WBS ワールドビジネスサテライト:テレビ東京

当番組を ゆっくりと見たいと思いまして・・・。
協力:日本経済新聞社 の経済主導のニュース番組、気に入っています。

WBS ワールドビジネスサテライト:テレビ東京 2017/11/16(木)

2017-11-16 00:00:00 | 日記
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“出国税”ついに日本も導入か? ・16日、自民党の観光立国調査会で、いわゆる「出国税」について意見の取りまとめが行われた。今回議論されている「出国税」は、日本人・外国人に関係なく、日本を出国する際に1人1回1千円を徴収し、年間400億円程度の税収増が見込める。政府・与党は2020年の東京オリンピック・パラリンピック前の導入を目指している。また名称について自民党は「観光促進税」が望ましいとした。しかし、羽田空港で日本人旅行者に聞くと「反対」の声が…。一方外国人観光客からは、旅行環境が改善されるという期待からか「賛成」の意見が聞かれた。「出国税」が導入されたら、その金は有効に使われるのだろうか!?実は同日、税金のムダ遣いがないかをチェックする「秋のレビュー」が開かれ、参加者からは観光庁に対して厳しい指摘が…。さらに観光庁には、観光客誘致ゼロ人の事業に約9,300万円を費やし、総務省から勧告されるという苦い経験もあった…。
ダビンチ「サルバトール・ムンディ」 510億円がついたワケ ・ニューヨークでレオナルド・ダビンチの油絵「サルバトール・ムンディ」が4億5千万ドル、約510億円で落札された。芸術作品としては史上最高額になる。これまでの最高額は2000年に落札されたピカソ「アルジェの女たち」で約220億円だった。絵画に高値が付く背景には経済との深い関係がある。景気が良くなることで美術品の相場があがるためだ。また世界的な金余り状態が続く中、株式や不動産のほかに金融商品として絵画を購入する人が増えているため、価格を押し上げている。
買う場所で値段が違う!? 「秋のレビュー」で薬代議論 ・ふだん病院でもらう「処方せん」。実は病院内で処方されるか外の薬局で買うかで支払う「薬代」は違う。その理由は、薬では調剤にかかる費用だ。院外処方では、院内よりも基本料が高く、調剤料も出す薬の量で変わる。院外処方は、医師の処方を薬剤師が確認する「ダブルチェック」として国も進めてきた仕組みだが、いま、この費用の差が注目されている。政府の予算の無駄遣いを検討する「秋のレビュー」で院外処方が議題に上がると、驚きの声が相次いだ。院内と院外の手数料の差額がなければ1.6兆円もの医療費が削減できるとの指摘も。これに対し「医療分業」を勧めてきた厚生労働省は、現在の制度が国民の利益にもつながっていると主張。さらに日本薬剤師会の会長は「隠れた部分も薬剤師の仕事として評価してほしい」と語る。院外処方が今後どうなるのか、来年度の予算編成に向け、議論は激しさを増しそうだ。
ロボットカフェの“おもてなし” ・「ネスカフェ原宿」で、きょうから期間限定でロボットたちがおもてなしをする無人カフェがオープンした。カフェ店員の装いをしたペッパーが注文を受け、ネスレの最新IoT接続型のコーヒーメーカーと普段は工場などで活躍する工業ロボットが連携して客にコーヒーを提供する(期間中に1品注文で無料提供)。既にアメリカなどでは、完全無人化された自動販売機のようなタイプのコーヒースタンドも登場するなか、人とロボットのコミュニケーションにあえてフォーカスすることで、将来的にロボットが接客業を担う可能性も模索する狙いだ。
ジンバブエ政変 南ア調停へ ・アフリカ南部ジンバブエで軍が国営放送局を占拠し、ムガベ大統領を自宅軟禁下に置いている問題で、南アフリカが政府高官をジンバブエの首都・ハラレに派遣し、政変の調停に乗り出した。こちらはジンバブエで2015年まで使われていた通貨ジンバブエ・ドルだ。1、10、100、千、万…数えると、0が14個。実はこれ「100兆ジンバブエドル」紙幣だ。ジンバブエでは白人の土地を政府が強制収容したことなどから経済が混乱し、2008年には物価上昇率が一時5千億%に達する「ハイパーインフレ」が発生した。93歳のムガベ大統領は1980年の独立当時から権力を握り続けている。野党を弾圧するなど強権的な政治手法が欧米諸国から「独裁者」との批判を浴びている。軍は「クーデター」との見方を否定しているが、ムガベ大統領の退陣を求めているとみられ、南アフリカの調停で権力の移譲が進むかどうか注目が集まっている。
