・WBS ワールドビジネスサテライト：テレビ東京 2020/12/25(金)

●｢強い感染力｣水際対策は… コロナ変異種 国内で初確認・イギリスで拡大している、感染力が強いとされる新型コロナウイルスの「変異種」の感染者が、国内で初めて確認されました。政府の受け止めは…。また、スタジオでは国際医療福祉大学の松本哲哉教授に「変異種」について解説する。
●12月25日のコロナ関連ニュースまとめ・12月25日、新型コロナ関連のニュースをまとめてお伝えします。

●14分野で高い目標“脱炭素”グリーン成長戦略・政府はきょう、2050年に温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするための「グリーン成長戦略」を発表し、14の重点分野で高い目標を設定しました。燃料電池自動車などですでに実用化されている水素エネルギーの分野では、利用量を2050年に現在の10倍に引き上げます。また自動車産業では2030年代半ばまでに乗用車の新車販売を、軽自動車も含めてすべて電気自動車やハイブリッド車などの「電動車」とする目標を掲げました。価格が安く税制優遇などもある軽自動車にとっては、コスト面の優位性が失われるなど、電動化にむけた課題も指摘されています。
●ゴーン被告｢聴取に応じる｣ ｢オマーン・ルート」仏検察官ら・日産の元会長、カルロス・ゴーン被告が単独取材に応じました。会社法違反の罪などで起訴されたカルロス・ゴーン被告は、テレビ東京の取材に応じ、来月18日にレバノンでフランスの検察官らによる事情聴取を受けると明らかにしました。フランス・ルノーからオマーンの販売代理店に流れた支払い、いわゆる「オマーン・ルート」などについて聴取を受けると見られます。ゴーン被告は、「一連のドラマに何一つ正義はない」などと反発しています。
●｢桜を見る会｣過去の答弁を訂正 安倍前総理が謝罪・安倍前総理大臣はきょう国会で、安倍氏側が主催した「桜を見る会」の前夜祭をめぐり、これまで国会で行ってきた事実と異なる答弁を訂正し謝罪しました。また、野党側は、安倍氏の責任は重いとして「議員辞職」を求めましたが、安倍氏は辞職を否定しました。
●コロナ禍でも成長! 知る人ぞ知る企業・コロナ禍で激しく揺れた2020年マーケット。成長が期待される伸び盛りの企業を数多く含む「日経500種平均株価」の上昇率、トップ10の企業から見えてくるのは！？
●誰も予想できなかった…2020年 21年の経済もコロナ次第！？・新型コロナに翻弄された2020年を総括し、来年2021年を展望します。
●東証１部 プライムに改称 22年4月4日一斉移行・東京証券取引所は2022年４月に東証１部などに代わる新たな市場として、「プライム」など新たな市場を開設すると発表しました。現在の１部、２部、マザーズ、ジャスダックの４つの市場を「プライム」「スタンダード」「グロース」の３市場に再編します。プライムは時価総額などの上場基準が最も厳しく、ガバナンス体制も高い水準が要求されることになります。
●｢夫婦別姓｣削除し後退 政府の男女基本計画決定・政府は今後５年間の女性政策をまとめた第５次男女共同参画基本計画を閣議決定しました。焦点となっていた「選択的夫婦別姓」の導入については、自民党の保守系議員からの反発を受けて、選択的夫婦別姓という文言自体を削除し、「さらなる検討を進める」と当初案よりも後退した表現にとどまりました。
●Ｊ２東京Ｖ社長交代 新体制に ゼビオが子会社化・経営難に陥っているサッカーＪ２所属の東京ヴェルディの社長が辞任しました。株主と対立したことによる事実上の解任です。東京ヴェルディはきのう臨時取締役会を開き、羽生社長を含む３人が辞任したと発表しました。新たに指揮するのは、株主でスポーツ用品大手、ゼビオホールディングス出身の取締役など３人です。羽生前社長は、再建案をめぐってゼビオと対立し、事実上の解任となりました。ゼビオはきのう、ヴェルディを子会社化すると発表し、名門クラブの再建を始めます。
●続報 変異種を国内初確認　政府 水際対策を強化・新型コロナウイルスの変異種が国内で確認されたことを受けて政府は水際での対策を強化する事を決めました。政府はイギリスと同様に新型コロナウイルスの変異種が確認されている南アフリカについても滞在歴のある外国人の入国を拒否する事を表明しました。また、オーストラリアについては現在は入国拒否の対象国ではなく空港での検査を原則行っていませんが、変異種が確認されているために日付は変わってきょう以降、新たに空港で検査を行う事を決めました。
●吉川元農水大臣の事務所捜索 東京地検 500万円収賄容疑・吉川貴盛元農林水産大臣が大手鶏卵会社の元代表から現金500万円を受け取ったとされる疑惑で、東京地検特捜部は、吉川元大臣の地元・札幌市の事務所など関係先を家宅捜索しました。吉川元大臣は、22日に議員を辞職し、現在、心不全などの治療で入院していますが、特捜部は、関係先から押収した資料を分析するなどし、収賄容疑での立件を視野に捜査を進めるとみられます。

