浪漫飛行への誘(いざな)い

海外旅行は102か国、海外旅行、世界遺産、飛行機、卓球、音楽、歌謡曲、初物、語学、仏教シリーズ等の趣味の世界をブログに

新刊「歎異抄ってなんだろう」

2022年04月18日 20時44分15秒 | 宗教

 

人生の根源的な問いに答えを示し、世界を魅了しつづける名著『歎異抄』について、仏教や歴史の知識が全くない「はじめての人」でも理解し、答えにまでたどりつけるという入門書「歎異抄ってなんだろう」が昨年12月に発行された。図書館で借りて読もうかと思い、予約を入れていたが、なかなか順番が回って来ず、待ちきれずにヤフオクで購入することにした。定価は1760円だが、オークションなので、送料込で1480円で買えた。図書館では2週間しか借りられないので、この手の重要な書籍は購入して手元に置いておくことが正解であると判断した。

アニメ映画にもなった「歎異抄をひらく」(高森顕徹著)は、図書館で何回か借りて読み、アニメ映画も2回見たが、十分消化できていなかった。親鸞聖人の教えは、講座に参加したり、ユーチューブで勉強したり、初心者なりに一部をかじっているが、悟りを得るにはほど遠い感があるので、入門書的なもので再勉強したいと思っていたところ、この新刊が出たので、飛びついたものである。

歎異抄は親鸞聖人の教えの全体像をわかっている前提で書かれたものなので、教えの全体像を理解するのに役立つのがこの入門書である。この本では、教えの全体像が理解できるように、例え話がいろいろ紹介されている。例えば、すべての人は、2つの難病にかかっており、一つは治らない難病でもう一つは治る難病である。治らない難病とは、「煩悩」という難病で、すべての人は108の煩悩の塊である。時代・人種・年齢によって変わらないし、死ぬまで減りもしなければ、無くなりもしない。特に、三毒の煩悩と言われるのは「欲」「怒り」「愚痴」である。限りなく広がる「欲の心」のなかでも深くて強いのは、食欲、財欲、色欲、名誉欲、睡眠欲という五欲と呼ばれるものである。このような「欲」が妨げられると出てくるのは、「怒り」の煩悩である。次の「愚痴」の煩悩とは、「ねたみ」「うらみ」「そねみ」である。誰もが他人の不幸をひそかに喜ぶ醜い「愚痴の心」を持っているのである。

口や体に出さなければ、心で思うぐらいは良いのではと思いきや、仏教では、口や体の行いは、心の指示によるものであるから、「心」が最も重要であるという。仏の眼は心の奥底まで見通しているのである。親鸞聖人によると、すベての人は、煩悩という治らない難病に侵され苦しんでいる「心の悪人」であり、仏の眼から見られた悪人であるという。人間とは死ぬまで煩悩の塊であるといえる。親鸞聖人によると、人間の苦しみには、「根本」と「枝葉」の2つがあるが、一生治らない難病である煩悩は苦しみの枝葉であって、根本ではないという。苦しみの根元(根本)は「死後が暗い心の病」であるが、こちらは治る難病であると言い切る。すべての人の苦しみの根元は、「無明業障の病」(死んだらどうなるか分からない死後が暗い心の病であるが、この難病は生きている時に完治できる「治る難病」であると説く。死後の世界がわからず未来が暗いままでは、現在を明るくはできないのである。本書はこんな風に例え話でわかりやすく解説してくれているので、理解しやすい。すべての人は、「難病人」で、名医の案内者が「釈迦」であり、名医とは、「弥陀」のことであると解説が続いていく。我々素人にとってもわかりやすいので、しっかりと読み上げていきたい。

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NHKよりBS契約案内レター

2022年04月16日 16時16分29秒 | 日常

 

