吉嶺史晴のブログ

リコーダー奏者吉嶺史晴のブログです。演奏活動ならびに鹿児島市で音楽教室を運営しています。

今日は

2019-11-14 | 音楽教室

今日は教室でのリコーダーレッスンの日です。
11月26日(火曜日)の発表会まで生徒の皆さんは鋭意練習中です。
本番の日がだんだん迫って来ます。

「最後まで諦めない」ということも大事なのですが、「諦める」ということも大事なのではないかと最近は私自身では感じます。

自分の演奏技術ではどうしても出したい表現が出せない場合に、どうするのかという場面でそのような考えかたが役に立ちます。
リコーダーの場合どうしても強弱の幅が限られている、ということがあります。

自分が理想とする強弱表現が自分の演奏技術・楽器の特性に起因する制約でどうしても出せない場合は「諦める」というのがひとつの解です。しかし強弱の幅については「諦める」けれど、それ以外の項目については必ずしも諦める必要はありません。

その場合、どの程度の強弱の幅に収めるのか、あるいはまたヴィブラートをつけるのか、つけないのか、指による音程修正は行うのか否か、など、それに付随する決定事項がいくつか出てきます。

それらに対策をしてゆくなかでその奏者にとって一番良い具体的な方法が見つかります。
レッスンはそのための手助けをさせてもらう場となります。

今日も一日良い日になりますように。

もうすぐ発表会

2019-10-26 | 音楽教室
もうすぐ教室の発表会です。
鹿児島市の武岡2丁目の音楽教室でリコーダーと音楽理論のレッスンをしています。
11月26日には鹿児島市のシティエラホールで発表会があるので生徒の皆さんは鋭意、練習中です。
昼間は皆さん、お仕事しておられるので練習時間は限られているのですが、それでも着実に進歩しています。

今回の発表会ではコレッリの「ラ・フォリア」やジェイコブの「変奏曲」など本格的な曲もはいっています。
また新しく教室に入会された方々もおられるので優しい旋律の曲もはいりました。
これからまた楽しみです。

私は来年2月に開催されるバルト・スパンホフさんとの二重奏の演奏会の準備や同時開催される愛好家の皆さんのステージの準備などもしています。

このところテレビやインターネットのストリーミング放送などでラグビーや卓球の国際試合を観るのですが、なにかひとつのことに取り組むという点では作曲・演奏とスポーツ選手の在り方には共通点が多くみられます。

月並みですが、「メンタルの強さ」ということがよく言われます。
これは音楽を作る上でも非常に重要なことで、もしかしたら才能とか、そういったことと同じくらに大事です。

教室の発表会は国際コンクールのような水準は求められませんが、それでも、今ある環境のなかで最大限に良い演奏を目指してゆきます。

卓球の試合などでは最終セットで相手にマッチポイントを取られている状態から、そこをひっくり返して、少しずつ差を詰めてゆき、最後には逆転勝利することもあります。非常に稀なことではありますが。

このようなことも起こり得るのがやはり面白いところです。What a wonderful world というやつです。







リコーダーレッスン

2019-07-18 | 音楽教室

午前中からお昼にかけて教室でリコーダーレッスンでした。
原則として個人レッスンなのですが、なるべく皆さんがアンサンブルの機会を持てるように工夫しながらレッスンを進めています。

初めてから9年めになる生徒さんはヴィヴァルディの協奏曲やヴィタリのシャコンヌのような曲にも挑戦できるようになりました。
技巧的な曲ばかりではなく、ユニゾンや5度、3度など基礎的なチューニング練習も続けています。

まだ初めて間もない方々は簡単な童謡や古い歌謡曲のような旋律を吹く練習から初めています。

発表会の日程も決まって生徒の皆さん、鋭意練習中です。


今日は

2019-07-13 | 音楽教室
今日はレッスンでした。
そのなかのひとコマです。

楽譜のなかに出てくる休符をどう活かすのか、という話題がでました。
休符の時、ただ拍を数えるだけではなく、演奏のための助けになる時間としてもっと有効に使えないだろうか、というアイディアです。

何らかの原因で空気がじゅうぶん吸えない時には休符あるタイミングを活かして自分の身体の状態を整える、という提案をしてみました。もし必要だったらちょっとだけ上体を動かしてリラックスしてみても良いですよということも伝えました。

あら不思議!

