おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

久しぶりの雨ぱらりん

2006-08-21 13:44:25 | Weblog
昨日は大阪の姪夫婦を店に招待して一緒に飲んで、其の後親方と叉飲んだ。
其の前の前の日は忙しいのと遅くなったので酒も夕食も抜きの特別の誕生日になった。
それで酔った勢いで誕生会をする事にし赤ワインを一本空けてしまった。
ブログを書いている時は酩酊状態だったけど、朝見たら我慢のできるぐらいだったのでほっとしてる。
寝るとき網戸から虫の大合唱が聞こえた。
二三日前から鈴虫も鳴きだしたが、まだ遠慮したような低い鳴き声であった。
スープを取るのにいつもは階段で地下の骨を取りに行くのだけれど、
朝から曇り空で日が差さないので外から周って取りに行った。
大沢川を覗いたら、細くなった瀬の中に20-30匹の鮎がコケを食んでいた。
あまり浅くて投網を投げればかなりの鮎が取れそうだったけど、
店の横に天然の鮎が泳いでるのを見れる飲食店は数が少ないだろうし、
他の人達に自慢できる事だと思えたので我慢した。
下流に2羽の小鴨が大石の上に寄り添っていた。
4-5日前頃は人の姿を見れば隠れてしまったのだが、
姿を見てもあまり見つめたりできるだけ驚かさないようにしていたら警戒心がかなり薄れたらしい。
市場に行った。
少し遅れていったからせりは終わっていた。
煮魚にカラスカレイを買った。
八百屋市場に米ナスが売れ残っていたのを買ってきのこやエビを入れたあんかけにして出す。
お客さんの多くは老人会のお客さんだ。
予算は安いけど長年鍛えたつわものばかりで酒は底なし、
もしかしてあまり歳を取って酔っているのが判っていないのかと思うほどである。
叉送っていく時も大変だ。
酔ってしまうともう子供と同じ。
降りるとき名残惜しくて男同士が手を握って中々別れてくれない。
其のうち4-5人降りてすいたなと思っていると、
おしっこしてるから置いてくなと怒鳴っている声が聞こえたり、
中々終わらなかったり。
でも来てくれなければ売り上げゼロ。
大事なお客さんだ。
そんな事を考えていたら店の入り口に乗用車が横に止まりほかの車が入れなくなっている。
こんなところに止まらなくとも広いのに。
車内を見ていると、年配のペアーが大慌てでワイパーのスイッチを探してる。
久しぶりの雨がぱらぱら落ちている。
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プルーンの収穫

2006-08-20 17:18:23 | Weblog
大阪から姪が遣ってきた。
六歳の娘と亭主をつれて。
挨拶してるうちに思いが戻って来た。
ちょうど娘と同じ年に父が亡くなりました。
何か不思議ですねえ、同じ年に帰って来てしまいました。
と言った。
夜明け前に電話が鳴った。
出ると妻の母からの電話であった。
茂さんが危篤。
妻の実家に車を走らせた。
ちょうど越後三山のとこらから朝日が昇って来たのが見えたとき涙がぼろぼろ流れて来た。
今考えると其の時にきっと息を引き取ったのではないかと。
そして妻だけ葬儀の席に着いた。
店が忙しくて、自分の店でなかったから、
いろいろの理由があったのかもしれないけどそこには行けなかった。
其の事は今でも心の後悔として残っている。
結婚式のバジンロードを姪の手をつないで歩いた。
簡単な役だと思ったが、いざ手をつないで歩き始めた時、こころがふるえた。
姪の手が、そして体が震えていた。
ぶるぶるぶるぶる震えは僕に伝わってきた。
見知らぬ遠い大阪の地で親戚もいない地で、片親で立派な娘になって、
あれから叉8年親子して頑張ってくれた。
叔父とは名ばかりで何もしてやれなかったけど,
今会ってかかあ殿下の家庭を見て心に嵐のごとく涙が浮かんできた。
皆頑張ってくれて有難う。
お盆をが終わったので少し余裕が出来て、周りを見てみたらプルーンが色付いていた。
タイヤショベルのバケットに乗ってプルーンもぎをした。
食べてみたら、今年は凄くすっぱいのでもう少し後でもぐ事にした。
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お盆戦線から帰還