松屋銀座店がSNS売り場 ・クリスマス商戦もキーワードは「SNS映え」になりそうだ。ワインを片手に、スマートフォンで売り場内の写真を撮る女性。期間限定で設置された松屋銀座店の「SNS売り場」だ。この売り場の特徴は、購入前の商品でも、どんどん写真に撮って、SNSにアップできること。売り場づくりには、インスタグラムなどのSNSのフォロワー数の多い「インフルエンサー」の意見を反映したそうだ。松屋は、今後もこうしたSNSを活用した売り場を展開していくという。
南シナ海「懸念」消える ・ASEAN=東南アジア諸国連合はきょう、首脳会議の議長声明を発表し、中国が実効支配を進める南シナ海問題について過去の声明にあった「懸念」という文言が消え、中国に配慮した内容となった。巨額の経済支援を通じ、中国によるASEANの懐柔が進んでいることが浮き彫りになった形だ。一方、北朝鮮の核・ミサイル開発に対しては「重大な懸念」を表明した。
「つながる車」共同開発 ・ホンダとソフトバンクはきょう、通信回線に接続して幅広いサービスを提供する「コネクテッドカー=つながる車」の共同研究を始めると発表した。研究では、5G=第5世代通信システムの普及を想定し、ホンダのテストコースに実験用の5G基地局を設け、高速で移動する車が、通信する基地局を切り替えながら安定して情報を受信できるかなどを検証する。
【ロングセラー研究所】雪見だいふく ・1981年誕生した雪見だいふく。埼玉県の工場では、約60度の餅とマイナス5度のアイスを合わせ、1日80万個の雪見だいふくが作られている。発売前の1970年代は、先行の乳業メーカーが強く、ロッテは常識を超えた新商品開発に迫られていた。そこで打ち出したのが「和風」。日本中からお土産の和菓子をかき集め、まんじゅうのあんをアイスに替えることを考案した。また、赤いパッケージを採用し、こたつで食べるイメージを打ち出し、春から夏は販売しないなど、常識を打ち破る売り方を展開。冬に食べたくなるアイスとしてヒットした。しかし発売から30年以上たち、消費者が「秋冬限定」と認識していないと判断したロッテは、2016年に試験的に夏も売ってみた。すると過去最高の売り上げを記録したのだ。取材先:ロッテアイス
“ボージョレ”の日はタオルで! ・今治タオルの製造・販売を手掛ける「イケウチオーガニック」は、その年に採れた綿花だけで作るタオル、「コットンヌーボー」の新作イベントを都内で開催した。きょう解禁された「ボージョレ・ヌーボー」で乾杯した参加者のお目当ては。イケウチオーガニックが、2011年から販売する、ワインのように楽しむタオル「コットンヌーボー」。従来デメリットとされていた毎年収穫される綿花の品質の違いを、逆に、個性と捉えて製品に反映させている。タオルの素材となる綿花はタンザニアで収穫。綿の繊維の長さが短ければ、しっかりとした風合いに、長ければ、なめらかな風合いになるという。来年のコットンヌーボーの綿花は、現在、日本に運んでいる真っ最中で販売は来年の2月初旬を予定している。阿部哲也社長は「2018年は2017年のものよりしなやかな仕上がりになると思う」と話す。
【トレたま】風船のように膨らむ板 ・【商品名】BlowFab【商品の特徴】プラスチックの板が熱を加えることで膨らむ【企業名】JST ERATO川原万有情報網プロジェクト【住所】神奈川県横浜市中区山下町223-1 202号室【トレたまキャスター】北村 まあさキャスター
明日の経済と解説・【コメンテーター】入山章栄氏(早稲田大学ビジネススクール 准教授)

番組の見どころ 11月17日(金)・開発途上国でまだ多いとされる、トイレの不備。深刻な衛生問題の解決に向けた企業の取り組みと、問題を日本で知ってもらうための「特別なトイレ」を取材。47都道府県の品々が集まる物産展で見えてくる「日本の今」とは。