吉嶺史晴のブログ

リコーダー奏者吉嶺史晴のブログです。演奏活動ならびに鹿児島市で音楽教室を運営しています。

演奏会シリーズ初日

2024-02-14 | weblog
私の作曲作品のひとつ、テナーリコーダーとバスリコーダーのための二重奏曲"Kai IV"(2021)を演奏していただけることになりました。
今日が演奏会シリーズ初日です。
お近くの方々、是非どうぞ!

出演:
リコーダー: C.アイステン・ダール、R.ソールヴァイ・ステンスランド、織田優子
尺八:松本太郎(2月14日 奈良公演ゲスト) 

演奏会日程:
2024年
2月14日(水曜日) 奈良公演バスターミナルレクチュアホール
2月17日(土曜日) 神戸聖愛教会
2月19日(月曜日) 豊洲シビックセンターホール




"Kai" IV for tenor.bass recorder duo by Fumiharu Yoshimine(2021)

こちらは作曲者本人による多重録音です。
"Kai"は日本語の「海」、「開」、「界」、「櫂」など様々な意味を持つ言葉をアルファベットとして表して曲の題としました。
この曲を作った2021年当時で4曲のKai シリーズがあり、次に出来る二重奏曲は5曲めとなります。

1曲だけ取り出すことも、複数のKaiを組み合わせて演奏していただくことも可能という設定で作曲しています。

2024年節分を過ぎて

2024-02-07 | 対話


「太郎よ、2024年の節分も過ぎてしまったな。あのな、俺はな今、無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのための曲を作っているのだ。なかなか良い曲になりそうなのだぞ。ちょっとお前だけに特別に聴かせてやるから、そこに座って俺の演奏を聴け」
「またかよ~~~~、この間、聴いてやったばかりじゃないかよ~~~~」

「良いから聴け。この間は聴いてくれたから、その後、やまもとやまのウナギをおごってやっただろうが。お前はそれをうまい、うまい、って食っただろ。半年ぶりのウナギにありついたとか、言ってすごく喜んでたのを忘れたのか」
「忘れてないよ。でもなあ、俺だって忙しいからなあ。。。。お前の新作、聴いてやっても良いけど・・・・・ウナギはこの間、食べたばかりだからなあ・・・・・鹿児島の黒毛和牛ステーキも良いなあ・・・・・・」

「お前は食うことしか興味がないのか。長年、俺の友達なんだから少しは芸術というものに興味があるかと思っていたのだが」
「興味あるよ。でも芸術は食えないからな」

「まあ良い、黒毛和牛ステーキはちょっと高いから、吉野家の牛丼で我慢しろ」
「我慢しろって・・・・なんだよ!その上から目線は!今時流行らないよ、そんなの」

「まあ、まあ怒るなよ。じゃあ聴け、この間の曲はちょっと長かったけど、今回の曲は6,7分くらいだから、吉野家の牛丼だ」
「まあ、いいか」

「よし、そんならこれから演奏するからな。世界初演だぞ!」
「バカだねえお前は。世界初演なんて・・・・その後、全く演奏されない曲だったら、初演じゃなくて、最終演奏じゃんかよ」

「人がせっかく前向きに頑張っているのに、そんなに残念な言葉を口にするものではないぞよ。お前は仏教の、まあなんでも良いやキリスト教でも、何でも。イスラム教でも、多分、なんでもな。そのあたりの有難い教えを知らんのか。あのな、人には施しをするのが美徳とされておるのだぞよ。優しい顔とかな、優しい言葉とかな。そういうものだ。金がある人は金でも良いのだぞよ」
「まあ、細かいことは良いから、早く弾け。腹へって来た」

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「どうだ。俺の最新の曲だ。無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのための、曲名はまだ決めてないけどな、カッコイイ曲名にするからな、どうだ。感想聴かせてくれよ」
「感想ねえ・・・・・・まあ、良いんじゃないの・・・・・・・・・・腹へった、早く吉野家に行こうぜ」

