吉嶺史晴のブログ

リコーダー奏者吉嶺史晴のブログです。演奏活動ならびに鹿児島市で音楽教室を運営しています。

Fumiharu Yoshimine sonata 3rd mov(2019)

2019-04-29 | weblog
5月24日の演奏会プログラムのひとつ吉嶺史晴「リコーダー、チェンバロ、ヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ」(2019)のデモ録音を作ってみました。

Fumiharu Yoshimine sonata 3rd mov(2019)

今日は

2019-04-24 | 日常雑記

今日は5月の演奏会のプログラムのひとつ、「リコーダー、チェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ」の楽譜の整理、録音の準備をしました。

5月の演奏会まであと一月と迫って来ました。
プロデュースしながら演奏も、というのはやはり大変なことと改めて感じます。

5月の演奏会は鹿児島では大変珍しい、チェンバロ、ヴィオラ・ダ・ガンバの専門の演奏者の方々による演奏を聴くことが出来ますので是非お勧めです。

また5月の28日には教室の発表会もあります。
こちらも生徒の皆さんは鋭意、練習中です。
楽しみです!

新作無伴奏テナーリコーダー作品覚書2019年4月22日

2019-04-22 | 音楽制作覚書
8月に迫って来た東京リコーダー音楽祭。新作を発表する機会を与えてもらった。
題名から先に決まった。

「阿修羅」。

副題として「泣いた赤鬼」と入れたかったけれど、有名な童話の題名と全く同じになってしまうのでやめた。

制限時間のなかで、起伏のある物語性のあるものを書きたい。

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ストーリーとしては、乱暴者の阿修羅がその狼藉の限りを尽くしているところに、ある時、銀河鉄道999のメーテルみたいな女の人が現れて、阿修羅はメーテルに恋をする。

阿修羅の恋心に気がついたメーテルもやがて阿修羅を好きになる。

でも住む世界があまりに違いすぎるふたりはやがて悲しい別れを遂げるしかなかった、というようなもの。。。

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ああ、自分で書きながら、なんてどこにでもありそうなストーリーだろう、と思ってしまう。
でも、これは作曲上の手がかりみたいなものなので、それはそれで良いことにしよう。

実際の曲の印象として避けたいのは「上手な人がなんだか難しそうな技を使って音を出している」というだけの印象に陥ること。

これは最悪のパターン。1回、演奏されて、その後まったく演奏される機会のない曲というのは、このようなパターンになることが多いのでは。

職業的にリコーダーという楽器に携わっている以上、職業的な奏者としての演奏技術が備わってしまっている。しかし、それは良し悪しだ。つまり、愛好会の皆さんには真似できないような技を実できてしまうということ。

これは良いことばかりではない。

聴き手が「しらける」原因として奏者の備える演奏技術というものがその原因になることを幾度となく経験して来た。いざ、作り手として、そして演奏者として新しいものを発表するからにはやはり、そのようなことは避けなければ。

いわゆる「現代奏法」あるいは「特殊奏法」というものが入っても良い。
しかし、それは普通の少し上手なアマチュアリコーダー奏者でも吹ける程度のものに抑制してみる、というアイディア。


一見、無味乾燥に見えること

2019-04-21 | 音楽制作覚書
厳格対位法という音楽理論の分野。
これは無味乾燥に見えるかもしれない。特に初歩の段階においては。

1オクターブは12個の音。そして13個めにはもとと同じ音が1オクターブの位置にある。
たった12個の音だけで作られる旋律。

禁則を厳密に守るならば、様々な場合の数は常に有限だし、協和音程と不協和音程の区別は明らか。

でもルネサンスの様式であってもバロックであっても、最終的にはその様式のなかで「多様性」を求めるという大原則がある。

これ、どのように考えたら良いのだろう?

機会があって厳格対位法の初歩のレッスンのようなことをさせてもらう度に感じることがある。
それは一様に学ぶ側の皆さんが「きょとん」という感じになってしまうこと。

無理もないかも。

そこにはただの全音符が10個かそこら並んでいて、それに全音符で旋律を作ってゆくだけの訓練。
こういうものはロマンチックな音楽に慣れた耳にとっては音楽以前のものにしか見えないのかも。

僕にとってはそうだった。
今、思うとまったく無謀だったが、厳格対位法を独学しようとした。20歳くらいの頃だった。
当然のことながら挫折した。

自分で書いた旋律の不備を自分で見つけるだけの力量が全く備わっていなかったし、そういうことよりも何よりもルネサンスの旋律、そのようなものについてのセンスが全くなかった。

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禁則のなかで書くこと。言葉を替えて言うと、厳しい制約のなかで書くこと。
そこにはいわゆる「感情」がはいる余地がほとんどない。

入るとしたらそれはその様式のなかにおける美意識が働く程度。「良い」とか「悪い」とか「出来れば避けたほうが良い」とか「どうしても仕方がない場合には許容する」とか、そのようなこと。

やはり、それは普段、僕たちはいだく「感情」とは別ものだ。

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でもヨーロッパの音楽のおおもとはこういう地点から始まっていることはほぼ疑いないだろう。
本来、音楽は壮大なこの宇宙の反映だった。

それがたった10小節そこらの単純な旋律としてそこにある。

補足:
だからといってルネサンス風のポリフォニックな音楽はなんだか皆、同じような感じであるということではない。極めて声楽風のものもあれば、器楽の舞曲風(ポリフォニックで!)なものも当然ある。

ヴィオラ・ダ・ガンバの演奏会お知らせ

2019-04-21 | weblog

5月の演奏会のため鹿児島にお招きした品川聖さんのリサイタルお知らせです。
充実のプログラムです!

