40年前の沖縄返還にこと寄せて、いかにも「池田会長が沖縄返還に導いた」とばかり聖教一面に載りました(笑)
記事によると、池田さんは佐藤総理、米ジョンソン大統領会談で返還方針が提示される3ヶ月前に提言をおこなったとしています。
外交というものは、長短期の下交渉があって表に出てくるものじゃないですかね。トップ同士が会談をおこなってはじめてその内容を話し合ったものではないでしょう。
当時の国家間の交渉の時期、経緯については他の詳しい方の意見に譲るとして、素人が見てもこの記事の書きようはおかしすぎる。両トップが池田提言を聞いて動いたとする証拠でもあるのでしょうか。
そもそも、沖縄は日本の領土なのだから返還を望むのは当たり前のこと。池田さんだけが、当時、返還を訴えていたのでしょうか。
さぞかし、今、沖縄では県民あげて池田さんを称賛する式典で盛りあがっていることでしょう(笑)
当時、池田さんは日蓮正宗の信徒であったわけですけど、記事には抜けてましたので、直しておいてください。
新人間革命の中で、池田氏がベルリンの壁を訪れた時、「30年後には、きっとこの壁はなくなっている」と予言したとか。でも、それって、壁がなくなってから書かれたんですよね。インチキ占い師みたい。
いやはや、自分が世界を動かしているんだと大きな勘違いしてる?
1987年9月、池田大作は日中国交正常化についての提言をした。
「今日こそ日本は、この世界的な視野に立って、アジアのの繁栄と世界の平和のため、その最も重要な要として、中国との国交正常化、中国の国連参加、貿易促進に全力を傾注していくべきであることを重ねて訴えるものであります」
創価学会では、この池田提言によって日中国交正常化が実現されたと主張し、そう学会員に教え込む。
池田大作自身が、「日中国交正常化の立役者は自分である」と自己アピールしているからだ。
だが、島田氏は著書の中でこう指摘している。
(以下引用)----->
日中国交正常化までの過程を記した本を読んでみると、創価学会や公明党関係のものを除けば、池田の提言が重要な役割を果たしたという指摘は全くなされていない。そもそも、池田の提言自体言及されていないのが一般的である。
(中略)
現在の創価学会、公明党は、この池田提言を、当時の中国が高く評価したかのように主張している。しかし、1974年5月に、池田が初めて中国を訪問したとき、池田は毛沢東主席にも周首相にも会うことができなかった。もし中国が、池田提言を本当に評価していたとするなら、少なくとも周首相は池田を歓迎したはずだ。
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出版物を見ても、池田提言を評価している(提言に触れている)文章は全て、学会系出版社から出されている。
日中国交正常化においては、池田大作より、公明党元委員長 竹入義勝の果たした役割の方が明確であり、その功績は大きい。
しかし、国交正常化の功労者として竹入が評価される一方で、池田提言が思った程に評価されない事が火種となって、竹入は創価学会によって激しく糾弾されるようになった。
創価学会の目的は、学会系メディアを使って池田提言への評価を意図的に作り上げ、竹入元委員長を貶めることで、その功績を奪い、池田の功績にし立て上げる事なのだ。
しかし、池田提言が日中国交正常化に大きな影響力を持たなかった事実は、その経緯を記した書籍(もちろん学会系出版以外の)を読み、中国側の対応を見れば、容易に知れる事である。
先の引用にもある様に、池田氏は国交正常化(1972年)後の訪中時(1974年)に要人との面会が叶わなかった。
更に、1998年に来日した江沢民主席は、池田氏との面会に先立って、竹入元公明党委員長と懇談している。江主席は、日中国交正常化に寄与した人物として竹入氏を迎賓館に招き、「周恩来首相は生前、水を飲む時に井戸を掘った人を忘れてはいけない、と言った」と発言し、日中国交正常化や日中平和条約の締結に寄与した竹入氏らの業績に感謝の意を表している。
創価学会員が信じている日中間の歴史は、創価学会が自分達に都合のいい様に創り上げた捏造に過ぎない。
知識の収集を、聖教新聞の記事や会合の演説、内部の出版物に限定してしまうから、自分の歴史認識が誤っている事に気付かないのだ。
偏った知識には、何の説得力もない。誰を納得させる事も出来ない。
必要なのは、多くの情報に触れ、そこから真実を拾い上げる判断力を身に付ける事ではないのだろうか。
学会外に溢れる情報は、仏敵でもなければ、魔でもない。
それは、人を正しく導く為の道標なのだと思う。
<参考>
■民俗化する創価学会(島田裕巳著)
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momongaさん、これが真実です。
欲に狂った力なき臆病なペテン師、妄想的統合失調症患者(これは精神科医が居言ってます)、激情型コンプレックス人間・・・何でも名誉は嘘をついても・真実を捏造しても自分のものにしたがる、貢献者をやっかみ・悪者にして集団で攻撃させる。
これが池田大作です。日本のガンです。
言葉はキツく聞こえますが、でも真実なのです。