「お前、正直になってないだろ、なんか偽ってるだろ、いつものお前だったら、俺にまったく遠慮せずに、その場で眠りこけて椅子からころげ落ちるとか、そういう直接的な反応を示しているけれども、今日は最初から最後まで眠らずに聴いていたな。でも、なんだか全然、本当のことを言ってないだろ。これは非常に大事な作品なのだ。今ままでポピュラー様式の曲が続いてたから、この辺で芸術的な曲をひとつかふたつ書いて置かないといけないのだ」
「じゃあ、正直に言うよ。怒るなよ」

「怒らないから、正直に感想を聴かせてくれ」
「あのな・・・・・夜、寝る前に聴くと、なんだか悪い夢を見てしまいそうな曲だと思った」

「それがお前の感想か・・・・・・」
「・・・・・・でも、俺だけの個人的な感想だから・・・・・もっと芸術的な音楽わかる人が聴いたら、きっと違うんじゃないだろうか・・・・・・・・」

「そうか・・・・・俺の曲は夜、寝る前に聴くと悪い夢を見てしまいそうな、そんな音楽なのか・・・・・・・・・」
「・・・・でも、言葉を変えたらさ、なんか不思議な感じの音楽っていう風にも言えるから、それで良いんじゃないの・・・・・・・・」

「お前、一生懸命、俺を傷つけないように気をつかってくれてるだろ・・・・・そんなことしなくても良いよ・・・・・音楽をどう聴くか、っていうのは人、それぞれだからな・・・・
なんかもう、生きてても仕方ないような気がしてきた・・・・・・疲れた・・・・・・聴いてくれる人の耳に優しく響くように不協和音少なめで書いたのに・・・・・・・・」
「おい、大丈夫か・・・・・・元気だせよ!」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「おい、気をしっかり持てよ!ああ、いかん、いかん、なんだか反応が薄くなって来た・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「おい、気は確かに持てよ。まだやるべきことが残ってるんだろ、お前の歳老いた母さんとか、真理子ちゃんとか、学生諸君とか、教室の生徒さん方とか、高校時代の同級生とか、大事な人もまだいるんだろ!」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「こんなに打ちひしがれているお前から吉野家の牛丼、おごってもらうの、なんだか申し訳ないような気分だな・・・・・・仕方ないな・・・・・この間、ウナギおごってもらったから、今日は俺がお前にやまもとやまのウナギおごってやるか」

「え!!!!本当か!ウナギおごってくれるのか!ひゃっほ~~~~~~!」
「わかりやすい奴だなあ・・・・・・」


指宿での演奏会終了しました

2024-02-07 | 日常雑記

本日開催された指宿での演奏会は無事に楽しく終了しました。
関係の皆さん、共演の皆さんに感謝です。

これからまた新しい曲の練習に取り掛かりたいところなのですが、風邪ひいたみたいです。
風邪ひくと、鼻水が出て、熱も出るのですが、それは身体から悪いものがどんどん出てゆき、発熱することによって身体のなかで燃えるべきものが燃えている状態とも言えるのだそうです。

風邪をひくべき時にはひくべき、というのが東洋医学の考え方のひとつとしてあるようです。

熱を出すべき時には出すべきなのであって、それを解熱剤のようなもので熱が出ないようにしてしまうと、風邪が長引く原因となりかねない、ということもあるようです。

世間では、いろいろなものを予防する、という名目にて人工的に作られたものを身体のなかに入れることがなされているのですが、これは極めて慎重に対処すべき事と思えます。
人間は動物なので、動物が本来備えている自然治癒力があるのですが、どのような方法でそれを活かしてゆくのか、どうか、ということ、これはどこかで音楽の修行にも通じているようです。

音楽をやればやるほど、音楽は音楽だけで独立できないということを痛感します。

かといって、いい加減な演奏でも良いということにはならないのですが。

ひと段落

2024-02-06 | 日常雑記


明日のお届けコンサートの合わせの練習は無事に終わりました。

「六白純情物語」という以前書いた曲で、歌手、木管、金管、打楽器、ピアノ、総勢11名の皆さんのアンサンブルを指揮させてもらいました。
昨年の末に演奏してくださった方々もおられるので、気心がかなり通じ合えるところがあって、その点でもおおいに助けてもらいました。

