つぶやき日記

四季のうつろいから

考古学講座

2011-10-14 18:16:24 | Weblog

この時期には暑いくらいの秋晴れになった。でも、午後からは雲が厚くなった。

考古学からみた聖書の世界も4回目、その初回の受講に鎌倉女子大学に出かけた。

鎌倉虚子大学准教授 牧野久実氏は、イスラエル留学経験もある。講座の冒頭「今年もイスラエルに行ってきました!」と、歯切れ良い挨拶。

先日テレビ番組「池上彰が伝える世界情勢」を見て、アラブの春以来のアラブとイスラエルの関係を多少とも聞いていたので、興味は倍増した。

そしてこれは映像の冒頭で大きなザクロが映っていた。イスラエルはザクロに象徴されるそうだ。

アラブ側のホテルに泊まってみたら、パレスチナ人も大変だと思ったことや、超正統ユダヤ人家族が多く目についたこと。超正統ユダヤ人は兵役もなく、ユダヤ教を守ることと、子供を増やすことが課せられていること。その超正統ユダヤ人の家庭を賄うために、一般ユダヤ人は収入の45%が税金で、ユダヤ人と超正統ユダヤ人の間の対立も見受けられることなど、「アラブの春」は決してその地の平安をもたらしていない気がした。

テキス図説「聖書の世界」を参考にしながら、今日はイエスの足跡を考古学側から辿った。

帰って、NHKスタジオパーク出演の芥川賞作家・西村賢太氏を見た。とても味のある興味深い作家だった。


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