吉嶺史晴のブログ

リコーダー奏者吉嶺史晴のブログです。演奏活動ならびに鹿児島市で音楽教室を運営しています。

練習 「永遠の課題」

2020-01-17 | 日常雑記
昨日は卓球に行って来ました。
卓球仲間と話したのは「サーブ」「レシーブ」こそ永遠の課題、ということでした。

サーブとレシーブがなんとか上手く行った後にはラリーと呼ばれる打ち合いの展開になるのですが、サーブが駄目だとレシーブで強打されてしまったりしてそこで簡単に相手のポイントになります。

相手から来たサーブをなんとかレシーブして返すことが出来たとしても、そのレシーブが甘く返ってゆくと、その次ぎで相手から強打されてしまって、そこで終わってしまいます。3球目攻撃と呼ばれています。

とにかくサーブ、そしてレシーブがちゃんとしていなければ試合として成り立ちません。
こちらは一方的に点をとられるだけでつまらないし、相手としてはこんな弱い対戦相手とやっていても面白くないです。

楽器の演奏の場合、「永遠の課題」というものは何だろう?
と考えてみました。

それは楽譜を読むことなのでは、というアイディアが浮かびました。
初心者が楽譜を読む時にはとにかく書いてある音符を楽器を通じて音にすることを目指します。

中級者の場合にはこれに様式感を加えるということをやります。

上級者の場合には様式感に加えてその奏者にしか実現できないような個性が現れてきます。
バロック期の作品を演奏する場合の即興的なイタリア風装飾などはこの水準と通じています。この段階の奏者の演奏になるともとの簡素な楽譜から想像もつかないほど華やかな装飾に満たされたものが現れることがあります。

さらに進むと、その場で自由に即興的に旋律や和声を奏でて、その場で音楽を作り出すという段階がありそうです。かつて行われたという記録のある王侯貴族の前での即興演奏対決のようなものは、このことが生きた伝統としてかの地に息づいていたことを示しています。

このように見てみると、楽譜を読めれば読めるようになるほど、楽譜から離れてゆけるようになる、という一連の流れが見えて来ます。

卓球の話題から脱線しましたが、要はそれぞれの芸事についての「永遠の課題」とは一体、何だろう?
ということを考えてみました。

今日はこれから

2020-01-14 | 日常雑記
今日はこれから鹿児島県内北部にリコーダー指導に行ってまいります。
鹿児島リコーダーフェスティバルと題して愛好家の皆さんの参加できる会を企画しています。
その企画に関連したリコーダー指導です。

2月11日に鹿児島の加音ホールで開催されるのですが、もう私のなかではすでに本番が始まっているような感覚があります。
とにかく、ここ鹿児島の地でリコーダーという楽器に対するイメージが少しずつでも良いので向上してゆくことが願いです。

ちょっと遠いので行きかえりでは休み、休みゆきます。
途中で珈琲飲んだり、ほんの少しだけ甘いもの食べるのが楽しみです。

吉嶺史晴 リコーダー8重奏のための「小さな祭り」

2020-01-14 | 2020デュオコンサート
kleinfeestje Fumiharu Yoshimine
吉嶺史晴 リコーダー8重奏のための「小さな祭り」

2月11日に加音ホールで開催されるリコーダーワークショップの教材曲(作曲者による多重録音)です。

鹿児島リコーダーフェスティバル2020、バルト・スパンホフ吉嶺史晴デュオコンサート

2020-01-13 | 2020デュオコンサート

2020年2月のデュオコンサートの準備が進んでいます。

フランダース・リコーダー・カルテット(1987-2018/FRQ)のバルト・スパンホフ氏をお迎えして加音ホール(鹿児島)、近江楽堂(東京)で演奏会開催します。 それぞれの独奏、そして二重奏で2種類のプログラムを準備しました。

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プログラムI 「リコーダー、開けてびっくり玉手箱!」
加音ホール(鹿児島)2月11日 13時30分開演
近江楽堂(東京) 2月13日 17時30分開演