●番組の見どころ　1月04日（月）・2021年最初のWBSは、異例づくめの仕事始めとなる各地の様子を取材し、１年の経済の行方を占う。新型コロナウイルスの感染拡大はおさまるのか？株価は？世界情勢は？徹底検証する。

・WBS ワールドビジネスサテライト：テレビ東京 2020/12/24(金)

●クリスマスイブ 街は混雑… 連日の「最多」医療現場から警鐘・全国の新型コロナウイルスの新たな感染者数は24日、これまでで最も多かった23日を上回り、過去最多となりました。街は、クリスマスイブでにぎわっていますが、医療の現場は、こうした状況に警鐘を鳴らしています。
●12月24日のコロナ関連ニュースまとめ・12月24日、新型コロナ関連のニュースをまとめてお伝えします。

●「桜を見る会」問題で… 安倍前総理が謝罪 菅総理に逆風・「桜を見る会」前日の夕食会の費用をめぐり、東京地検特捜部は政治資金規正法違反の罪で安倍前総理の公設第一秘書で後援会の代表を務める配川博之秘書を略式起訴しました。コロナ対策への批判や、元農水大臣の議員辞職などもあり、発足から100日となった菅政権への逆風が強まっています。
●格安航空「ピーチ」 国内線 定額･乗り放題検討・ＬＣＣ＝格安航空会社の「ピーチ・アビエーション」が国内の全路線を、定額で乗り放題にするサービスを検討していることが分かりました。
●日本郵便と楽天 提携で合意「物流にＤXを起こす」・日本郵便と楽天は、デジタル技術を使った物流事業の効率化に向けて提携することで基本合意したと発表しました。日本郵便が持つ全国の物流網のデータや楽天が持つネット通販の需要予測などを共有し、互いの強みを最大限に生かして物流のデジタルトランスフォーメーションを起こしたいとしています。また、携帯電話事業やキャッシュレス決済などでも提携を検討します
●菅総理「罰則と給付金とセット」コロナ特措法改正前向き・菅総理大臣はきょう都内で講演し、新型コロナウイルス対策の特別措置法の改正案で焦点となっている飲食店の営業時間の短縮や休業要請について「罰則が、給付金とセットで必要なのではないか」と述べました。その上で「必要なことであれば躊躇なく次期国会に提出して成立させたい」と改正法案の早期成立に強い意欲を示しました。
●西村氏 経済界に賃上げ要請「経済の好循環を進めたい」・西村経済再生担当大臣は経団連の会合に出席し、来年の春闘で賃上げを行うよう経済界に要請しました。また、日銀の黒田総裁が講演し、ポストコロナを見据えた経済の成長力強化には、失業者を出さないことや労働者のスキルの向上が必要だと訴えました。
●【トレたま】2020トレたま年間大賞・トレたま１年間の総決算「トレたま年間大賞」の発表です。今年の栄冠に輝くのは…。
●「独占行為の疑い」で… アリババ 当局が立件へ調査・中国当局はインターネット通販最大手のアリババグループに対し、市場での独占行為があった疑いで、立件に向け調査していると発表しました。
●｢何倍返しできるか…｣ 三菱ＵＦＪ銀 次期頭取に半沢氏・三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループは傘下の三菱ＵＦＪ銀行の次期頭取に半沢淳一氏を昇格させる人事を正式に発表しました。
●英ＥＵ ＦＴＡ交渉合意　コロナ下の混乱を回避・ＥＵヨーロッパ委員会のフォンデアライエン委員長は会見し、イギリスとＥＵとのＦＴＡ＝自由貿易協定の締結交渉が合意に達したと発表しました。新型コロナウイルスが拡大する中、年明けに関税が復活することなどで大きな混乱が生じ、イギリスとＥＵの経済にさらなる打撃を与える事態は避けられることになりそうです。
●踏切路線では国内初　自動運転列車 ＪＲ九州・ＪＲ九州は、福岡市内の香椎線・西戸崎駅から香椎駅の間で自動運転列車の運行を始めました。自動運転は、一部の高架鉄道などで認められていますが、踏切がある路線では、国内で初めてです。当面は、緊急時などに備えて運転士が乗りますが、将来は「運転士なし」を目指すということです。
●車用の“マスク”登場 ホンダＮーＢＯＸに装着・ホンダは、軽自動車「ＮーＢＯＸ」をマイナーチェンジし25日から発売するのに合わせて、エアコンフィルターに取り付けてウイルスを減らす装備「くるますく」をオプションで用意します。「くるますく」は、薬剤を使わずに、車内に浮遊するウイルスを15分で99％以上除去できるということです。
●ドコモ きょう上場廃止 ＮＴＴが完全子会社・ＮＴＴドコモは25日、親会社のＮＴＴによるＴＯＢ＝株式公開買い付けの成立を受け、上場廃止となります。最終取引日となった24日の終値は3,880円でした。1998年に東証１部に上場したドコモは、その翌年に携帯電話からネットに接続できる世界初のサービス「ｉモード」を開始し携帯電話業界をリードしてきました。上場企業としての歴史は22年で幕を下ろします。