鹿児島でも品川さんの演奏が聴けること、今から本当に楽しみです。
先日、東京で一緒に練習させてもらったのですが、品川さんの演奏、実に素晴らしいです。

5月24日の鹿児島加治屋町教会での演奏会では品川さんの無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバ演奏もありますので、御期待ください。

純正5度

2019-04-20 | 日常雑記
今日のレッスンは良かったです。
生徒さんが3人、それぞれソプラノ、アルト、テナーリコーダー。
私はバスリコーダー。
この組み合わせで0,1,2,3の指使いでドの音、ソの音でオクターブと純正5度をあわせる練習をしてみました。

言葉で書いてしまうと簡単ですが、実際に純正なオクターブや5度を出すのは大変難しいです。
音を聴いて判断する能力や、ひとつの音を同じ高さに保ったり、微調整したりする技術が求められます。

今日は初めて、純正な響きをそこで実現することが出来ました。
これが基礎の基礎。

ということは基礎の基礎を実現するだけでもそこにはかなり高度な技術が要求されるということ。
ちょっとでも油断すると、せっかく実現できたチューニングは簡単に狂います。

そのようなことを自分自身で身をもって体験することが出来たという点で今日はそれぞれの生徒の皆さんにとって大変、有意義なレッスンでした。

指が速く動くような曲をなんとなく、速く吹いてごまかしてしまうような、そんな在り方とは対極にある、そんな時間を持つことが出来ました。

これにはコツがあって、良いチューニングを実現するためには最初、まず、わざと狂わせておく、という方法があります。そのような技術もだんだん身についてきたようでした。

生徒の皆さんは着実に進歩。嬉しい時間でした!

二人いたら二重奏

2019-04-20 | 思うこと
二人いたら二重奏、そんな形があれば良いなあといつも思っています。
今日は教室でのレッスンです。
発表会も近くなって来ました。
生徒の皆さんはソロに加えて、アンサンブルも練習中です。

持ち運びが便利と言えば、リコーダーだけではなくフルートやクラリネット、ヴァイオリンのような楽器もそうです。脳の活性化も期待できそうです。

言葉で言うのは簡単なのですが、そのためにはやはり練習が必要です。
まずちゃんとした音を出せるようになることや、それなりの水準を備えた楽譜を読む、というためには相応の訓練が必要になります。

愛好家の方々のためのレッスンという場においては、やはり職業的な演奏者や指導者が必要とされます。
特に最初の段階ではレッスンを受けることにより効率的な上達が期待できます。

今日はソロ、二重奏、三重奏、そして四重奏です。
鹿児島市の教室でリコーダーや音楽理論のレッスンしています。

二人いたら二重奏、ささやかですが、そんな在り方が少しずつひろがってゆきますように。
それではレッスン行って参ります。


演奏会まであと一月と一週間

2019-04-19 | weblog
演奏会まであと一月と一週間に迫って来ました。
まだ席が沢山あるので、これから最後の追い込みです。
鹿児島市内で開催される演奏会で演奏会チラシを配布させてもらう作業です。

主催者の方々から許可をいただいて指定の場所にチラシを持ってゆきパンフレットなどに挟み込みます。

演奏会当日のアンコール曲とプログラム内の中世ルネサンスの曲はまだ下書きの状態なのでこれから清書してチェンバロの五唐さん、ヴィオラ・ダ・ガンバの品川さんに送る仕事もまだ残っています。

5月の演奏会では私の書いた曲も演奏します。チェンバロとガンバのパート譜はあるのですが、リコーダー用のパート譜がまだないので、それを作ったりする仕事も残っていて、まだやるべきことが多いです。

時々弱音、吐きたくなるのですが、そんなヒマがあったら何か仕事していたほうが良いので、とにかく少しずつですが前進します。

5月24日の演奏会ホームページ更新しました

2019-04-17 | weblog
5月24日の演奏会ホームページ更新しました
http://nangokurecords.com/20190524.html

ヴィオラ・ダ・ガンバ

2019-04-16 | 日常雑記

この間の演奏旅行から帰って来て、ガンバを練習する時間がめっきり少なくなってしまった。
日常の諸々のことに追われてしまって、なんて言い訳なのだけれども。

ギタリストのセゴビアという人がいた。
その人が言った言葉。

練習する時には諸々の心配事は階段の踊り場に置いて、とにかく練習に集中すること。。。

確か、こういう言葉ではなかったかな。
そうなのだよな。本当にそうなのだ。

諸々、いろいろあるけれど、とにかく練習は練習として進めなければ。
そうだ、嬉しいこともあった。

12月頃に演奏依頼。リコーダーとヴィオラ・ダ・ガンバで。
マレのシャコンヌとか、フォリアのような曲も弾かせてもらえそうなので、なんだか嬉しいのだ。

日々の暮らしのなかでほんの小さな嬉しいことを大切に、大切に思うこと。
それは演奏依頼とか、そういうことだけではなくて。

例えば、朝、目が覚めることとか。空気と水がそこにあることとか。いろいろ。