まずW.A.モーツァルトのソナタK.V.292から始まります。もともとはチェロとファゴットのために書かれた曲ですがここではアルトおよびテナーリコーダーによって演奏します。

続いてはバルト・スパンホフ氏による無伴奏のコーナーを設けてみました。テレマンやファンエイクなどおなじみのリコーダーレパートリーが新しい演奏解釈によって披露されます。

その後は中西覚「村の休日」組曲。特に第6楽章「土俗面」そして最後の「みんなでさわごう」に注目ください。この曲のまったく新しい側面をお届けします。

続いては吉嶺史晴のソロで無伴奏テナーリコーダーのための「阿修羅」を演奏します。先だって開催された東京リコーダー音楽祭で初演されたものの再演となります。

そして最後はサプライズ。候補としてはA.ヴィヴァルディのリコーダー協奏曲ハ長調、テレマン二重奏ソナタト短調、モンティの「チャルダッシュ」、モーツァルトの「きらきら星変奏曲」廣瀬量平の「オードI」「アメージング・グレース」による変奏曲などです。

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プログラムII 「リコーダー音楽 500年の時空旅行」
加音ホール(鹿児島)2月11日 15時開演
近江楽堂(東京) 2月13日 19時30分開演

ここではルネサンス期から現代に至るリコーダー音楽の流れを概観しながらそれぞれの様式の特徴を存分に楽しんでいただきます。

まずT.モーリーのファンタジアを2本のルネサンスリコーダーで2曲。音楽のなかで緊張させる局面とそうでない局面を明確にするという原理は働いており、これが後に続くバロックへと受け継がれてゆきます。そのあたりのポイントを明瞭にという意図で演奏します。

続いてJ.M.オトテールの第1組曲からプレリュード、アルマンド、そしてシャコンヌです。2本のヴォイスフルート(バルト:F.モルガン製作、吉嶺:平尾重治製作)による演奏です。フランス風の優雅で理知的な雰囲気をお楽しみください。

そしてB.バルトークの44のヴァイオリンのための二重奏曲から2本のテナーリコーダーのために編曲したものを演奏します。ルーマニア、アラビア、ハンガリーの舞曲、そして民衆の歌や子供たちの踊りのための曲などが素材となった曲です。全部で7つの曲をまとめてひとつの組曲風にまとめてみました。スラップスタカートや同時に声を出す奏法などリコーダーならではの響きも取り入れてみました。このバルトーク作品は初演となります。

続いては吉嶺のソロによってJ.S.バッハの「シャコンヌ」BWV1004を無伴奏テナーリコーダーで演奏します。

プログラムIIの最後は吉嶺史晴作曲「カイIII」です。テナーリコーダー、バスリコーダーで演奏されることを意図し、この演奏会のために書き下ろしました。今回が初演となります。

プログラムI, プログラムII ともトーク込みで60分ほどの演奏会です。
皆様の御来場を心からお待ちいたします。

■2月13日に予定されていたリコーダーオーケストラ(アンサンブル)ワークショップは教材曲の演奏に必要な人数とパートが揃わなかったためキャンセルとなりました。代替として個人レッスンまたは少人数の亜アンサンブルレッスンを予定します。

デュオコンサート・鹿児島リコーダーフェスティバル2020

とにかく掃除と片付けをしなければ

2020-01-13 | 日常雑記
とにかく掃除と片付けをしなければいけないのだ。
もうすぐデュオコンサートもやって来る。
5月には教室の発表会もあるし、その先にもまた面白い企画がある。

しかし、この間のレッスンが終わってから、隣の部屋の片付け始めたら今、ものすごい状態になってしまっている。
写真撮ってみたけれども、あまりにもすご過ぎるので載せるの、はばかられる。

古い楽譜、本、昔書いた原稿の下書き、いろいろな資料のコピー、その他、いろいろなものが床に収まりなく散乱してしまいそうなところを、あと一歩のところで思いとどまりながらも、やっぱりもうほとんど、散乱しきっているに近い状態なのだ。

