吉嶺史晴のブログ

リコーダー奏者吉嶺史晴のブログです。演奏活動ならびに鹿児島市で音楽教室を運営しています。

2018年3月15日(技術的な事柄メモ)

2018-03-16 | ヴィオラ・ダ・ガンバ
ヴィオラ・ダ・ガンバ演奏メモ

■スチール弦だから安定していると思い込むのは危険
(休憩の際に暗い舞台上で調弦しても、その後、後半のステージが始まって急に舞台上の照明がオンになると証明の強さによってはスチール弦が熱を与えられて、下がってしまう危険あり)

■急な光、熱といった変化に対してはむしろガットのほうが安定しているのでは、という感触

■例えばマタイ受難曲のような長い曲の場合、曲と曲の間にヴィオラ・ダ・ガンバのためだけに調弦の時間をもらうのはほぼ無理。このような場合には曲と曲の間にソリストが舞台中央に出てくるほんの数秒間の間を使って際弱音のピチカートで調弦

■どの弦がどの程度、狂っているのか、ということを知るためには途中に出てくるコラールや通奏低音トゥッティを弾きながらチェックする
(コラールについては必要であれば繰り返しの際に高い弦を使うパートや低い弦を使うパートをスイッチしながら弾き、1曲のコラールのなかでなるべく全部の弦をチェックする)

■緊張してしまうと左手に無駄なチカラが入ってしまい自由な動きができなくなってしまう危険あり
(対処の方法としてはわざとチカラをいれて弾いてみること、そして最小限のチカラで弾くこと、この2パターンを使い分けられるようになること)

■弓を無駄に沢山使いすぎてしまう危険あり
(対処の方法としては少ない弓の量で大きい音を出す工夫をしてみること。弦に弓のあたる場所と駒との距離の調整や、弓の圧力の調整など)

■楽器および弦の安定のためには演奏に参加しない第1部から楽器は舞台上に出しておき、本番用の照明にあてておく工夫もあり

■指揮者に100パーセント合わせようとしておかしな音を出すくらいなら、指揮者に合わせなくとも良いから時分の楽な弾き方(その時だけ楽なテンポに引き寄せるとか)でちゃんとした音を出したほうが良いのでは、という考えかたもあり

■その場合、顔だけ指揮者のほうを向きながら指揮者が出しているテンポを意識的に無視しながら自分のテンポで弾くというような方法をとる必要が出てくるかもしれない。


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スチール弦だから安定しているとは限らない、という仮説に至った原因

■もしかしたらペグやテールピースの調子がよくないのでは?
(調弦してもしばらくしたらゆるんで来てしまうというような問題???だとしたら、舞台上の照明による光や熱の影響とは区別して対処の方法を考える必要あり)