もこを迎えてからもうすぐ1年(11月)
いままで いろんな猫が手術後の休養に はっちゃんの部屋に来ては去り、来ては去り・・・
そんな日が続いた後、 去年の末に もこちゃんがやってきました
ほとんど一人だったはっちゃんに ルームメイトが出来ました
2匹、仲良く・・・ということはなかったけれど
はっちゃんは嬉しかったみたいで 時折 もこちゃんのにおいをそっとかいでみたりしていました
夜、電気を消した後 いつも寂しそうに泣いていた はっちゃんの声もこの頃からきこえなくなりました
君たちは同郷なんだよ・・・
もこちゃんの具合が悪く、 いつまで頑張ってくれるだろうか・・・と
私はそればかり気にしていたの・・・
はっちゃんの変化に気がついて病院に連れて行ったときには 腎臓の数値はもこちゃんより悪くなっていました
その日から毎日の補液が始まり、
なんとか食欲も少しずつでてくれていて
もこちゃんと同じように はっちゃんとも これから一緒にがんばるよ!
って決意をしていた矢先、
病院に行ってから わずか2週間で
はっちゃんは逝ってしまいました・・・・・
やせてもなく、 毛並みもツヤツヤで・・・・
なのに
逝ってしまいました・・・
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手術の時に先生 が
「歯が1本もない」
「口の中が あれている」
と言ったことが思い出されました → (2016年6月12日 二つ目の記事です)
はっちゃんは エイズで すでに歯もなく、
除草剤をまいて猫が死んだ、という目撃もあるその地区に
はっちゃんを戻すことは出来ませんでした
亡くなったはっちゃんの口の中を見たら、
黒い大きな腫瘍のようなものもありました
でも苦しんでいる中、亡くなる数時間前に とりつかれたようにご飯を食べたはっちゃん・・・
最後まで 戦って 逝ったんだと思います・・・
最後に何度も名前を呼んだ、私の声は届いたかどうかわからない・・
おとなしく、我慢強かったはっちゃん。
動物たちの最後は 「死」との真っ向勝負で、
人間のような 逃げ はありません。
その 勇敢で壮絶な戦いに付き添った私は
何度 病院に駆け込もうかと思いましたが、
はっちゃんは戦い抜きました・・・
はっちゃん、 家に来てくれてありがとう・・・
本当はいやだったかもしれないけど
でも 最後は 私が部屋に入るだけで 小さくゴロゴロいってくれた
亡くなる日も ゴロゴロいってくれたから、
きっと はっちゃんも もっとここで生きたいと思ってくれてたに違いない、と確信しています
お外のはっちゃんを ずっと守ってくれたSさん、
はっちゃんからも ありがとう です
ああしてあげれば良かった、
こうしてあげればよかった・・・と
いなくなってしまった子を思うと いつも思います。