2006-08-19 16:56:08 | Weblog
お盆前の雷に周辺機器が被害を受けてもう一つのトラブルが重なり今日やっと日記を書き始めた。
開いてみたらコメントが来ていた。
激震ラーメンが美味かった事と、店が忙しくてめじょげなだったと言うコメントだった。
仕出しや宴会も有ったけど毎日二、三百人のフリーのお客さんが来てくれた。
短時間に出すのはどうしたらいいか考えてメニュウを作り変えた。
猛暑を頭にいれ冷たい麺類に力を入れた。
手打ち蕎麦を前面に出し冷しラーメンやザルラーメンを其の後に添え、
ガス台が重ならないように、
石ガマブタロース味噌漬け焼定食を写真で出して勧めた。一つのメニュ-
に集中したほうが効率が良いけど、
中々そうは行かない事が判っていたのであえて複数のメニュ-に集中して、
お客さんがお仕着せであったと感じないようにメニュ-構成を考えた。
ピザもいっぱい出た。
売り上げの40%をピザが出した。
蕎麦を食べたりラーメンを食べたりしたほかにピザを食べたりテークアウトのピザを頼んでくれた。
始めに考えたコンセプトに沿った展開であった。
爺ちゃん婆ちゃんの魚野川山荘にようこそ。
爺婆と子供たち、そして孫達がやってるヨーロッパの山の中の山荘レストラン。
いろいろなメニュ- にピザがあってスパゲッテイもあるそしてラーメンもある何でもありの魚野川。
家族やお客さんと一緒に各人の好みに合わせて。
ブログを書いて思った。
やっと元の世界に戻って来た。
気温が37度も有った。
こんな暑い日にイロリで酒を飲みたいと言うお客さんがいて、
要望通り炭火を入れて料理を出した。
暑くて悲鳴を上げていた。
こちらとしても針の筵の上にいるようで断わればよかったと考えてしまうほど暑そうだった。
夜は和南津の人達がセンターでいつも仕出しで遣っていたけどまだクーラーが
入らなくて暑いからと言って、うちで宴会をしていてくれる。
初めて一時間ぐらいで早帰りたい人がいるからおにぎりでも早く出して言うので、
これは早くお開きになっていいなーと思っていたら、
カラオケが始まってもう三時間になる。
僕はいいけど昨日親方が来てカラオケの部屋の上で寝ているのだけど。
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雷でパソコンが故障してしまいました。

2006-08-18 01:44:05 | Weblog
直るまで少々このブログ更新を
お休みさせていただきますのでご了承ください。
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秋の気配に連なる青き峰の山々

2006-08-15 10:55:03 | Weblog
お盆の忙しさで緊張があるらしく、早く目が醒めた。
もう日はかなり高くなっていて、
晴れているけど凛と澄んだ空は秋の色であった。
日中は近くに見える山々も山の端が際立って
青みがかった日本の風景画のように見える。
今日は叉忙しくなる。続く
ここまで書いたら機械が壊れてしまった。
はじめはどうしようかと思った。
二三日経ったら、諦めて開き直った。
ブログも夏休みそんな気分になって時間が余ったので毎日浴びるほど飲み歩いた。
本も読む時間もでき叉新しい考えが浮かんできた。
秋冬メニュウ思案中。
今思い出すとこの日の星空のきれいな事、新道島の山並みの上に
下限の月が昇ってきてキリギリス達の歌声に稲の花の香りが疲れた心をほぐしてくれた事。
魚野川の夜は目を閉じても最高と思ったこと。
この感動を共有する人がいればなおいいのになーと思った事。

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プルーンの実

2006-08-14 08:36:26 | Weblog
日の出とともに目が覚めた。
権現堂の奥の唐松山から綺麗な朝日が昇って来た。
感動しているとちぎれ雲のに隠れてしまった。
それもまた良いなと思いながらプルーンの木を見ると、
この前まで緑だった実が少し色付き始め少し紫がかってきた。
昨日バイトさんがお客さんが横の木の名前を知りたがってると言った訳だ。
プルーンがなっていて熟し始めた光景などあまり見る機会が普通の人達は中々無いと思う。
後で誰かをタイヤショベルのバケットに入れて木に近づけて収穫しょうと思ってる。
激震ラーメンのチャーシュウの仕込があるので早めに始めた。
百キロの豚肉を岩塩と麦焼酎、そして香料で漬け込む。
色々な工程を経て十日ぐらいで出来上がるが、
少し余計ラーメンが売れているので少し工程はやめている。
ゆっくりと激震ラーメンを磨いていこうと思っている。
八百屋市場にトマトを買って忘れてきてしまったのでこれから取りに行く。
予測通りお客さんはいっぱい来た。
一生仕事して生きていくのだから,今日ぐらい早く店を閉めても良いかなー。
さすがお盆で近所の人達が家族で食事に来てくれた。
丸山さんたちが来てくれてお勧めのワインをと言ってくれたので2000年のフランスの赤ワインを出した。
感想を聞きに行きたかったが忙しくて顔を出せなかったのは心残りだ。
最後の最後に星野さんが長男夫婦と食事に来てくれた。
長男は酒が飲めないので、家に帰っても飲み相手がいないらしく、誘われて一緒に飲みに小出のみはるに行った。

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雷様の暑中見舞い

2006-08-13 21:09:41 | Weblog
12日は朝凄い夕立になった。
雨も凄かったけど雷はもっと凄かった。
雷雨の中魚市場に急いだ。
車から降りるときも傘を差さなければずぶ濡れになるようだった。
市場の近くでも凄い雷が落ちた。
店が凄く心配だったけどけいたいでは何も言ってこなかったのでほっとしていた。
予約が5つ、小さなグループかりだったが一般客も多かったのでてんてこ舞いであった。
仕事が終わってブログを書こうと思ったが、PCが壊れて書けなかった。
ヒロちゃんに相談したが駄目だった。
今日色々遣ってくれたら何とかつながってやっと書けるようになった。
今日は仕出しと16人の予約。
でもお盆の13日は早仕舞い。
疲れてベロベロ。
おきゃくさんのコメントがありとても嬉かった。
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初物が二つ

