可を得ていない企業や個人が営業している無許可タクシーのこと。いま沖縄や、東京や大阪の国際空港で白タクが急増しているという。しかも運転手はほとんど中国人だそうだ。成田空港には白タクと見られる車が数台見つかった。タクシーを使うよりかなりお得な値段設定で、中国からの観光客が乗り込んでいく。実際にアプリを利用してみると、ドライバーからＳＮＳアプリを経由して連絡があった。羽田空港から六本木まで、金額はおよそ１万2,500円だった。
●日産 今期の営業利益予想を下方修正 ・日産自動車は今日開いた中間決算の会見で、2018年３月期の営業利益を6,450億円に下方修正すると発表した。最大の要因は、資格を持っていない従業員が新車の完成検査をしていた問題だ。約120万台に上るリコールなどの対応費用として300億円を計上。稼ぎ頭のアメリカでの販売も振るわず、前年比で13％の営業減益となる見通しだ。また今日の会見では、約３週間にわたった出荷停止の影響で、新車の購入予約が数百台分キャンセルになっていることも明らかになった。「12月までに状況は解消される」との見通しも示された一方で、年内の事態の収束は難しいとの声も上がっている。自身の進退への質問に対し、西川広人社長は「具体的な答えは控える。」と回答。来週、第三者による調査結果とともに“無資格検査問題”を巡る具体的な今後の方針について公表される予定だ。
●アマゾン ＡＩスピーカーの日本発売を発表 ・アマゾンジャパンは、日本で人工知能を搭載したＡＩスピーカー「アマゾンエコー」を１万1,980円で来週から販売すると発表した。天気予報やニュースを読み上げたり、部屋の照明や家電の操作がユーザーの音声ででくる。アマゾンエコーは2014年にアメリカで発売され、ＡＩスピーカー人気の火付け役となった。日本では、アマゾンの他、グーグルやＬＩＮＥも10月に相次いで投入するなど、“ＡＩスピーカー元年”の形相を呈している。一方、競合のグーグルは、先月発売した「グーグルホームミニ」をＰＲする期間限定のドーナツ店をきょうオープンした。ＡＩスピーカーを体験した客に無料でドーナツを配る。ごくまれにホームミニ本体がプレゼントされることもある。ショップは13日までのオープンだ。グーグルはユニークな試みでＡＩスピーカーを体験してもらい、普及を後押しする考えだ。
●トランプ大統領が訪中 習主席と あす首脳会談へ ・アメリカのトランプ大統領は、８日午後に中国の北京に到着した。９日午前には習近平国家主席との首脳会談に臨む予定で、北朝鮮問題や貿易不均衡の問題をめぐって、激しいやり取りが予想される。アメリカ政府高官によると、トランプ大統領は明日の会談で、中国側に国連安保理で決議した北朝鮮への制裁を完全に履行するよう迫るとの見通しを示している。一方の中国側にとって、最大の関心事は台湾や南シナ海などの領土問題で、北朝鮮問題は比較的譲りやすい面があると、中国の専門家は指摘する。ただ、「石油の禁輸」といった強硬な措置には強く反発すると見られている。またトランプ大統領が問題視している米中の巨額の貿易格差については譲歩をする一方で、ハイテク技術の制限解除などの果実を勝ち取ろうとしていると見られる。
●「いざなぎ景気」超えが確実に ・「いざなぎ景気」を超えて、戦後２番目の長さとなった。内閣府がきょう発表した９月の景気動向指数は景気の現状を示す一致指数が前の月に比べ1.9ポイント下がった115.8だった。基調判断については「改善を示している」と据え置いた。これにより2012年12月から続く景気の拡大は58ヵ月連続となり、1965年11月から57ヵ月続いた「いざなぎ景気」を超え、戦後２番目の長さに達したことが確実となった。
●ＪＤＩ「提携先 複数社と検討」 ・厳しい逆風のなかで、パートナー企業選びを急ぐ。経営再建中のジャパンディスプレイは、今年４月から９月期の最終損益が680億円の赤字になったと発表した。主力のスマートフォン向け液晶パネルでは競合他社との価格競争が激化し、中国企業向けの売り上げが不振だった。中国の液晶パネル最大手・ＢＯＥ（京東方科技集団）などが意欲を見せている経営支援に向けた提携については「複数社と検討を進めている」とした。