●番組の見どころ　12月25日（金）・今年最後となる放送は30分拡大スペシャル。新型コロナウイルスに揺れた現場を追跡取材し、その後の変化を読み解く。山中伸弥京都大教授の最新研究を伝える。また、感染拡大で懸念される年末年始の医療提供体制を取材。

・WBS ワールドビジネスサテライト：テレビ東京 2020/12/23(水)

●ＮＥＸＴ ＳＴＡＧＥ コロナとの闘い 時短強制で法改正など検討・こんばんは。きょう全国で確認された新型コロナウイルスの感染者は3,271人と過去最多となりました。また死者数も56人と過去最多を更新するなど厳しい状況は続いています。飲食店の時短営業などの対策が感染者数の大きな減少につながらない中、政府は時短要請に応じない飲食店に対する罰則も視野にいれた法改正の議論を本格化しています。
●ＮＥＸＴ ＳＴＡＧＥ コロナとの闘い 外食で相次ぐ“自己都合”退職・逆風がますます強くなりそうな飲食業界。東京商工リサーチによりますと、今年１月からきのうまでの倒産件数は810件となり、過去最多となっています。
●ＮＥＸＴ ＳＴＡＧＥ コロナとの闘い 往来封鎖で“サラダ危機”も・英国では新型コロナウイルスの“変異種”に端を発した国境封鎖が、クリスマス直前に大混乱を招いています。英仏両政府は、「3日以内に検査を受け陰性を確認する」という条件付きで封鎖を解除したものの、すでに国境の町ドーバーで足止めされている数千台のトラックの渋滞が解消されるには、何日もかかる見込みです。また物流が止まったことへの懸念から、スーパーではクリスマス用の食品などの品切れも起き始めています。
●12月23日のコロナ関連ニュースまとめ・12月23日、新型コロナ関連のニュースをまとめてお伝えします。

