♪シンガーソングライター★近井智沙子のブログ☆彡

シンガーソングライターは趣味と言い切る近井智沙子のちょっとした日常を書き留めます。

超過死亡について考えよう4

2024-01-02 | 智ぃ沙な日常
昨日の地震で何も被害がなくて取り立てて救助するすべがない
人は、普通に生活を送ることですね。東日本大震災のときも
そう思ってたけど被害受けていないところで自粛モードに
なるのは違うと思います。元気な人は心身ともに元気なままで
いないとね。

でも万博は中止した方がいいんじゃないですか?
Xではもうそういう風潮だけど、それに私も賛成!
自粛という意味ではなく万博にかかる費用を被災地や被災者の
支援に回しても大阪府民は怒らないと思うんで。

では、私も予定通り超過死亡の分析の続きを書きたいと思います。
決して楽しい話題ではありませんが。

今日は5歳階級の年齢別では死亡数がトップだった85~89歳の
死因について分析していきます。まず大分類の死因別に
死亡数の推移を見てみましょう。



日本人全体の死因別ではがんがトップでしたが、この年代では
循環器系の疾患がトップになりますね。続いて、がん、呼吸器系の
疾患、老衰などでこの4つの大分類死因が主になります。
これら4つは年々上昇していますが、人口10万人あたりの死亡数と
しての死亡率も見ましょう。(以後、死亡率は人口10万人あたりの
死亡数を指します。また凡例の死因は死亡数のグラフと同じにしています。)


循環器系は昔に比べて死亡率は減少しましたね。ただ、2021年から
2022年から少し上がっていますね。がんは率としてはほぼ変わらず、
むしろ減少してそうです。老衰が増えたのはこの近年ではなく
2008年頃からなんですね。

全体の死亡数No.1であるがんは後で別枠で分析するので、次は
循環器系、呼吸器系、老衰などの中分類の死因別死亡数と死亡率を
見ていきましょう。



中分類としては2020年からの上昇率が高いのは、数が多い方から
心疾患、老衰、その他の呼吸器系疾患となりますね。肺炎と老衰には
その下の小分類がありませんので、一応脳血管疾患の小分類も合わせて
小分類の死因も同じように死亡数と死亡率を見てみましょう。



率で顕著なのが、脳梗塞の減少ですね。脳梗塞が減っているから
循環器系全体として減ってきたのでしょうね。血圧の基準値を
変えたからでしょうか。ただ、今はここ2年の超過死亡を見て
いきたいので脳梗塞は無視して死亡率のグラフの縦軸を低くして
みますね。


明らかに上昇しているのは、心不全、誤嚥性肺炎ですね。その他の
虚血性心疾患、不整脈、脳内出血、急性心筋梗塞、間質性肺疾患
なども2020年、あるいは2021年から若干増えているようです。

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