がーこ 見聞録

がーこの街歩きと飲み食いのブログ。

皮一枚の格差社会

2013年02月25日 21時22分16秒 | がーこのつぶやき
先週水曜日、来月から加入健保を変更するため、現在の加入健保に「資格喪失証明書」を発行してもらうため急きょ「心斎橋」周辺へ行く事になりました。
地下鉄の連絡口を上がると、阪神高速の高架があります。
阪神高速の高架下には、ものすごく寒い中、毛布をかぶったホームレスが寝てました。
室内で毛布ならともかく、路上で毛布なんて…。
寒いだろうなぁ。
と思いつつ加入健保の事務所へ向かって歩いていると、「バス停」に、↓「夢の国」のアニバーサリーポスターが…。今しがた凍える路上に毛布一枚で横たわるホームレスの「現実を」を目にしたところです。
複雑な気分で「夢の国」のポスターを通過…。

                        

と…。
なんと「夢の国」のポスターの裏には…。

                        
「かわいそうの言葉だけじゃ、命は救えないから」という、これもまた厳しい現実を記した「国境なき医師団」のポスター…。
この時点で、さらに複雑な気分を抱えつつ、ネットで調べた「加入健保」の入っているビルへ到着してみると…。

                        
な、なんとっ!
一千万円以上はするという車の「ショールーム」が一階に入っているではありませんか…。
そもそも、「がーこ」が加入健保を変わるのは、隔年で上昇を続ける保険料が、ついに自治体の健保を上回ってしまい、これ以上の家計への負担を避けるためだというのに…。
なんなんだ。
この高級車…。

少なくとも、大阪は、「名古屋」や「福岡」などと比べても景気が良くありません。
リーマン以降、景気は下降を続け、下請け自営業の「がーこ」の連れ合いの仕事も下降の一途をたどり、今は首の皮一枚でつながっているようなものです。
何かが一つ狂えば、「がーこ」だって、いずれは高架下で横たわっていたホームレスと何ら変わらない事になってしまうかもしれません。
もちろん、何も手を打たないで「ずるずる」と落ちて行くつもりはないのだけれども、
薄い薄い「皮一枚」の差で、「がーこ」は今の生活をさせてもらえているのだなぁと思いました。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« チロルチョコ | トップ | 必死のパッチで…。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

がーこのつぶやき」カテゴリの最新記事