おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

合歓の花が朝日に透けて

2006-08-07 09:49:49 | Weblog
昨日酔っ払って早く寝たから5時ごろに目が覚めてしまった。
まだ早いと横になっていたけど鳥の声につられて店のホールに出た。
朝もやが立ち込め越後三山や高い山はみえなかった。
その代わりに川岸の木々がもやのなかに立っていた。
朝日が昇っているのに光が少なく、太陽は大きいお月様のように見える。
もやの中に切絵の山を置いたような風景は日本画と言うよりも
何処か東南アジアの高原の朝の世界に似ている。
胡桃や柳の木にもやがかかって、合歓の木の花だけが薄い朝日に透けて、
はっと、するような桃色になっている。
今日と明日は予約が無いので市場は休み。
昨日呑んだ隣の人の無人市場に、必要な野菜を買いにいく。
其の前にと始めたソフトクリームの機会の消耗部品の交換と掃除が手間取り
お昼の準備も間に合わないようだった。
夏休みの人達と仕事の人達が一緒になって忙しかった。
昼定食は石がま焼豚ロース味噌漬け680円、ポテトベーコンチーズ焼付き。
前の店の常連さんが始めて寄せてもらいましたとお食事に来てくれた。
大きくて良いお店に成りましたねーと言いながら食事にきてくれた。
桑の実と完熟南高梅のソフトクリームをデザートに食べ、
とっても美味しかった、叉来るねーと言ってお帰りになった。
常連さんの中には魚野川の災難に触れるのが心の負担で
遠ざかっている方もいらしゃるような気ががする。
これからエゴを作ると思ったけど日記を書いていたら眠くなって寝てしまった。
続きのブログを書いていると日が暮れて、星野ファミリーが到着。
娘さんが友達と来たから来てくれた。いろいろオーダーを頂いたけど、
寺井さんの佐渡のメバルの煮つけをサービスさせてもらった。
帰るとき途中の飲み屋まで送ってもらった。
出来たばかりの店のマスターにあいに行くために。
先客がいた。
まだわかいご夫婦だった。
亭主は知り合いで昔うちでアルバイトをしたことのある人だった。
店長も歌ってよと言われたので。
歌は音痴だから気にしないで歌っていてよ、聞くのは好きだけどねーと
と言ったら僕に合わせて歌ってくれた。
でもはじめて聴く歌ばかりだったので、其の事を言うともっと昔の歌にもどってくれた。
酒を飲みながら生の歌を聴きながら、そして祭囃子の練習も聞きながら。
良い夜であった。

コメント
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