レッスンの部屋ではなく、隣の部屋なのだ。
あくまでも。

でも隣の部屋であったとしても木製のドアみたいなもの1枚だけで隔てられているその部屋から、レッスン室に向けられて、なにか無秩序な荒れた雰囲気が伝わって来ないとも限らない。

もし教室の生徒さんのなかに敏感な人がいたら、レッスンが始まる前に「ん?待てよ?レッスン室はいつもと同じだけれど、何か違うな?どうしたのかな?先生、気分でも悪いのかな?それとも自分がおかしいのかな?今日は何となく、荒れ果てた地に居るようなそんな気持ちだな。。。。何jだか、空気の感じが違うような・・・・・どうしてかな?いよいよ桜島の大爆発が近いのであろうか?もし、そうだとしたら、こんな場所でのんびり、リコーダーのレッスンなんかに時間を費やすべきではないぞ・・・・・・・・早く家に帰って非常食や避難の準備をしなくちゃ。。。。。」

といった調子で延々と生徒さんのイマジネーションがふくらんでゆかないとは限らないのである。
それはやはり、レッスンに望ましいものではないだろうから、たとえ隣の部屋であったとしても綺麗にしておきたいのである。

怪しげなエネルギーを発しかねない状況は家のなかから除いておきたい。

掃除と片付け。
最近、このような方向にとにかく自分自身の気持ちが向かっている。

鹿児島市が発行しているゴミ分別のパンフレットも結構、熟読しているし、ゴミだしの曜日がどうなっているのか、ということも良い感じで頭に入って来ている。
車を運転しながら、どこそこに無料の紙資源の置き場所があるのか、ということなどもだんだんわかって来たし、金属類と、燃えないゴミの区別とか、粗大ゴミを出す方法とか。

この調子でどんどん家のなかが綺麗になってゆくことと、鹿児島でのリコーダー認知度が同じくらいの割り合いで上昇傾向にあれば良いのだけれども・・・こればかりはもう僕ひとりのチカラだけではどうしようもないのだけれども・・・

去年の暮れから

2020-01-12 | 日常雑記
去年の暮れから掃除と棚作りが趣味のようになってしまっています。。

棚作りで空間を広く使うためには「壁裏探知機」という道具を使って壁板の向こう側をさぐって木ねじが効く場所なのかどうか、確かめます。
木ねじの効く場所に狙いを定めてL字型の支えを取り付けてその上に棚をのせる、という寸法です。
これで空間が広く使えるのでお勧めです。

まだ寒い時期が続くので教室の床には電気じゅうたんを敷いているのですが、もう少しして暖かくなるとそのまま木のフローリングになります。

モノが少ないと小さなステージがその場に現れるような感じも少しあって、なかなか良いです。

明日は薩摩半島の南の方までリコーダー指導に行って来ます。
少しずつで良いから、ここ鹿児島の地でもリコーダーが楽器として認められてゆくようになれば嬉しいです。
2月のデュオコンサートも、だんだん近くなって来ました。

今日の南日本新聞の文化面に2月のデュオコンサートのお知らせ記事が掲載されました。
有難うございました。

今日は初レッスンでした

2020-01-09 | 日常雑記
今日は教室で新年明けてから初レッスンでした。
模様替えしたらレッスン場の空間が広く使えるようになったので生徒さん、驚いておられました。
「まるでリフォームしたみたい!」という御言葉もらって、とても喜んでいます。

重たいアップライトピアノをひとりでヨイショと動かした甲斐がありました。

レッスン後は少し自分の練習をしてから明日の授業準備で学校に行きました。
図書資料室という部屋があるのですが、そこには古い楽譜や理論書が沢山置いてあってまるで宝の山のようです。
そこで明日の授業の資料を揃えました。

授業自体は学生諸君と一緒に過ごせるので張り合いのある時間なのですが、授業前の準備で古い楽譜や本に囲まれているというのはまさに至福のひと時で、この仕事させてもらって良かったと思います。

夜は卓球に行って来ました。
上手な人と一緒に卓球しているとサーブやレシーブの練習、フォアドライブとか、いろいろな打ち方の練習させてもらえるのですが、2時間くらいがあっという間に過ぎます。
時間の密度がとても高く感じます。

