Vol.30 続・デートの誘い方

前回より引き続いている話題なので、先週の
「デートの誘い方」をご覧になっていない方は
まずこちらをお読みください。

なぜ３番の誘い方が好感が持てるのかは女性が
一番答えやすいからです。行けるか行けないか、
行きたいか行きたくないか、答えはイエスかノーか
だけでいいのです

だけど、「来週の金曜日」のように的を絞りすぎると
本当に予定が入っていて断られる可能性も高いのでは
ないかと思う方もいらっしゃるでしょう。しかし、
断られたら一貫の終わりなのですか？　また別の日を
提案すればいいだけの話です。

欲を言えば、今までの会話の中で自然に彼女の生活の
リズムを見い出し、“この日は空いてそう”という
具合に見当つけて誘うとポイントは高いですね。
それが見えない気遣いというものでしょうか。

仮に彼女のほうがあなたのことを気に入っていて
言われた日がたまたま予定入っていたとしたら、
おそらくは彼女のほうから別の日を提案してくれる
ことでしょう。この場合は、脈ありってことですね。
それでも基本的にはあなたが提案する姿勢を忘れ
ないでください。

そうではない場合でも、男性がどんどん日にちを
提案していくと、その一生懸命さに押されて、
Yesと返事することも十分あり得ます

でも、女性の予定なんて皆目見当もつかないし、
そこまで会話もしていないし、いきなり日を設定
するのは気が引ける場合は、徐々に範囲を絞って
いくとよいでしょう。例えば、

「（一緒に食事する話だけど）来週は忙しいですか？」

これもイエスかノーかの質問ですから答えやすいのです。

「来週はちょっと予定が立て込んでいて忙しいです。」
「それなら再来週はいかがですか？」
「そうですね・・・再来週なら大丈夫そうです。」
「では金曜日は？」
「ええ、空いていますので、金曜日がいいですね。」

いかがでしょうか？　イエスかノーで答える質問で
誘うとスマートですね。

あまり先の予定を聞かれても困ることはありますが、
「（予定が）わからない」と答えるときは、残念ながら
大概は“行きたくない”という意思表示の表れですね。

さて、今度は待ち合わせの時間を決めましょうか。

この期に及んで「何時にしましょうか？」という
質問は避けてくださいね。提案することによって
相手に基準ができます。その基準より遅いほうが
いいか早いほうがいいか考えやすいからです。