おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

プルーンの収穫

2006-08-20 17:18:23 | Weblog
大阪から姪が遣ってきた。
六歳の娘と亭主をつれて。
挨拶してるうちに思いが戻って来た。
ちょうど娘と同じ年に父が亡くなりました。
何か不思議ですねえ、同じ年に帰って来てしまいました。
と言った。
夜明け前に電話が鳴った。
出ると妻の母からの電話であった。
茂さんが危篤。
妻の実家に車を走らせた。
ちょうど越後三山のとこらから朝日が昇って来たのが見えたとき涙がぼろぼろ流れて来た。
今考えると其の時にきっと息を引き取ったのではないかと。
そして妻だけ葬儀の席に着いた。
店が忙しくて、自分の店でなかったから、
いろいろの理由があったのかもしれないけどそこには行けなかった。
其の事は今でも心の後悔として残っている。
結婚式のバジンロードを姪の手をつないで歩いた。
簡単な役だと思ったが、いざ手をつないで歩き始めた時、こころがふるえた。
姪の手が、そして体が震えていた。
ぶるぶるぶるぶる震えは僕に伝わってきた。
見知らぬ遠い大阪の地で親戚もいない地で、片親で立派な娘になって、
あれから叉8年親子して頑張ってくれた。
叔父とは名ばかりで何もしてやれなかったけど,
今会ってかかあ殿下の家庭を見て心に嵐のごとく涙が浮かんできた。
皆頑張ってくれて有難う。
お盆をが終わったので少し余裕が出来て、周りを見てみたらプルーンが色付いていた。
タイヤショベルのバケットに乗ってプルーンもぎをした。
食べてみたら、今年は凄くすっぱいのでもう少し後でもぐ事にした。
コメント (2)
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