先日NHKよりBS放送が受信できるテレビをお持ちならBS受信料を支払えという契約案内が来た。NHKの地上放送の料金は毎月ちゃんと支払っているが、BS放送は全く見ていない。地デジ放送の公共性については、理解できるので、支払っているが、BS放送については、公共性は全くなく、見る見ないは視聴者の勝手である。見たい人は受信料を払い、見ない人にはスクランブルをかけて見られないようにすればいいだけの話である。テレビにBSの受信機能があるからという理由だけで、見てもいない受信料を払うというのはどうしても納得がいかない。何で公共性のないBS放送にお金をかけて、視聴者からお金を徴収しようとするのであろうか。BS放送は、エンタメやスポ-ツ系の番組でそれなりのニーズがあるのは理解するが、そのような番組は民放に任せておけばいい。NHKは、視聴者から受信料を直接徴収するのであるから、公共性のある番組に特化してほしいものである。安倍政権以降、政権に不都合な放送に介入するような事件も多発しているので、そういった特定の色を持った番組作りは避けるべきである。最近では、ニュースウォッチ9の大越健介アナを降板させたり、武田真一アナを大阪放送局に左遷したり、目に余るものがある。NHK幹部は、そういった異動を全面否定するが、官邸からの介入であることは明らかであり、国民は皆そう感じていると思う。そんなNHKは、見させないというスクランブル機能を活用せず、見なくてもお金だけは払えというのはどう見ても不合理である。最近は,徴収の訪問員も来ていないが、来たとしても、ドアを開けずに論破し、追い返す自信はある。

最近は、フルセグやワンセグ機能のついたスマホ保有者についても、地デジ受信料を支払えとしているが、とんでもない話である。機能があっても見ていない人も少なくないと思われる。実際、電波の受信不良で圏外表示になることも多くあり、テレビとしての機能は限定的で使い物にならないのが現実である。そんな状態を放置しておいて、機能があるからというだけの理由で受信料を徴収しようなんて全く容認できない。最近では、ドン・キホーテがテレビ番組を見ない動画専用テレビを発売して話題になっていた。時代はどんどん進化しているのである。「楽楽精算」のテレビCMで、ペーパーによる会計処理をしている経理部に対し、横澤夏子さんが「昭和かよ」と言うセリフを連想させる。そういえば、何年か前に、NHKホールでのAKB48のコンサートで、カメラの持込禁止ということで、カメラが入口で取り上げられたことがあった。その時、何とカメラ機能のあるスマホの持込は認められていたので、ビックリしたことがある。今や、カメラ機能のないスマホなど全くないと思うが、その時は、NHKはカメラ保有とみなしていなかったのである。まさに「昭和かよ」と呆れたことを覚えている。テレビの受信方法もどんどん進化しており、NHKもテレビを持っているからといって、受信料を自動的に支払えなんていう昭和から早く卒業してほしいものである。BS契約案内の手紙は、即日ゴミ箱行きとなったことはいうまでもない。

 

 

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生まれて初めての海外旅行~沖縄・台湾・香港・マカオ

2022年04月15日 20時55分51秒 | 旅行

 

学園紛争で1970年の3月卒業が2か月遅れて5月になったことを利用し、卒業旅行として、3月5日~4月2日まで約1ヵ月かけて沖縄・台湾・香港・マカオへ初めての海外旅行(一人旅)に出かけた。当時知合いのいた沖縄に東京から琉球海運の船で出かけ、本島は、北は辺戸岬から南は南部戦跡まで一回りした後、石垣島まで初めて飛行機に乗った。南西航空のYS11でスチュワーデスが2人乗務していたが、えらく美人に見えた。飛行高度が低いため、青いサンゴ礁の海を眼下に見て、感動したことを鮮明に覚えている。航空会社への就職が決まっていたが、それまでは飛行機に一度も乗ったことがなかったので、体験搭乗を兼ねたものである。石垣島では、川平湾に行ったこと位しか覚えておらず、竹富島まで足を延ばし、1泊した。石垣島からは、また船旅で台湾の基隆のいう港町から上陸した。台湾海峡は荒海で有名なようで、船酔いだけでなく、荷物が揺れるたびに移動してしまうほどで、生涯で一番厳しい船旅となった。

