つぶやき日記

四季のうつろいから

文化的な日々

2013-06-13 15:58:30 | Weblog

西日本他では猛暑と聞くのに、当地では小雨が降り続き、肌寒い日が続いている。

11日から3日間、文化的な日々を過ごした。

まず11日は、2カ月に1回の鎌倉演劇鑑賞会、今回は劇団民藝公演 『どろんどろん‐裏版「四谷怪談」』 だった。作:小幡欣治 演出:丹野郁弓。

今も17代目が続いているという、芝居の大道具師、長谷川勘兵衛の家庭騒動に、人気役者・菊五郎、作者・鶴屋南北を絡めた、「東海道四谷怪談」の仕掛けにまつわるお話だった。

亡霊や火の玉が出たり、舞台は大騒動の繰り返しで面白かった。主役が変わったと聞いたが、声もよくとおって楽しく見ることが出来た。

12日は、鎌倉女子大学へ動物学の受講に出かけた。小雨が降っていたが、通学路のアジサイは勢いを増して今を盛りと咲いていた。

またデイゴの花が咲き始めていた。雨の中の撮影でうまくとれなかった。

残念だったのは、楽しみにしていた泰山木の花が既に散ってしまっていたことだ。こんなに早く散ってしまうなんてと合点が行かない。

動物学講座:攻撃性の自然史

チンパンジー現役アルファ雄が集団暴力により死亡した事例から始まり、「いわゆるカニバリズムと捕食の境界ー仲間か?敵か?食べ物か?」と言う主題での講義だった。

今回の動物学講座はこの日で終了した。かなり学術的に難しかったと思う。

そして今日は、今回最後の文化人類学入門だった。

先週の機能主義の批判から生まれた考え方、構造主義について、フィールドワークをしたマーガレット・ミードのビデオ映像も見ながらの講座、こちらも今回はかなり難しかったように思うが、その分得られるものも多い。