●飲食店不況が影響 苦境の酒蔵…攻めの決断も・先ほどもお伝えしたように新型コロナの影響で飲食業の倒産はことし８００件を上回り、過去最多となりました。その影響が及ぶのが、伝統ある日本酒の酒蔵です。生き残りをかけた老舗はオーダーメードという新たな手法に乗り出しました。
●独自 来年２月にも訪米 菅総理が番組収録で発言・来年２月を目安に訪米したいと明言しました。菅総理大臣は、ＢＳテレ東の番組収録で、アメリカのバイデン次期大統領との首脳会談を含めた訪米の時期について、来年の２月が目安になると明言しました。菅総理が訪米の時期について具体的に言及するのは初めてです。
●香港紙創業者の保釈認める 高裁 国安法違反の黎氏・香港の高裁は、国家安全維持法違反などの罪で起訴された、香港紙「リンゴ日報」の創業者黎智英氏の保釈を認めました。黎氏は今年７月から12月にツイッターへの投稿などを通じて外国の組織などに中国や香港への制裁を求め「国家の安全に危害を加えた」などとして、今月初旬から勾留されていました。
●ワーケーションで提携 ＪＲ東日本と西武ＨＤ・ＪＲ東日本と西武ホールディングスはきょう、観光地などで余暇を楽しみながら働くワーケーションなど新規事業の共同開発に関して連携することを発表しました。まずは軽井沢をモデルケースとして西武の持つプリンスホテルの滞在とＪＲ東日本の新幹線の利用を組み合わせたプランを来年、事業化する予定です。
●外交文書公開で判明 日本 天安門事件で中国配慮・外務省は作成から30年が経過した外交文書を一般公開しました。その中で、特に注目されるのが1989年、中国で起きた「天安門事件」に関する記述です。当時、西側諸国が中国を厳しく批判する中、日本は中国に配慮する対応を決めていたことが、文書から明らかになりました。
●日医｢危機感取り戻して｣ 中川氏 疲れピーク協調・日本医師会の中川会長は定例会見で新型コロナウイルスの感染拡大に関して「危機感や緊張感を取り戻さなければならない」と述べ、年末年始に向け警鐘を鳴らしました。また、治療にあたる医療従事者の疲れが限界に達していることを強調したほか、差別や偏見にも苦しんでいると指摘しました。
●羽田新ルート住民投票条例 品川区議会25日可否決定・東京都心の上空を旅客機が飛ぶ羽田空港新ルートの賛否を問う住民投票を実施するための条例案がきょう品川区議会に提出されました。新ルートは品川区上空で、高度300メートル付近を飛行する地域があり住民からは「騒音がひどい」などの声が出ていました。あさって25日の本会議で可決されれば、来年春にも住民投票が実施される見通しです。
●五輪延期で体制を見直し 開閉会式統括 佐々木氏に・東京オリンピック・パラリンピックの大会組織委員会は、来年夏に延期された大会の開会式と閉会式について、狂言師の野村萬斎さんが総合統括を務めていた制作体制を変更し、新たに佐々木宏さんが全体の統括役に就任すると発表しました。大会の延期に伴い式典の簡素化を進める中、限られた時間での準備のために新たな体制の構築が必要と判断しました。
●バイデン次期大統領 来年初めに追加経済対策・アメリカのバイデン次期大統領は22日演説し、来年１月の新政権発足直後に追加の経済対策を取りまとめる方針を明らかにしました。アメリカでは議会がおよそ93兆円にのぼる追加の経済対策法案を決めたばかりですがバイデン氏はコロナ危機に対処するには「やるべき多くのことが残っている」として来年初めにさらなる対策を打ち出すと強調しました。新たな対策としては新型コロナのワクチン普及や、インフラ投資による雇用創出のほか、一般家庭などへの現金給付を上げています。一方、トランプ大統領はツイッター上に動画を公開し、議会がまとめた追加経済対策について不満を表明し現金給付額を引き上げるなどの修正を求めました。法案成立にはトランプ氏の署名が必要で、経済対策の早期実現は不透明です。
●【トレたま】化粧品で絵の具！？・【商品名】
ＳｍｉｎｋＡｒｔキット【商品の特徴】使わなくなった化粧品を絵の具に変えてしまうキットを開発。【企業名】モーンガータ【価格】5,000円【発売日】発売中【トレたまキャスター】竹﨑 由佳
●袴田事件 高裁に差し戻し 再審認めぬ決定取り消し・1966年に静岡県で一家４人が殺された強盗殺人事件で、死刑が確定した袴田巌さんの再審請求について、最高裁は再審を認めなかった東京高裁の決定を取り消し差し戻す決定をしました。袴田さんは最高裁の決定を受け浜松市内の自宅で取材に応じ、「おめでとう」などと支援者に声をかけられるなか決定について袴田さんは「分かりきっていることだ」と感想を語りました。

