ギャラリーと図書室の一隅で

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新井三呼展その1

2024年03月24日 | 游文舎企画

       2014-23  53×45、5cm

 

 

             

 

23日、新井さんの作品が搬入され、一日がかりで展示を終えました。順次、ご紹介します。まずは油彩をいくつか。

入り口正面の作品「2014-23」は、蠢いている何かをぎゅうっと押し込めたような中央の黒い塊が不思議な存在感を持って迫ってきて、サイズ以上の迫力を感じさせます。とはいえこの感覚も見る人次第。新井さんの作品は「何かを描く」という目的語を持っていません。従ってタイトルは、制作年とナンバーをつけるのみ。いずれの作品も、まさに生成途上のみずみずしさ、動き、勢いがあり、なお画面は変化しそうな気配があります。抽象とか具象といった区別でも語りがたい作風です。(続く)

 


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