60歳からの眼差し

人生の最終章へ、見る物聞くもの、今何を感じるのか綴って見ようと思う。

盆栽展

2017年05月12日 05時35分35秒 | 散歩(6)

 ゴールデンウイークの前半に開催されていた大宮の「世界盆栽展」へ行って見た。特に盆栽に興味があるわけではないが、我が家の隣のご主人が盆栽をやっていて、自宅の庭や近くにある工場の屋上に何十鉢という盆栽を持っている。時々庭越しに会話するのだが、盆栽のことを聞くと、原木を北海道まで取りに行くとか、盆栽博物館建設中に盆栽を預かっていた業者が枯らしてしまい何億円かを弁償したとか、面白い話を聞かせてくれる。近年海外でも人気が高まっていると聞く盆栽、少しは知識を得ておこうと思って行くことにした。

 盆栽の原型になる「盆景(ぼんけい)」発祥の地は中国。中国では「唐(618~907年)」の時代から盆景が行われていた。その盆景が平安時代に日本に入ってきた。そして盆景は公家や武士を中心に高尚な趣味として親しまれ、江戸時代には「盆栽」と呼ばれるようになる。その後、盆栽は日本独自の文化として進化を遂げ、今では世界中から「日本の素晴らしい伝統文化」として高い評価を得ている。
 
 「盆栽」とは小さな鉢の中に、壮大な自然の景色を創り出す芸術作品。静的な絵画・彫刻などとは違い、盆栽は四季を通して、自然が織り成す美しい変化や生命の鼓動を感じることができる。また、世界的に見ても「BONSAI」の評価はたいへん高く、アメリカ・スペイン・フランスには数万部を発行する専門誌があり、イタリアには盆栽の大学や美術館まである。盆栽は「育てるのが難しい」「金持ち・年寄りの趣味」というイメージがあるようだが、近年では小品盆栽(20cm程度)やミニ盆栽(10cm)を趣味にする若者が急増しているそうである。
 
  
 
                  大宮駅 東口
 
  
 
  
 
                 氷川神社 参道
 
  
 
  
 
   この参道はケヤキを中心に約700本の樹木が南北に2kmにわたって続いている
 
  
 
       
 
  
 
  
 
                    氷川神社
 
  
 
  
 
  
 
  
 
  
 
  
  
  
 
  
 
          
 
  
 
  
 
  
 
  
 
  
 
                   大宮公園
 
  

                      シャガ 
 
  
 
                  大宮公園ボート池
 
  
 
                    盆栽町
 
  
 
  
 
  
 
  
 
           
 
                   外人も多い
 
       
 
           手前の鉢が55000円、後ろの鉢が8000円
               この価値の差は何だろう?
 
  
 
                  左が盆栽四季の家
 
  
 
                大宮盆栽美術館 入り口






最新の画像もっと見る

コメントを投稿