●番組の見どころ　12月24日（木）・世界が初めて経験する「コロナ下のクリスマスイブ」。感染拡大が加速し警戒感が強まる中、人の動きや経済活動にはどのような変化があるのか。例年なら賑わう街や消費の現場の「今」を取材する。医療の最新動向も伝える。

・WBS ワールドビジネスサテライト：テレビ東京 2020/12/22(火)

●ＮＥＸＴ ＳＴＡＧＥ コロナとの闘い 変異種にワクチンは有効？・イギリスで、新型コロナウイルスの変異種が確認されたことで、世界中に警戒の動きが広がっています。こうしたなか、新型コロナワクチンを開発したドイツのバイオ医薬品企業「ビオンテック」は22日、この変異種に対するワクチンの有効性について会見しました。
●｢郊外型｣｢プチぜいたく｣ 苦境の百貨店…好調店舗も！？・11月の全国百貨店売上高は、１年前に比べ14.3％減少しました。新型コロナの第３波で売り上げを大きく落としている百貨店ですが、一部では好調な店舗があります。キーワードは「郊外型」「プチぜいたく」です。
●携帯値下げどこまで？ ソフトバンクも月額2,980円・ソフトバンクはきょう、月額2,980円の新料金プランを来年３月から提供すると正式に発表しました。ＮＴＴドコモが火をつけた大幅な値下げ競争はどこまで続くのでしょうか。
●安倍前総理を事情聴取 関与を否定 不起訴の公算大・東京地検特捜部の任意の聴取で自身の関与を否定したとみられます。「桜を見る会」の前日の夕食会をめぐり、東京地検特捜部が安倍前総理大臣本人を任意で事情聴取したことが関係者への取材で分かりました。この問題は安倍氏の公設第１秘書が代表を務める政治団体が主催した夕食会で、安倍氏側が去年までの５年間で800万円以上を補てんし、その収支を政治資金収支報告書に記載しなかった疑いが持たれています。特捜部の聴取に対し安倍氏は、記載漏れの関与を否定する説明をしたとみられます。特捜部は近く政治資金規正法違反の疑いで秘書を略式起訴する方向で検討していますが、安倍氏は不起訴処分となる公算が大きいとみられます。これに対し立憲民主党の福山幹事長は、次のように述べました。「秘書がやったことだ、私は知らないで済まされる問題ではない。（国会で）説明していただくのは当然ことだ」また与党・公明党の山口代表も、「安倍前総理は誠実に対応すると述べられている」として、捜査の結果が出次第、安倍氏が説明責任を果たすべきとの考えを示しました。
●吉川元農水大臣の｢証人喚問を｣ 本人はきょう議員辞職・自民党の吉川貴盛元農水大臣が、鶏卵生産業者の元代表から、現金を受け取っていたとされる疑惑をめぐり、野党は来年の通常国会での吉川氏の証人喚問を求めました。吉川氏は、自身の体調不良を理由に、きょう衆議院議員を辞職しましたが、野党側は「議員辞職したからといって責任追及が終わるわけではない」と反発を強めています。
●ひぼう中傷 対策を強化 ヤフー 全投稿サイトを対象・ヤフーは、インターネット上のひぼう・中傷対策を改定し、コメントの削除対象を全ての投稿サイトに拡大する方針を決めました。ＡＩ＝人工知能を活用して、ひぼう・中傷に該当する投稿を、自動で削除します。一方で、表現の自由にも配慮して、削除された利用者が異議申し立てできる専用窓口も設置します。
●【白熱！ランキング】コロナの１年・売れた掃除用品・この年末は旅行や帰省の自粛が求められ、家で過ごす人も多いのではないでしょうか。その中で、７割もの人が家でやろうとしているのが大掃除です。新型コロナの影響で今年は掃除用品の需要にも変化があるようです。白熱ランキングです。
●12月22日のコロナ関連ニュースまとめ・12月22日、新型コロナ関連のニュースをまとめてお伝えします。

