先々週奥多摩湖へ行った仲間を誘い、今度は秋川渓谷へ行くことになった。仲間2人はすでにリタイヤしている。彼ら2人は口をそろえて、最近よく言われている「老後は教育と教養が大切(今日行く所がある、今日用事があるの意)」を痛切に感じると言う。サラリーマンを長くやっていると、個人としての行動習慣が少ないから、なかなか一人での行動が難しい。だから誰かが誘ってくれれば、「今日行く所ができた」と飛びついてくる。
今日はJR五日市線の武蔵五日市に9時半待ち合わせで歩き始めた。秋川は東京都と山梨県の県境の三頭沢が源流で福生市あたりで多摩川と合流する。武蔵五日市の駅から右折して檜原街道を5分も歩くと、すぐに秋川に下りる階段がある。そこから秋川の上流に向かって川沿いを歩く。水は思いのほか澄んでいて、川の淀みにはヤマメだろうか、たくさんの魚が泳いでいた。
途中「黒茶屋」と「糸屋」いう古民家を使っての食事と喫茶の場所があり、コースの最後には「瀬音の湯」という温泉施設もある。晩秋の穏やかな晴天、日常から離れての命の洗濯である。
JR五日市線 武蔵五日市駅
1995年秋川市と西多摩郡五日市町が合併し、今は あきる野市
秋川
黒茶屋 秋川渓谷の傍にある食事処
庄屋屋敷を移築し、これを母屋に川魚や野菜料理や山菜などを提供、
黒茶屋内には川渓谷に沿って遊歩道がある
渓谷に突き出したテラス
こんな場所で秋川の水の流れを聞きながら、
美味しい珈琲を飲み、日がな一日読書が出来れば極楽であろう。
黒茶屋の別棟「糸屋茶房」
黒茶屋は予約で満席のためここで一休み
糸屋茶房
野崎酒造
酒のブランドは「喜正」(きしょう)
光厳寺
マンリョウ
ムラサキシキブ
普厳寺
星竹の集落
星竹の集落
所々にベンチがあって、「ご自由にご利用ください」の札がある。
牛蒡天そばで昼食
秋川渓谷瀬音の湯
入浴料900円
十里木からバスで武蔵五日市駅へ