游文舎14周年記念企画となる岡谷敦魚さんの個展の展示作業が先日行なわれました。岡谷さんは長岡造形大学で教鞭を執りながら、様々な技法で「版」そのものについて問いかけ、その概念を拡張する作品を作り続けています。今展でもドローイングを加えたり、薄く剥がした葉書やカードを貼ったりと、遊び心もちょっぴりちりばめた、切れ味のよい作品が並びました。技法の意外さにうなったり、真相を聞いて思わずクスリとしたり・・・これはもう、ギャラリートークも聞き逃せません。ぜひご来場、ご高覧下さい。ギャラリートークは4日午後3時より。
(6月4日から12日まで。6日休館 )