私がピアノの伴奏をしながらリコーダーのパートが休符のところに来ると「はい。ちょっとだけ身体、整えてみましょうか~」と声かけるだけでその後の展開がとても良くなりました。

空気は肺にはいります。おなかには入りません。少しくらい肩があがるのは全然問題ないのではと思います。
というか、空気をじゅうぶんに吸うと肩が少しはあがるのは自然な在り方です。

今までなにか金科玉条のように伝えられてきた「腹式呼吸」とか「肩はあげない」とかそのような常識めいたものをいっかい置いて、もういちど音の出し方、身体の在り方について考えてみるのは良いことと実感します。

管楽器演奏の場合には空気はエネルギーそのもの、エネルギーをちゃんと取り込めるのか、どうか、ということ、やはり最も大切なことのひとつ。

生徒さんによってはまだ楽譜が少し苦手な人もおられるので、そのような時には生徒さんの了承をしっかりいただきながら初見による二重奏の練習もしています。

レッスンと大学の授業の日は自分の練習、作曲が進まなくなるので、明日からまた再始動します。
今日も一日、有難うございました!

今日のレッスン

2019-07-10 | 音楽教室
教室でレッスンの日でした。

今日は以下のようなことをやりました。

*演奏の際、空気がどこに入るのか、ということ、そして空気が入ったことによっておなかがどのような動きをするのか、ということ
*旋律のなかにでて来る跳躍音程、および増音程の意味
*楽譜に書いてある装飾をそれと見抜くための具体的な方法
*書いてある装飾を自分自身の装飾であるかのように演奏するためのヒント
*中音域で長い音が出てくるときに気をつけるべきこと
*強弱指定のない曲は原則としてすべて「フォルテ」で演奏すべき(例外あり)、ということ。そしてその根拠
*演奏者のことを全く考慮していない曲(延々と16分音符のパッセージが続くような曲など)を実際、演奏する際にどこで息をすべきなのかということ、そのための具体的な手続き。
*「柔らかい音」と「貧弱な音」を区別すること
*アンサンブルで初見演奏するべき際に気をつけること

などでした。

項目は沢山あるのですが、それぞれの生徒さんに対してなるべく焦点を絞りながらレッスンしています。

生徒の皆さん、着実に進歩しています。
今度の発表会は11月です。楽しみです!

今日のレッスン

2019-07-07 | 音楽教室
今日のレッスンでは以下のようなことが話題になりました。

*後ろに倒れながら息を吸うと、まっすぐに座りながら息を吸うよりも沢山入る?それとも少ししか入らない?その理由は?
*息を吸う時に肩が上がるのは悪いこと?
*20世紀の音楽(不規則に無調が混じっている和音もある)の旋律を効率的に暗譜するための方法は?
*アレグロの楽章、テンポを速くしないでアレグロのキャラクターをもっと強く出すための具体的な方法は?
*曲のなかで時折でてくるユニゾンやオクターブが合っているのか、合っていないのか、という判断はどうやって行う?
*合ってなければいけない音程と合ってなくても良い音程の区別は?

このような事柄を生徒さんに質問の形で投げかけてそれを一緒に解決してゆくという形をとるとで生徒さんにとってもより興味深いものになるようです。(経験上、これはある程度演奏歴のある生徒さん向けのレッスン方法です。初心者の方は考える材料そのものがほとんどない状態なので、まずは基本的な知識などをひととおり伝達してから、ということになります)


Arnold COOKE concerto for treble recorder and string orchestra

今日のレッスン曲はアーノルド・クックの協奏曲


J.S.Bach 6 pieces for recorder duo ( for Anna Magdalena) transcripiton

そしてバッハの作品などでした。



今日の練習

2019-06-22 | 音楽教室
Arnold COOKE concerto for treble recorder and string orchestra


教室の生徒さん方の曲の伴奏の練習しています。
今日、練習しているのはアーノルド・クックのアルトリコーダー協奏曲の伴奏です。もとは弦楽オーケストラなのですがピアノ用の楽譜を練習します。

もう少し自分に鍵盤楽器の演奏技術があったらな、と思いますが、とにかく今ある技術を活かして、足りないところは何とか工夫しています。

これは今度またはその次ぎの発表会の候補になる曲なので、しっかり練習します。

専門のリコーダー奏者にとっても高度な曲ですが、愛好家の方がこのような曲を演奏できるというのは本当に素晴らしいです。

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レッスンは仕事なのでとにかくタイミングを計りながら、しっかり進めなければいけないのですが、自分の練習や作曲などは締め切りが迫っていなければなかなか手をつけられないこともあり、いろいろ思うところです。

生徒さんの曲の練習にとりかかっていると、やっぱり、それらの曲は完成度が高いものばかりで、「ああ、自分の曲、これからどうなっちゃうのだろうか」と弱気の虫が出てこないこともないです。

でも最終的には演奏を依頼してくださった方々の期待や、その場の聴き手の方々がいらっしゃる、ことを思うと、自分の弱気など、そんなことは二の次、三の次ぎ、と思います。

要は良い音楽が出来れば良いだけの話なので、作っている際に作り手が弱気だろうが、強気だろうが、そんなことは聴き手の方々には関係ないと自分に言い聞かせています。

習っていた頃には同じ仲間同士で、その時、とりかかっている曲のこととか、作曲技術のこととか、いろいろな話題で、盛り上がることも出来ていたのですが、もう最近、ずっとひとりで書いています。