●三菱ＵＦＪ頭取に半沢氏 ｢半沢直樹｣名前の由来とも・三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループは傘下の三菱ＵＦＪ銀行の頭取に取締役常務執行役員の半沢淳一氏が昇格する人事を固めたことがわかりました。13人抜きの昇格で来年４月に就任予定です。半沢氏は「倍返しだ」の決めぜりふで知られる「半沢直樹」シリーズの原作者・池井戸潤さんと旧三菱銀行の同期で、名前の由来となったとされています。
●第一生命 社長が謝罪 新たな不正 被害計20億円超・第一生命保険の89歳の元女性社員がおよそ19億円をだまし取っていた問題で稲垣社長はきょう、新たに別の社員が福岡県や神奈川県などでも不正を働いていたと明らかにしました。被害額は累計で20億円以上にのぼります。稲垣社長は不正の背景には営業成績が良い社員を特別扱いする企業風土があったとの認識を示しました。
●｢イクメン｣促進法案 提出へ 男性の育休取得を促す・菅総理大臣はきょう、都内で講演し、男性の子育てを促進するための関連法案を来年度の通常国会に提出する考えを表明しました。菅総理は、男性が積極的に育児休業を取得し子育てに参加することが少子化問題の解決に不可欠であると話し、企業に対して、育休を取得しやすい環境整備を義務づける方針を示しました。
●トヨタ｢ｅパレット｣が進化 五輪選手村の移動・トヨタ自動車は、東京オリンピックの選手村で移動車両として使われる自動運転車、イーパレットの複数台走行を初公開しました。２台が同時に同じ地点に近づくと、距離が近いほうの走行が優先されます。１回の充電で、およそ150キロの走行が可能で、移動式の宅配ボックスとしてなど、人を運ぶ以外にも様々な利用方法を想定しています。トヨタは、2020年代前半の商用化を目指します。
●ロボット資産運用 国内最大手 ウェルスナビが新規上場・コンピューター・プログラムによる資産運用サービスを手掛ける「ウェルスナビ」は22日、東証マザーズ市場に上場しました。
●【トレたま】“ねこじゃらし”クッション！？・【商品名】奥ざしき（背あてクッション付き）【商品の特徴】ねこじゃらしの性質を利用して開発したクッションで、イスと体がピッタリフィットする。【企業名】アーリアフレスカ【価格】１万4,800円【発売日】発売中【トレたまキャスター】田中 瞳

●番組の見どころ　12月23日（水）・首都圏を中心に新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。政府や自治体が有効な対策を打ち出せないなか拡大防止への次の一手は。また、コロナ禍で苦境の酒蔵が始めた「オーダーメイド日本酒」とは。新潟の酒蔵を取材した。

・WBS ワールドビジネスサテライト：テレビ東京 2020/12/21(月)

