なかなか書くことができませんでした。
下腹に大きな腫瘍ができたラム、
4月17日、思い切っての手術となりましたが、術中 命を落としました。
このままでは 必ず命を落とすことはわかっていて、レントゲンでもエコーでも、実態がわからない腫瘍。
開腹して、全摘出来れば成功だが、癒着があって難しいならそのまま何も出来ずに終わることになる。
でも組織を取れば その正体はわかって 治療法の指針となる。
腫瘍の一部をとって 小さくしてあげることが出来るかもしれない。
このままでは近いうち 便が出なくなり、亡くなるのはめにみえている。
そのような話を 副院長先生は細かく話してくれました。
飼い主としては 少しでも生存の望みがあるのなら それを選びたい。
とにかく 命優先で 「やってみる価値はある」と思う、とはなしてくれた。
けっきょく、ラムの手術は4時間にも及び、最後の縫合の時に心拍が弱くなった……と。
手術途中の電話でも 「生きて戻るようにします」と言ってたのに。
私たち家族の思いの中で 最悪は 癒着とかで摘出が無理で、そのまま縫い合わせて終わってしまった場合でした。
死ぬなんて思ってなかった。リスクは承知してたけど、術前には心臓のエコーもして、再度血液検査もして、前日から点滴入院もした。
17年間(16年と8ヶ月ですが)も一緒に暮らして、500グラムの手のひらサイズから共に暮らして、 病気で苦しんで死ぬのを見送るのも辛いけど、
サヨナラもいえずに逝かせてしまったこと。
家族それぞれ どうやって気持ちに折り合いをつけようか苦しいです。
手術を選んだことは間違いではなかった、と。
病院のミスではなかった、と。
何とか自分を納得させようと……ムリムリにでも。
8歳の時 乳腺腫瘍で片側全摘出をして、奇跡的に15歳まで再発はなく、
2回目の反対側全摘出の時には鼠径部のリンパに転移もあったのに、
さらにそれから1年4ヶ月 今回の手術の時は 肺も綺麗で、乳腺腫瘍の転移ではないだろう、と言われた。
こんなに頑張ってた子を 私の不注意で亡くした、と思うと苦しいです。
もっと早く腫瘍に気がついていれば。
手術を行なったもう1人の院長先生は、ラムの腫瘍がどんなに珍しいものだったか 図を描いて細かく話していましたが ラムの死でショック状態の私と夫には どうでもいい話でした。
私たちが駆けつけた時、手術台に、切り取った腫瘍の一部が置かれてました。
前日入院に行く日の 膝の上のラム。
確かにシンドそうな顔です。毎晩 部屋のあちこちに 全身で絞り出したうんちがありました。
辛かったね。ラム……。
前日入院の診察待ちのラム。
⚠️<閲覧注意>⚠️
⚠️注意⚠️
⚠️注意⚠️
患部の写真です
帰ってきたラムちゃん
17年間 ありがとう。
ハピネスパウダーを振りまいてくれた 天使のラムちゃん
ラム……
また 会えるよね