でも作り手というのは多かれ、少なかれ、書く時にはひとりきりになるわけなので、そのあたりも少しずつ慣れて来ました。

演奏の場合だって、無伴奏の曲はひとりきりだし、普通に伴奏のある曲であっても、舞台上で、何らかの原因によって、なんだかもうどうしようもない孤独になったりすることもあるわけなので。

ということは作曲者だから演奏者よりも孤独である、とか、そういう理屈は全く成り立たないので、とにかくあきらめないこと、締め切りに間に合わせること(というか本番の日にまにあわせること)、ということで進んでいます。

今日のレッスン2019年6月21日

2019-06-21 | 音楽教室
今日のレッスンのひとこま。
まだ始めたばかりの生徒さんの方々。今日で3回目のレッスン。

高い音域を出す際の左手親指が逆にそってしまうことがあったのですが、それはほんの少しで良いので、内側に曲げましょう、ということをお伝えしました。

アルトリコーダーの場合、高いレ、ミ、ファの音などは左手親指が内側に曲がっていたほうがピッチ制御がしやすいです。

あとは音の終わりはタンギングで切ること、長い音は分割して拍を数えること、ピッチをあわせる際にはうなりのある状態と、うなりのない状態を聴き分けること、などをやりました。

いずれも基本的なことばかりですが、これらが後になって効いてきます。

レッスンの終わりでは今度の宿題の予習(新しい指使いの音や、練習の方法)をして、ほんの少しだけ世間話でした。

大人になってからリコーダー始められた生徒の方々、これから楽しみです!

今日のひとこま

2019-06-15 | 音楽教室
今日のレッスンのひとこまです。
レッスンの前半は生徒さんとふたりで二重奏の初見の練習。

ある程度、テンポの速い曲だと生徒さんが途中で落ちてしまうことがあるので、そんな時には「しばらく音を出さなくても良いので、こちらが吹いているところを読んで、復活できるところまで待ってから、そこから音を出しましょう」ということにします。

ある程度、テンポも遅くて調号の数も少なくて、読みやすい楽譜の場合には、段が変わるごとに吹くパートを交替したりして、読むための負荷を少し強くします。

長い音や休符のあるところで数え間違うことがあるので、そんな時には前もって予測をたてて「ああ、もう少しで長い音があるから、数えよう」というイメージを持つようにします。

初見の練習というとただ、楽譜の音を出すだけ、ということになり勝ちですが、レッスンのなかで初見の練習をやる際にはそのなかでソルフェージュ能力向上のためのヒントになるような材料をこちらで探し出してあげることが大事ということを確認しました。

習う人によって楽譜を読む練習をレッスン時間に取り入れる場合と、取り入れない場合があり、そのあたりは個々の生徒さんによって合わせています。

読む練習が終わった後は曲の練習に入りました。
今やっている曲のなかで幅の広い跳躍の出てくる箇所があるのですが、高い音に飛ぶ時は瞬間的に息のスピードを上げてタンギングの立ち上がりをほんの少しだけ速くすること、そして低い音に飛ぶ時には通常の「トゥ、トゥ」とか「ティ、ティ」のタンギングではなく、「ドゥ、ドゥ」あるいは、ほとんどタンギングがないくらい柔らかく「フ、フ」というタンギングシラブルを使うことなどをやりました。

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自宅の庭に紫陽花が咲きました。
レッスンの後は自分のヴィオラ・ダ・ガンバの練習をしました。



2019年6月14日のレッスン

2019-06-14 | 音楽教室
今日のレッスンのひとこまです。
大人になってからリコーダーを始めたおふたり。まだレッスンは始まったばかりです。

注文してあった木製アルトリコーダーの取り扱いを説明。
楽器の保障期間のこと、ヴォイシングとは何か、「慣らし」期間に気をつけるべきこと、ウィンドウェイにたまった水分の取り方などなど。

木製の楽器はまだ新しいので長い時間は音が出せないのでしばらくの間はプラスチックの楽器と併用します。
プラスチックのほうには可動式の指掛けが取り付けてありますが、木製の楽器にはそれがないので、右手親指に楽器の重みをかけるための姿勢も説明しました。

「メリーさんのひつじ」のような簡単な曲から始まって、少しずつ音域の広がる曲に取り組みます。

おふたりで一組のレッスンなのでユニゾンをあわせる練習もしました。
まずは互いに意図的に合っていない音を出して、息のスピードを変化させてふたつの楽器から出る音がまった同じ高さになるところを捉える練習です。

左手親指で隙間を作る方法もやってみました。
これから楽しみです!