明日は2020年の初授業です。
とは言え、もう後期の授業は明日をいれてあと2回しかありません。
長い春休みに入ります。

その前には2月のデュオコンサートがあるので、なんとかそれが良い形に終わって欲しいです。
ここ鹿児島の地で少しずつでも良いのでリコーダーという楽器の認知度が高まってくれたら嬉しいです。

更新のお知らせ

2020-01-07 | weblog
「難しいけれど是非、演奏してみたいと思える曲」、「基本的な技術とは その項目の最重要事項」という題で「新しいリコーダー奏法」ブログに記事をアップロードしました。
新しい記事がふたつあります。
このうちひとつめは練習の方法、そしてふたつめはその奏者の水準をその奏者が自分自身で測るための具体的な方法について書きました。

模様替え

2020-01-06 | 音楽教室

教室の模様替えしたらスペースが広く使えるようになりました。

色即是色、空即是色

2020-01-06 | 対話
「新年おめでとう」
「おめでとう!今年もよろしくな。こういう街中の喫茶店みたいなところも良いな。なによりガラスが大きくて外を歩く人の様子も見えるのも良いな。今風だよな」
「たまには良いよな。あのな、早速だけど新年そうそう、ありがたい仏教の本を読んだんだ」
「おお!仏教か!いいじゃん。キリスト教も良いけど仏教も良いよな」
「あのな、太郎、お前、色即是空、空即是色、という言葉、聞いたことあるか?」
「うん。どっかで聞いたことあるな。そりゃ、あのどこかのお経の中の言葉じゃなかったっけ」
「般若心経」
「それそれ、それだよ」
「それでな、とにかく仏教のなかの一番中心的な考えかたのエッセンスがここに有るらしいんだよ。そのくらい大事な言葉らしいんだ」
「何だったっけ?」
「色即是空、空即是色」
「それどういう意味なんだよ?つまり、わかりやすく言うと?」
「形あるものは形ないものである、形のないものは形のあるものである、とかそう意味なんじゃないかな」
「その色、って言うのはお前の好きな{色気}とも関係あるのか?」
「あるんだと思う。綺麗な女は色気があるけれども、それはいずれ失われてゆくものである、というのが色即是空なんだろうし」
「じゃあ、空即是色って何なの?」
「それが俺にもよくわからんのだ」
「お前の好きなその{色気}と関連させて言うと?」
「そのあたりになると、到底わからん。音楽とかそういうことに関連させてみると、例えば音という実際の振動はその空間にはその時だけ、存在するけれども実際には時間がたつとその振動は消え去るから、音楽それ自体は実体のないものである、とかそういう意味なのかな。でも、そうなると今度は空即是色のほうがやっぱりわからん・・・・・」
「あのな、次郎、はっきり言うけど、新年そうそう、仏教の本なんか読んでるヒマあったら何かもっと役に立ちそうなことやったらどうなの?演奏会の売り込みに出かけるとか?練習するとか?曲を書くとか?」
「まあ、とりあえずそういうこともやってるんだけど・・・太郎は良いな。いつも実際的だからな。俺は決めた。もう今年は銀河鉄道999のメーテルとか、そういうこと言ったり、書いたりしないことに決めた。そもそも俺は甘ったれだからいつまでたってもメーテルとか、そんなことばっかり考えてしまうのだ」
「お!次郎!メーテルによく似た女が歩いてるぞ!身長は推定約160センチ、長い髪の毛の色はかぎりなく黒に近い茶髪。マツゲも程よく長いぞ!そのマツゲはツケマツゲみたいなわざとらしい長さじゃなくて、本当のマツゲにしては長いし、かと言ってツケマツゲにしては短すぎるくらいの微妙な長さを保ってるぞ!肌はもちもちの赤ちゃん肌!」
「え!何何!!!!!????」
ガラガラガラドシャーン!!!次郎がメーテル見たさに慌てて立ち上がってテーブルの上にあった珈琲カップとか砂糖とかミルクの入れ物をひっくり返した音