ねこと一緒に☆星に願いを   

千葉 増え続ける不幸な命をたすけて(旧タイトル)

ジュル 旅立つ

2021年11月09日 | 日記

ジュルが旅立ちました。

 

食べなくなって わずか3日でした。

1度だけ 食事を運んだ時 食べたそうに(というより、食べなくちゃ、って感じでした)ヨロヨロ出てきたのでシリンジでほんの少し入れてみましたが  やはりとても痛がり  ほとんど食べられません。

すぐに病院に連絡して、注射の痛み止めを処方してもらいました。

 

昨日は ベットから出てくることはなかったです。

朝見た時と 夜におしっこがあり   シートを取り替えました。

膝に乗せてももう喉を鳴らすことがなかった。

点滴を少量ずつ朝と夜の2回に分けてやり、痛み止めの注射は3回打ちました。

 

   

  (補液シリンジ、痛み止め、おジャの便秘のシロップ)

 

 

 

        いつになく、心配そうに覗き込むおジャ

 

 

  でも、全て無駄なのは一目瞭然で      こんな辛い時間を伸ばすことは残酷に思えます。あまりに弱っていて 体力も無くなっていたからか、夜  最後に様子を見た時も  ほとんど動かず寝ていました。

時々 少し苦しそうに手足を動かし   鼓動も早くなっていました。

 

  そして    夜中に1人で逝ってしまいました。

 

 そばにいて  触ってあげなかったことが後悔ですが、安心出来る場所をジュルにあげられたことは良かったと思います。

「安心出来る場所 」「安心出来る人間」

この2つは 外で暮らす猫たちは持つことが出来ない。

でも  この2つこそが 天と地ほど 彼らを分けてしまうのだろうと思います。

主人も可愛がっていました。     主人の膝に毎日乗るのが ジュルの楽しみでもありました。

今日はそっとして 明日見送ろう、と話しています。

 

 

昨日は  15際になるラムちゃんの   2回目の乳腺腫瘍の手術でもありました。

1度目は 8年前。  予後の悪い乳腺腫瘍から奇跡的に助かったのでした。

 

   

      麻酔から覚めたラムを家族で見舞いました。

 

 

  「まるで身代わりみたいにジュルが逝ってしまった……」と、主人が呟きました……。

 

  ジュル、うちに来てくれてありがとね。

 

 

    元気だった頃のジュルとおジャ

 


何も出来ずに……

2021年11月07日 | 日記

一昨日、ジュルを診察に連れていきました。

痛み止めが効かなくなったのか  ほとんど食べなかったから。

 

他の痛み止めがあるか、今後 さらに痛みがひどくなった時 どういうことができるのか……。

「せめて痛みだけは止めてあげたい」という一心でした。

 

しかし先生が言うには

食べないのは  痛みだけが原因では無い場合が出てくる。腫瘍の腫れが進み、舌の動きもさらに悪くなれば  食べ物を飲み込むことも出来なくなることも考えられるし、腫れが気道をふさぐことも……。

 

ということでした。

 

 

 

  今までの液状のブプレノルフィンの他に

粉末のトラマドール という鎮痛剤を処方してもらって帰りました。

 

 痛み止めを飲んでも  時おり口を気にして  食べるのを休み、   また  食べる……という様子でしたが

 

今朝はとうとう  起きてこなくなりました。

ベットの中でおしっこ(ペットシーツも敷いてます)もしてありましたが、夜中にヨロヨロとトイレに行ったのでしょう。いつもより小さい  それでもいいうんちがしてありました。

あんなに下痢に悩んで治らなかったのに。

良いうんちが  悲しく思えてしまいます。

 

もう 口を開けようとしないジュルに  無理やりシリンジを入れる気持ちにはなれませんでした。

膝に乗せたら  ゴロゴロ喉を鳴らします。

 

このまま何もせず見守ることがジュルの望みでもあるんじゃないか、と思えます。


ジュルの踏ん張り。 私も頑張る!

2021年11月04日 | 日記

ジュル……   2019年の12月の末に保護しました。

2012年に私がTNRした小さなメス猫。

 

うちに来て  穏やかに過ごせたのは最初の1年でしょうか?       主人の膝に乗るのが毎日の楽しみでした。

外猫お決まり?の腎不全でしたが(そしてエイズキャリア)、毎日の補液と処方食で頑張りました。

その後 長く患った下痢は  何を投薬しても治らず フラフラに弱ってきましたので  とうとうステロイドに頼ることに。

すると  下痢は治まり  食欲もアップ。

しかし、同時に顎の下に大きなコブのようなものが出来て、それはどんどんと大きくなっています。

 

今は  処方食ではなく  退院サポートと普通の猫缶。

体重は2キロを切って  1.5kgくらいしかありません。

 

 

 

  これは 癌なんでしょうね……

もう 検査も治療もできる体力はありません。

抗生剤とステロイド、点滴(60CC)だけで頑張るしかありません。

 

それでも食欲は異常な程で  まるで 何か来るものに必死で立ち向かっているように見えます。

 

今は  目の下も窪み、やがて顎の骨が溶けて?来るのだろうと覚悟しています。

お皿にあごをぶつけるようにしてご飯を食べようとするのですが   なかなかご飯が口の中にはいっていかないんですね……。

今までは指でご飯を盛り上げるように補佐してたんですが  口を閉じると  漏れちゃうのかな?

で、今日は  私の指の上にフードを乗せて  指ごと噛みつかせるようにしてみました。

そしたら上手く行きましたよ!

 

少し歯は残ってるんですがそんなに痛くはありません。

一生懸命食べてます。顔中ドロドロにして食べてます。

(写真取りたいけど  私もドロドロになっているので撮れません(笑))

 

昨日から痛み止めを使い始めました。