goo blog サービス終了のお知らせ 

新得 のんびり宿 スロウ inn 楓(ふぅ~)

北海道十勝の自然の恵みをダッチオーブン料理でおもてなしするのんびり宿「スロウ inn 楓(ふう~)」のHP兼ブログです。

やっとやっと春本番

2011年05月19日 | 新得の自然
昨日、今日と20℃を超える陽気が続き、
十勝地方の北西部、日高・大雪の麓に位置する、
ここ新得町にも、ようやく遅い春=桜満開の便りです。

北新得の一本桜。
樹高およそ12mのエゾヤマザクラ。
胸高周囲約5m(2本の木が根元で1本に合体している)。
樹齢不明(約100年?)。
去年初めて訪れ、その枝ぶりの見事さに感動した巨木。
今年も枝いっぱいに薄桃色の花をつけ、威風堂々とした姿です。

桜の名所、新得神社には、大正時代から現在まで、
約2300本ものエゾヤマザクラが植樹されています。
樹によって花のピンクに濃淡があり、遠くから見ると、
山一面ピンク色に染まっているようで見ごたえがあります。
満開時期は、ライトアップもされています(要確認)。

これは、知人が届けてくれたタランボ(タラノメ)。
そろそろ採りに行こうかと思っていたところの初物だったので、
さっそく天ぷらにして、福島県渡辺酒造の「雪小町」と一緒に
いただきました。
口の中に広がるほのかな苦みがクセになります。
やっぱり山菜の王様!! Kもパクパクでした。   MASA

天然舞茸

2010年09月09日 | 新得の自然
長い夏はいつ終わるのでしょう?と思う今日この頃ですが、
Sさんから、一足早い「秋の訪れ」を感じる食材を、
今年も分けていただきました。
新得町内の山に自生している「天然舞茸」です。

さっそく定番の「天ぷら」と「バター焼き」に。
きのこ好きなKは、「おいしい!」を連発してバター焼きに夢中。
天然ならではの「コリコリと香り」を堪能させていただきました!

翌日は「舞茸ご飯」と「舞茸のフライ」を。
天ぷらもおいしいですが、椎茸同様、フライは絶品です!
舞茸ご飯を炊いているときの香りも、たまりません!
自然の恵みと、Sさんパパに感謝×感謝です

来年も・・・楽しみにお待ちしていま~す!

うちのうどスペシャル

2010年06月13日 | 新得の自然
当宿のある土地は、昔「うど畑」だったそうで、
敷地内にも自生しているうどが残っています。
そこで、季節限定の「うちのうどスペシャル」でおもてなし。

前菜には「うどのゴマドレッシング和え」
お食事中には、揚げたての「うどの天ぷら」を。
とっても喜ん召し上がってくださるので感激していると、
なんとN様は、大のウド好きでいらっしゃることを知り、納得!
翌朝のサラダにも、ウドを使ったメニューをお出しすることに。

裏メニューの「うどのきんぴら」入りサラダです。
普段はきんぴらだけで食べていますが、
大根サラダとまぜて食べてもさっぱりしておいしいです。
ちなみにビビンバにしてもです。

うどは「捨てるところほとんどなし」の鮭みたいな野菜です。


桜に包まれて

2010年05月21日 | 新得の自然
圧倒的な桜の巨木に出逢いました。
新得町に住んで7年、今までその存在を知らずにいました。
町および十勝の名木にも指定されている「北新得墓地の桜」。

三抱えほどもある幹。支えがいるほど太く長く伸びた枝。
今、満開の花をつけ、花びらがはらはらと舞い、
真下にいると、まさに桜に包まれているような異空間。
樹齢は約100年とのこと。
“桜前線と共に北上するのが夢”という桜大好きのふぅ~さん曰く、
「今まで見た桜の中でいちばんかも」   MASA

銘泉オソウシ温泉復活

2010年05月14日 | 新得の自然
新得町では「トムラウシ温泉」が有名ですが、
源泉かけ流しの湯「オソウシ温泉」の復活を喜んでいらっしゃる
秘湯ファンの皆様も多いのではないかと思います。

つい先日いらしたお客様からも「よかった~」とお聞きしていたので、
町民としても行きたいと、うずうずしていました。
そこでGWのお客様も無事お迎えすることができた打ち上げに、
再開した「オソウシ温泉」へ三人で行ってきました。

一時はどうなることかと心配しましたが、札幌の会社により再建。
リニューアルオープンしたのが先月から。以前との違いは、
内風呂が適温になったことと男女の浴室が逆になったこと。
(露天の男女別は少しぬるめ、混浴は外気が低いので水風呂状態)
泉質が単純硫黄泉 強アルカリ(ph10)のためお肌ツルツル
女湯は貸し切りでしたし、Kは男女湯を行き来しましたので、
久しぶりにお一人様でのんびり「極楽、極楽
あまりに気持ちよかったせいか、帰りの車で寝てしまったKは、
それから12時間、夕食もとらずに眠り続けてしまいました

こちらの温泉へのアクセスは宿から車で約30分。
道道忠別清水線でトムラウシ方向へ進むと二股に分かれる所に看板
があり、右折7キロはじゃり細山道です。詳しくはこちら
鹿がたくさんいるので、運転には十分お気を付けくださいませ。

今回、板さんご夫婦も小樽から移住されました。
聞くところに寄りますと、小樽の「銀鱗荘」で働いていらしたそうです。
お食事付きの入浴もできるそうなので、次回はそのレポートを


怪物現る?