作曲や編曲は、そのこと自体はひとりだけで進めるのですが、いざ音を出す段になると、大勢の方々のチカラを借りることになると、当たり前のことなのですが、改めて感じます。

曲のなかでは歌手と指揮者が身振りでやりとりする箇所を作ってみました。

私はおはら節と炭坑節をアレンジした身振りをしながら、歌手の方をやりとりします。

最近はもう「芸術的」な音楽とか、ポピュラー様式の音楽とか、そのような区別があまり意味をなさなくなって来ているのでは、と感じることもあるのですが、明日指揮をさせてもらう曲もそのようなところにあるのではと思います。

作った曲を演奏してもらえるばかりでなく、指揮までさせてもらって、皆さんに聴いてもらうのは、大変な有難い機会です。

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取り掛かっているヴィオラ・ダ・ガンバ独奏曲、作曲はひと段落して、練習に入っています。
左手の指の番号や、右手のアップダウンなど、細かいことも少しずつ明らかになってきました。

作曲の段階では音をつなげてゆくだけで持っている元気がほとんど費やされてしまうのですが、目の前に楽譜があると、本当に楽です。

作った時の自分はもうそこには居ないので、演奏者として、目の前にある楽譜に向かっています。

今年は「火事場の馬鹿力」が大事なテーマです。
人間の身体のなかにある自然治癒力、それは凄いエネルギーなのですが、ほとんどの場合、眠った状態で、それがなかなか発揮されないようです。

演奏者にとって普段の練習は、火事場のような緊急事態でこそありませんが、自分自身の備えるはかりしれないチカラを発揮するかけがえのない時間と場所であります。

練習をどうデザインするのか、そのなかには「ただその場に居ること」から「普段の自分からは想像もつかないような凄まじいチカラを発揮している状態」まで大きくその在り方は変化して良いはず。

「火事場の馬鹿力」は「自然治癒力」とも通じています。
自然とはどういうことなのだろうか?
こういったことを考えてみる、そして考えたことを早速、やってみる、そんな方向は面白いです。

最近はリコーダーや、ヴィオラ・ダ・ガンバの練習の合間に、即興で自分でその場で体操を作りながら、伸びたり、縮んだり、ゆらゆらしたりしています。

身体はその時々で動きたがる方向や強さがあって、それを自分自身でちゃんと捉える、というのも広い意味での練習のひとつなのでは!

明日は合わせの練習

2024-02-05 | 日常雑記

みやまコンセールお届けコンサートの練習の準備をしています。
明後日は指宿方面にて昼間の演奏会があるのですが、そこで私が作詞作曲した「六白純情物語」という曲が演奏されます。

歌、フルート2,クラリネット、バリトンサックス、トランペット2,ホルン、チューバ、打楽器、ピアノという編成のために新しく書き直した版です。
最初は自分のCDのためにカラオケだけ作ったのですが、その後は歌とピアノ、混声四部合唱とピアノなど、演奏の機会に応じてその度ごとに版が出来てゆきました。

今回は途中の間奏部分で演奏者による身振りが入る箇所を指定しました。
身振りもだいたいのイメージを伝えてあるので、明日の練習して、明後日の本番が楽しみです。

芸術的というよりはその場の皆さんで楽しめるような曲として作りました。

明後日の本番ではリコーダーのコーナーも作ってもらったのでバロック期の無伴奏曲と、テレマンの二重奏をフルートの方と一緒に演奏します。

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今、作っている曲はヴィオラ・ダ・ガンバのための無伴奏の曲です。
曲はだいたい出来たので、今は録音、アップロードのための練習も進んでいます。

2月はアントワープで「ムダイ」、東京、奈良。神戸で"Kai IV" 同じく東京で無伴奏テナーリコーダーのための「ララバイ」、そして指宿で「六白純情物語」と作曲作品の演奏の機会を多くいただけて、関係の皆さんに感謝です。

今年はもう早いもので節分も過ぎました。

鹿児島地方は今、あちこちで梅が沢山咲いています。