おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

稲穂垂れる

2006-08-29 10:12:07 | Weblog
天気予報では曇りになっていたが、早いうちは抜けるような晴天だった。
娘の調子が悪く付き添いは僕の仕事になった。
たいした病気でもないけど子守ぐらいの調子で遣っていれば良い。
せがれがサバの一夜干を土産に持って来てくれたので食べてみると旨かった。
曰く一夜干の概念が変わる。
火山灰を利用した製法らしいが、思うにただ素材のサバが油が乗って旨いだけのような気がする。
ノルウエー産の小ぶりのサバだった。
調味液に浸してからフイルムのような通気性のある素材で
包んで火山灰を利用して脱水をしてあるような気がする。
柏崎では越路早生の新米検査をしたと新聞に出ていた。
作は去年より良いそうで、コシヒカリも良さそうらしい。
店の横のコシヒカリも良い色になり始めて穂が垂れてきた。
魚沼コシヒカリの新米が出たら米を使った創作料理を出そうと前々から思っていた。
昨日komachiを見て、遣られたーと心の中で呟いた。
南魚沼市の天心だ。
ラーメンスープのベースにコシヒカリのポタージュを使ってある。
同じものでもないけどなぜか二番煎じと言われるのが悔しい。
僕の場合はコシヒカリのホワイトソースと玄米を焙煎したブラウンソース、
焙煎した玄米の焦げた香ばしさと甘さを生かした汁を考えていた。
あといろいろあるけど企業秘密。
少し暇になったので残ったプルーンをもいだ。
初めてタイヤショベルを運転するヒロちゃんに頼んでバケットに乗り手の届くとこに運んでもらった。
約10キロぐらいの収穫があった。
これをほっとくとまだ熟すので、頃合を見て種を取ってジャムに煮込んで
デザートのソフトクリームに付け合わせとして使う予定。
川風に吹かれたプルーンもぎも見ているほど楽ではない。
刺す毛虫のツバ虫がいることもあるし昨日みたいに蜂にやられる危険性もある。
プルーンの木はとげも有り、そんなに鋭くないにしてもかなりの引っかき傷ができる。
高いところに上がって横の合歓の木を見たら花が終わり、
代わりに美味しそうなサヤ豆がなっていた。
そろそろ夏休みも終わりになってお客さんは一人の方が増えてきた。
駐車場は一杯なのに店内はガラガラで居心地が良いのかゆっくりしてる。
夜はイロリ宴会が一つ。
小人数で7人。
まだ暑いのでこちらも気が楽ではない。
炭を少なくして刺身や子鮎の天ぷらや岩ガキのフライなどにして焼物を少し抑えて、
暑くなるのをできるだけ減らしてる。
お客さんを送ってから気が付いた。
焼き蟹のタラバを出し忘れた。
お客さんはそれなりに喜んで帰ったがいまひとつ盛り上がりが無かったような気がした。
コメント
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