2006-08-11 07:19:28 | Weblog
寒さに目が覚めた。
快晴だった。
まだ五時前だったので毛布を掛けなおし叉寝た。
誰かが叫んでいるので起きて見ると康夫君が珍しいきのこを持って来てくれた。
初物であった。
店の横の土手にコゴメが出ていて、お盆うちぐらいは天ぷらにして使えそう。
これで初物が二つ。
お盆のお勧めメニューを少し整理して見やすくようと思って
いろいろ考えてみたけど良いアイデアが浮かばないので造りやすくして利幅があるものを考えた。
蕎麦を前面に出す事、ピザ釜で焼く定食を作る事、
冷しラーメンやざるラーメンを出す事でガス台の混雑を緩和しょうと思った。
蕎麦は打ってあれば後は茹でるだけだし、
石ガマは用意してあれば2分で焼け10皿まで一度にできる。
そばも一分ぐらいでできる。
それから昼そばと、冷し中華の写真をデジカメで撮って
ヒロちゃんとメニュー作りをしたけど夕食のお客さんが始まってしまい途中で中止した。
激震ラーメンのチャシュウが間に合わないかもしれない。
もう行き当たりばったりでお盆全戦を突っ走る。
 
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目にはさやかに見えねど風の音に・・

2006-08-10 15:03:21 | Weblog
昨日入道雲が発達して来たので、久しぶりに夕立があると思ったが外れてしまった。
山の方だけ大雨が降って、銀山湖では時間60ミリの豪雨であったらしい。
其の夕立水で取れなかった鮎が20匹型の良いのが上がったと、
朝山田君が弾んだ声で電話してきた。
昨日プルミエで魚沼産蕎麦粉のクレープ包みを食べた。
クレープと言われたので、てっきりデザートかと思って手をつけなかった。
まだワインも有るのにと思ったけど、ヒロちゃんはパクパクやっていて
美味しそうだったからもうデザートと聞いたところ違いますよと言った。
味見をしてみるとチョコレートソースに見えたのはマデラソース。
芯ののクリームと見えたのはさっと火を通したエビであった。
冷たい南瓜のスープと火加減の絶妙なステーキ、大満足であった。
学校の頃教科書にあった短歌の中にあったもので丁度立秋、今頃の歌らしいが
店の横にある稲も穂を出し花がついいている。
もう秋が忍び寄っているのだ。
今頃はとんびマイタケの時期だが日照りキノコと言われているから、
今年は不作だろう。
八百屋市場で茗荷が百グラム300円だった。
凄く高いので早いかもしれないけどこれから採りに行く。
店の横にも茗荷があったけど、新築する時に皆駄目になった。
昔先祖が住んでいた袖の坂に行って茗荷を探した。
ココより少し高いところにあるので雪消えの早い西日の当たるところに行った。
蕾が少し出てるものや周りを少し掘り返して20個ぐらい採った。
よその土地だったから少し遠慮した。
山からマキ婆が帰ってきたので地主によろしく行ってと頼んだ。
マキ婆はいいんだやーと自分の土地みたいに言った。
夜は久しぶりに飲むお客があった。
寺井さんから頂いた佐渡沖の釣りメバルが残っていたので姿煮にして出した。
誰も残さなかったのできっと美味しかったのだろう。
送って帰って来て今日は呑まないほうがいいと思っていたがやはり叉呑んでしまった。
夜風に当たりに外に出ると満月が東の空に昇っていた。
虫の音に懐かしい稲の花の香りが満ちていた。
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朝焼け

2006-08-09 08:26:44 | Weblog
5時ごろ目が醒めたので布団の中から片目だけ開けて空を見た。
窓枠に四角切り取られた空は夕焼け空みたいにうす赤く染まっていた。
カメラや見てみたいと思ったが連日の酒疲れで、意欲が湧かなかった。
板長が休みで、自分の仕事が倍になってるので体を休めるのが先決だと、
叉目を閉じた。
起きて空を見ると、朝焼けは消えていた。
空の半分は雲に覆われて西の空は抜けるような青空が覗いていた。
東の方は台風7号が来ていて丁度店の上が境になっている。
駒ケ岳の上に残雪がポツン。
今まで残雪があるのは珍しい、大雪だった証拠。
予報の雨も降らずに凄く暑い、板長は海に行ったが大当たり。
明日は茹蛸みたいになってくるだろう。
たいしたお客さんが来なかった。昼寝をしたらまたげんきになった。
ヒロちゃんが今日で一年経ちますと言ったので、
これは呑む口実ができたと思い夜の巷に出かけた。
キンちゃんに電話したら奥さんの実家に行ってから呑もうと言う話になったので
それまでプルミエでワインを片手に飲んでいた。
マスターが変な料理と言って出したものはいま世界のフランス料理の先端を行っていると思った。
やはりフレンチは良いなー。
でもワインは安いものを頼んだので感動ナシであった。今度近くに店を移転
するらしけど楽しみだ。

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