●ＮＥＣの技術展 「顔認証」の技術に注目 ・大手電機メーカーのＮＥＣが最新技術を集めた展示会を開催する。マスコミ公開で注目を集めていたのは世界一のノウハウを持つという顔認証の技術だった。特に未来のコンビニシステムは顔認証で入場し、店内にはカメラやセンサーなどで手に取った商品を認識する。会計は顔認証にクレジットカードなどの情報を登録しておくことで「レジなし、顔パス」ということが可能になる。ほかにも顔認証技術を活用し視線の動きを察知するというシステムでは目線がキョロキョロしている人物を不審人物として洗い出すことができる防犯カメラなどにも利用できるという。
●米ウエスタンデジタルＣＥＯ 東芝との対立「必ず解決」 ・日本経済新聞社などが主催する世界経営者会議が閉幕した。アメリカの半導体大手ウエスタンデジタルのスティーブ・ミリガンＣＥＯが講演した。関係の悪化する東芝については「ウエスタンデジタルにとって東芝との関係は非常に重要、今後の最優先事項は協業を継続させること」とし、関係改善に意欲を示したが、具体的な方策については言及しなかった。ファーストリテイリングの柳井会長兼社長も登壇。テレビ東京のインタビューに応じ、国内販売の比率を30％に高める計画であるネット販売について、自社サイトでの販売にこだわる一方「ネットとかリアルとかいう風にいえなくなる」顧客体験をもたらす形に、全国830の店舗も変えていく考えを示しました。
●【トレたま】どこでも水族館！？ ・【商品名】アートポン！【商品の特徴】スマホなどで自由に描いた絵を撮影するだけで、水族館のように絵が大画面で泳いでくれる【企業名】スマートエデュケーション【住所】品川区西五反田２－４－２ 東海ビル【価格】１テーマ 18万円（税別）【発売日】10日サービス開始【トレたまキャスター】北村まあさ
●北海道の乳製品をアピール 東京・吉祥寺にアンテナ店 ・北海道産の牛乳や乳製品のアンテナショップが東京の吉祥寺にオープンしました。期間限定でオープンした「ＭＩＬＫＬＡＮＤ ＨＯＫＫＡＩＤＯ → ＴＯＫＹＯ(ミルクランド北海道東京)」では、北海道産の牛乳やチーズなどの乳製品を販売している。また、店内では、生クリームをたっぷり使ったスイーツや、10種類以上の中から選べるブランド牛乳飲み比べなどを楽しむことができる。このアンテナショップを運営しているのは、生乳の生産者団体、ホクレン。７月に大枠合意したＥＵ＝ヨーロッパ連合とのＥＰＡ＝経済連携協定などの影響を見据えての展開だという。
●明日の経済と解説・【コメンテーター】ロバート・Ａ・フェルドマン氏（モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券 シニアアドバイザー）
●てるみくらぶ社長を逮捕 ・今年３月に経営破綻した格安旅行会社「てるみくらぶ」が銀行から融資金をだまし取ったとして、警視庁は詐欺などの疑いで社長の山田千賀子容疑者ら２人を逮捕した。山田容疑者と経理責任者の笹井利幸容疑者は去年、財務状態をよく見せかけた虚偽の決算書類を三井住友銀行に示し、航空機のチャーターなどの資金としておよそ２億円の融資金をだまし取った疑いが持たれている。
●番組の見どころ 11月09日（木）・街はクリスマス一色に。各地でイルミネーションの点灯式が開かれる。照明の多さや明るさだけでなく、独自技術で消費電力を大幅に抑えたエコ照明を取材する。ほか、仮想通貨で大もうけする中国人投資家の「抜け道」を追う。