●感染力｢最大1.7倍｣ ｢変異種｣の波紋 日本には？・イギリスで感染力が従来に比べ最大1.7倍とされる新型コロナウイルスの「変異種」による感染が拡大しています。世界の国々が相次いでイギリスからの渡航を禁止し始めていますが「変異種」による感染者はすでにデンマークやオランダ、オーストラリアなどでも確認されています。感染の波が日本に及ぶ可能性はないのでしょうか。
●ＮＥＸＴ ＳＴＡＧＥ コロナとの闘い 急激な拡大 感染者20万人超・きょう、全国の新規感染者は、20万人を超えました。10万人に達するまでの期間は、およそ９ヵ月半かかりましたが、そこから、２ヵ月足らずで20万人を超えたことになります。この状況に、日本医師会などは、医療緊急事態を宣言。国も、この状況が続く様なら、強制力をもつ制限も検討していくと発表しました。さらに、月曜日としては、最多の392人の新規感染者を確認した東京都も、年末年始は、「命を優先してほしい」と外出自粛を訴え、医療機関にも追加の支援策を発表しました。
●ＮＥＸＴ ＳＴＡＧＥ コロナとの闘い 過去最大106兆円予算案・政府は、コロナ禍で編成した初めての予算案を閣議決定しました。
●名門チームに何が… 東京ヴェルディ 経営難の舞台裏・続いては、こちらをご覧ください。サッカーＪ２所属の東京ヴェルディの社長がきのう付で株主に送った書簡です。こちらに中身を拡大しました。「敵対買収案の提示を受けました」とあり、「ヴェルディの解体案にほかならず、到底受け入れられるものではありません」と、強い口調で訴えています。名門サッカーチームに今、何が起きているのでしょうか。経営権をめぐるもう一つの戦いを取材しました。
●エズラ･ボーゲルさん死去 ｢ジャパン･アズ･ナンバーワン」・アメリカ屈指の知日派として知られる「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の著者が亡くなりました。長年にわたり、日本社会や東アジアをめぐり提言を続けてきたハーバード大学名誉教授のエズラ・ボーゲル氏が20日、亡くなりました。90歳でした。大学の関係者によりますと手術後に急逝したということです。ボーゲル氏は1979年に、日本の高度経済成長は年功序列の社会制度や勤勉さが要因だと分析した「ジャパン・アズ・ナンバーワン」を出版し、日本でベストセラーとなりました。
●ソフトバンクも月額2,980円 ドコモ対抗へ・ソフトバンクは携帯料金について、データ容量20ギガバイトで月額2,980円の新プランを来年３月にも提供する方針を固めたことがわかりました。傘下の格安スマートフォン会社「ＬＩＮＥモバイル」を吸収合併した上で、新サービスとして提供する予定です。データ容量、価格ともにＮＴＴドコモの新料金プラン「ａｈａｍｏ」に対抗する内容となっています。
●吉川元農水大臣 議員辞職へ 現金受領疑惑で引責か・自民党の吉川貴盛元農林水産大臣が、議員辞職する意向を文書で表明しました。近く手術を受ける予定としていて、体調不良を理由に挙げています。ただ、吉川氏をめぐっては、鶏卵生産大手「アキタフーズ」の元代表から現金提供を受けた疑惑があり、実質的にはその責任をとったものとみられます。
●ホンダ 音声認識技術を公開 聴覚障者の会議をサポート・ホンダはきょう独自に開発した耳が不自由な人のための会議支援システムを初公開しました。ＡＩ＝人工知能を用いて、数秒で文字に書き起すため会議の内容がリアルタイムで把握できます。ホンダは、今後要望があれば外部への販売も検討したい考えです。
●【白熱！ランキング】オンライン教室・家で過ごすことが増える中、オンラインでの習い事がぐっと身近になりました。趣味だけでなく仕事につながる内容まで、コロナ下の今ならではの新しい潮流が生まれています。白熱ランキングです。
●視覚障害者を支えるカメラ・ベンチャー企業のＱＤレーザは視覚に障害がある人も使えるカメラの試作機を開発しました。一般のカメラに網膜に直接レーザーをあてられる特殊な部品をつけました。ＱＤレーザは２年以内の商品化を目指します。
●12月21日のコロナ関連ニュースまとめ・12月21日、新型コロナ関連のニュースをまとめてお伝えします。

●ポピンズＨＤ　国内初のＳＤＧｓＩＰＯ・こちらはきょう東京証券取引所の第一部に新規上場したポピンズＨＤの上場セレモニーの様子です。保育所の運営やベビーシッターサービスを提供するポピンズは、今回、ＳＤＧｓＩＰＯという日本で初めてとなる手法で上場しました。ＳＤＧｓとは、国連が定めた持続可能な開発目標で、ジェンダーの平等などを掲げています。ＳＤＧｓＩＰＯは、上場によって調達した資金の使い道をＳＤＧｓに沿った社会課題の解決に限定する上場手法で、シンクタンクなどの第三者の評価機関が審査を行います。ポピンズは、今回の上場で得た資金を保育所の増設や ベビーシッターサービスのデジタル化などに使うとしています。上場初日の終値は２７７３円と、公開価格の２８５０円を下回る厳しい結果となりました。
●【トレたま】着る乗り物・【商品名】モビルウェアー マーク２【商品の特徴】着る乗り物【企業名】交通デザイン研究所【トレたまキャスター】北村まあさ
●番組の見どころ　12月22日（火）・コロナ禍で打撃を受けた百貨店だが、都心店より先に、郊外店での復調が見え始めた。自宅での「プチぜいたく」を求める客が購入している意外な人気商品を取り上げる。また、英国で拡大する新型コロナウイルスの変異種の最新情報を伝える。