2010年04月15日 | 新得の自然
「春の嵐」なんて生易しいものではなかった昨日からの暴風雪。
ひょっとして、かえで団地に越してきて以来最大級だったかも。
鯉のぼりのポールが折れてしまうのではとヒヤヒヤでした。
窓にはべっとり雪が張り付いて、怪物の顔のような…。
いやぁ、おそろしい風と雪でした。
もう4月も半ばですよねぇ…。今年の桜はいつ?   MASA



秀峰

2010年04月08日 | 新得の自然
今日は朝から抜けるような青空。
空気も澄んで、遠く東大雪の山並みがくっきり浮かび上がっています。
思わずカメラを持ち出して、シャッターを切りました。
青と白と茶の見事なコントラスト。今の季節ならでは。

  トムラウシ山 2141m


  ニペソツ山 2013m


  十勝岳 2077m


冬シーズンを越し、先日の黄砂でさらに汚れた窓ガラスを掃除。
チェンソーで薪をカット。
久々に外仕事もはかどった1日でした。明日は筋肉痛?  MASA



霜柱

2010年04月07日 | 新得の自然
今朝起きてビックリ!
20㎝ほど雪が積もっているではありませんか。
しかも湿って重たい雪。ほぉっておけばそのうち溶けるでしょうが、
今日は『珈琲ランプ色』の日なので、朝から駐車場の除雪作業です。
十勝・新得は朝の気温はまだマイナス。
写真は、ちょっとわかりにくいのですが、
昨日の朝、ニョキニョキと立った5㎝ほどの霜柱の上をKが歩いた跡。

チライ・アパッポ

2010年04月01日 | 新得の自然
北の地に春を告げる福寿草。
アイヌ語で「チライ・アパッポ(イトウ・花)」。
イトウが産卵のため川を上流へ上流へと遡る頃に咲く花。
当宿前の道路脇の、日当たりのよい土の上に、
二輪の黄色い花が力強く命を開かせていました。 MASA


大荒れの中

2010年03月21日 | 新得の自然
日本列島大荒れの1日。皆様、ご無事でしたか?

お客様のお部屋から見える畑のカラマツの防風林が一本倒れている

こんな日は家の中でじっとしているに限る。
ところが、じっとしていられない人が1名。
土間で三輪車を乗り回す彼は、「どうぞ」と丁寧な言葉で誰かを誘う。
2台でぐるぐる走り回るので目も回る。もっと広いところへ・・・
かと言って、お散歩に出かける状況ではありません。

そこで、午後からはドライブで町内めぐりをすることに。
(こんなとき、エゾフクロウさんたちはどうしてるのだろう?)
行ってみると2羽のうち1羽だけしかいなかった。
しかも、いつもは昼間寝ているのに、さすがに今日は強風のため
寝つけないようで、きょろきょろ首を振っていた。

次は図書館へ。なんとお休み
子育て支援センターも日曜日なので定休日。

続いて、今週末サホロでスキーをされるお客様へ情報収集のため下見。
夜~朝方のが、春のをさらにざっくざくにしていた。
強風のためゴンドラもリフトも止まっていて、Tバーリフトがにぎわっていた。
私も若い頃はどんな吹雪の中でも、1本でも多く滑りたい派だったが、
今は・・・本日のスキーヤーを尊敬してしまう
今晩は雪のようなので、少しでもよいゲレンデ状況に復活して欲しい

ということで、1時間余りのドライブ中、Kは
最近昼寝のきっかけをつかめない彼にとって、最高のドライブとなった。
もちろん、私にとっても







エゾフクロウ

2010年02月25日 | 新得の自然
「Kくんのお誕生日に
と、仲良しのKちゃんママに連れてきてもらったのは、
なんとつがいのフクロウの巣ウォッチング。
野生のフクロウを見るのは十数年ぶり。
しぶちんさんと道東を旅している途中で偶然見たのが初めて。
しかし町内の、しかも当宿からそれほど遠くない場所に、
営巣していたとは・・・大感激です
Kも「あな!あな!」とフクロウを指さして喜んでいます。
裸眼では表情まで見えないので、
翌日、お父ちゃんがデジカメで撮って見せてくれました。
目を細めて寝ています。
後日、然別湖のネイチャーセンターで、「エゾフクロウ」と教えていただきました。

ステキなプレゼントをありがとうございました




雪紋

2009年12月29日 | 新得の自然
昨日は一日中
加えて、かえで団地名物?狩勝おろしの強い風。
朝起きたら、雪の表面にこんな自然のアートが。
このところ連日の雪かき続きだが、
パーキングスペースを空けるためには、
除雪機フル稼働でがんばらねば。
宿内は脱灯油。でも除雪機のガソリンはどんどん減っていく…
矛盾かな? いや、今はしかたがないさ。
「はたらく自動車」大好きKは、もちろん除雪機にも興味津々。
危険じゃない距離をとって、ちょこまかついてくるのです。

アカゲラのイタズラ

2009年12月22日 | 新得の自然
ときどきアカゲラが来ては我が宿をノックしていく。
そのアカゲラが掘った、直径10㎝ほどの見事なアナ。
道産カラマツの外壁、塗っているのは自然塗料。
だからアカゲラも違和感を感じなかったのかな?
でも、他の鳥やスズメバチの巣になってはマズイので、
大工さんにふさいでもらうことになった。
当のアカゲラは、「今度はどこをつつこう?」と、
まだまだ宿周辺を飛び回って、物色中のようです。
宿周辺では、
カラ類、カケス、ヒヨドリなどの野鳥に加え、
キタキツネ、エゾリスもたまに顔を出しますよ。 MASA