●「白タク」で大打撃！ タクシー業界で激変 始まる？ ・タクシー国内最大手の第一交通産業が、世界最大級の配車アプリを展開する中国企業、滴滴出行と連携すると発表した。来年春をめどに、この滴滴出行を使って中国人観光客が第一交通のタクシーを日本で配車できるようにする。配車アプリはタクシー業界のライバルだが、連携に踏み切った理由は「白タクが急増しているから」。白タクとは、国交省から許可を得ていない企業や個人が営業している無許可タクシーのこと。いま沖縄や、東京や大阪の国際空港で白タクが急増しているという。しかも運転手はほとんど中国人だそうだ。成田空港には白タクと見られる車が数台見つかった。タクシーを使うよりかなりお得な値段設定で、中国からの観光客が乗り込んでいく。実際にアプリを利用してみると、ドライバーからＳＮＳアプリを経由して連絡があった。羽田空港から六本木まで、金額はおよそ１万2,500円だった。
●日産 今期の営業利益予想を下方修正 ・日産自動車は今日開いた中間決算の会見で、2018年３月期の営業利益を6,450億円に下方修正すると発表した。最大の要因は、資格を持っていない従業員が新車の完成検査をしていた問題だ。約120万台に上るリコールなどの対応費用として300億円を計上。稼ぎ頭のアメリカでの販売も振るわず、前年比で13％の営業減益となる見通しだ。また今日の会見では、約３週間にわたった出荷停止の影響で、新車の購入予約が数百台分キャンセルになっていることも明らかになった。「12月までに状況は解消される」との見通しも示された一方で、年内の事態の収束は難しいとの声も上がっている。自身の進退への質問に対し、西川広人社長は「具体的な答えは控える。」と回答。来週、第三者による調査結果とともに“無資格検査問題”を巡る具体的な今後の方針について公表される予定だ。
●アマゾン ＡＩスピーカーの日本発売を発表 ・アマゾンジャパンは、日本で人工知能を搭載したＡＩスピーカー「アマゾンエコー」を１万1,980円で来週から販売すると発表した。天気予報やニュースを読み上げたり、部屋の照明や家電の操作がユーザーの音声ででくる。アマゾンエコーは2014年にアメリカで発売され、ＡＩスピーカー人気の火付け役となった。日本では、アマゾンの他、グーグルやＬＩＮＥも10月に相次いで投入するなど、“ＡＩスピーカー元年”の形相を呈している。一方、競合のグーグルは、先月発売した「グーグルホームミニ」をＰＲする期間限定のドーナツ店をきょうオープンした。ＡＩスピーカーを体験した客に無料でドーナツを配る。ごくまれにホームミニ本体がプレゼントされることもある。ショップは13日までのオープンだ。グーグルはユニークな試みでＡＩスピーカーを体験してもらい、普及を後押しする考えだ。
●トランプ大統領が訪中 習主席と あす首脳会談へ ・アメリカのトランプ大統領は、８日午後に中国の北京に到着した。９日午前には習近平国家主席との首脳会談に臨む予定で、北朝鮮問題や貿易不均衡の問題をめぐって、激しいやり取りが予想される。アメリカ政府高官によると、トランプ大統領は明日の会談で、中国側に国連安保理で決議した北朝鮮への制裁を完全に履行するよう迫るとの見通しを示している。一方の中国側にとって、最大の関心事は台湾や南シナ海などの領土問題で、北朝鮮問題は比較的譲りやすい面があると、中国の専門家は指摘する。ただ、「石油の禁輸」といった強硬な措置には強く反発すると見られている。またトランプ大統領が問題視している米中の巨額の貿易格差については譲歩をする一方で、ハイテク技術の制限解除などの果実を勝ち取ろうとしていると見られる。
●「いざなぎ景気」超えが確実に ・「いざなぎ景気」を超えて、戦後２番目の長さとなった。内閣府がきょう発表した９月の景気動向指数は景気の現状を示す一致指数が前の月に比べ1.9ポイント下がった115.8だった。基調判断については「改善を示している」と据え置いた。これにより2012年12月から続く景気の拡大は58ヵ月連続となり、1965年11月から57ヵ月続いた「いざなぎ景気」を超え、戦後２番目の長さに達したことが確実となった。
●ＪＤＩ「提携先 複数社と検討」 ・厳しい逆風のなかで、パートナー企業選びを急ぐ。経営再建中のジャパンディスプレイは、今年４月から９月期の最終損益が680億円の赤字になったと発表した。主力のスマートフォン向け液晶パネルでは競合他社との価格競争が激化し、中国企業向けの売り上げが不振だった。中国の液晶パネル最大手・ＢＯＥ（京東方科技集団）などが意欲を見せている経営支援に向けた提携については「複数社と検討を進めている」とした。
●ＮＥＣの技術展 「顔認証」の技術に注目 ・大手電機メーカーのＮＥＣが最新技術を集めた展示会を開催する。マスコミ公開で注目を集めていたのは世界一のノウハウを持つという顔認証の技術だった。特に未来のコンビニシステムは顔認証で入場し、店内にはカメラやセンサーなどで手に取った商品を認識する。会計は顔認証にクレジットカードなどの情報を登録しておくことで「レジなし、顔パス」ということが可能になる。ほかにも顔認証技術を活用し視線の動きを察知するというシステムでは目線がキョロキョロしている人物を不審人物として洗い出すことができる防犯カメラなどにも利用できるという。
●米ウエスタンデジタルＣＥＯ 東芝との対立「必ず解決」 ・日本経済新聞社などが主催する世界経営者会議が閉幕した。アメリカの半導体大手ウエスタンデジタルのスティーブ・ミリガンＣＥＯが講演した。関係の悪化する東芝については「ウエスタンデジタルにとって東芝との関係は非常に重要、今後の最優先事項は協業を継続させること」とし、関係改善に意欲を示したが、具体的な方策については言及しなかった。ファーストリテイリングの柳井会長兼社長も登壇。テレビ東京のインタビューに応じ、国内販売の比率を30％に高める計画であるネット販売について、自社サイトでの販売にこだわる一方「ネットとかリアルとかいう風にいえなくなる」顧客体験をもたらす形に、全国830の店舗も変えていく考えを示しました。
●【トレたま】どこでも水族館！？ ・【商品名】アートポン！【商品の特徴】スマホなどで自由に描いた絵を撮影するだけで、水族館のように絵が大画面で泳いでくれる【企業名】スマートエデュケーション【住所】品川区西五反田２－４－２ 東海ビル【価格】１テーマ 18万円（税別）【発売日】10日サービス開始【トレたまキャスター】北村まあさ
●北海道の乳製品をアピール 東京・吉祥寺にアンテナ店 ・北海道産の牛乳や乳製品のアンテナショップが東京の吉祥寺にオープンしました。期間限定でオープンした「ＭＩＬＫＬＡＮＤ ＨＯＫＫＡＩＤＯ → ＴＯＫＹＯ(ミルクランド北海道東京)」では、北海道産の牛乳やチーズなどの乳製品を販売している。また、店内では、生クリームをたっぷり使ったスイーツや、10種類以上の中から選べるブランド牛乳飲み比べなどを楽しむことができる。このアンテナショップを運営しているのは、生乳の生産者団体、ホクレン。７月に大枠合意したＥＵ＝ヨーロッパ連合とのＥＰＡ＝経済連携協定などの影響を見据えての展開だという。
●明日の経済と解説・【コメンテーター】ロバート・Ａ・フェルドマン氏（モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券 シニアアドバイザー）
●てるみくらぶ社長を逮捕 ・今年３月に経営破綻した格安旅行会社「てるみくらぶ」が銀行から融資金をだまし取ったとして、警視庁は詐欺などの疑いで社長の山田千賀子容疑者ら２人を逮捕した。山田容疑者と経理責任者の笹井利幸容疑者は去年、財務状態をよく見せかけた虚偽の決算書類を三井住友銀行に示し、航空機のチャーターなどの資金としておよそ２億円の融資金をだまし取った疑いが持たれている。
●番組の見どころ 11月09日（木）・街はクリスマス一色に。各地でイルミネーションの点灯式が開かれる。照明の多さや明るさだけでなく、独自技術で消費電力を大幅に抑えたエコ照明を取材する。ほか、仮想通貨で大もうけする中国人投資家の「抜け道」を追う。