今までに102ヵ国(国と地域)の海外旅行を経験しているが、1ヵ国目がまさにこの台湾であったので、印象深い思い出がよみがえる。基隆から台北まで移動し、台北では、YMCAの安宿に泊まった。卒業旅行は、長期にわたったこともあって、お金は少し貯めたが、コスト削減でいかざるを得なかった。台北では、故宮博物館や中山祈念堂や龍山寺等を見て回り、温泉地として有名な新北投温泉にも1泊した。台北からは、日月譚まで足を延ばし、大きな湖と民俗舞踊を見た記憶がある。そこからは、当時最新の特急列車に乗って、彰化⇒台中⇒台南を経て、高雄まで行った。途中何処で泊まったかも覚えていないが、高雄では、澄清湖に行ったことは覚えている。この特急列車の車内で初めて耳にした中国語による車内アナウンスが流れるように美しく強烈な印象を受けた。台湾では、中国語でも最も美しい北京語が使われており、その魅力に取りつかれた感がある。男性の喋る中国語は聴くに堪えないが、若い女性の喋る中国語はうっとりするほど流れるような響きがあり、世界一美しい言葉ではないかと感じたほどであった。台湾滞在中に知ったのが、当時その美しい歌声で人気のあった「鄧麗君」という歌手であった。後に、日本でもデビューしたアジアの歌姫「テレサ・テン」である。日本でのデビューは、1974年のことなので、デビュー4年前からのファンといえる。

レコード屋に行くと鄧麗君のレコードやカセットテープがいっぱい並べられていて、その歌声もお店に流れていたのを覚えている。当時は、日本の歌謡曲を中国語で歌ったものが沢山出回っていた。メロディは聴いたことがあっても、中国語の歌詞を聴いていると何という曲だったかわからないものである。鄧麗君も「世界多美麗(世界は二人のために)」とか「恋愛季節(恋の季節)」とか日本で流行っていた曲を数多く中国語で歌っていた。鄧麗君の他にも日本の歌を歌っている歌手もいろいろいて、印象的だったのは、「一路順風(花笠道中)」と「說聲對不起(女の道)」であった。特に「女の道」については、小姐(シャオチェ)から中国語を教えてもらうことができ、今でも中国語で歌える唯一の歌謡曲となっている。その後、台湾や香港に旅行に行くたびに、中国語で歌う日本の歌謡曲の入ったレコードやカセットを買いまくっては、悦に聴いていた。今やその数は200曲を超え、自分のHP上にも整理してリストアップしている。200曲の内、テレサ・テンが歌っている曲も70曲近くあり、お気に入りのコレクションになっている。

台北から香港へは、ノースウェスト航空を利用したが、一番チケットが安かったのだと思う。香港が2か国目となったが、滞在中、マカオにも足を延ばしたので、当時の旅行で3ヵ国を訪問したことになった。香港では九竜のネーザンロードに面した安いホテルに泊まったが、北は油麻地界隈、香港島では、ビクトリアピークやレパルスベイまで行ったような気がする。マカオは日帰りだったので聖ポール天主堂跡に行った程度であった。香港の街でもレコード屋に行って、中国語による日本の歌の入ったレコードを探した記憶がある。

香港からは那覇までは就職先の飛行機に初めて搭乗し、オリエンテーションの準備を兼ねた。初めての搭乗なので、感慨深いものがあった。那覇には3月30日に戻り、3泊したが、滞在中、驚きを持って知ったのが3月31日のよど号ハイジャック事件の発生であった。羽田発福岡行のB727が赤軍派によりハイジャックされ、北朝鮮に強制着陸した例の大事件である。事件の進捗が右往左往している4月2日に不安の中、那覇から羽田に戻り、卒業旅行は完結した。日本初のハイジャック事件の発生により、就職後の前途に暗雲が立ち込めた印象を抱いた。7月1日の入社まで、さらに3ヵ月近くの学生身分でフリータイムをエンジョイすることができたのはラッキーであった。就職も決まり、何でも好きなことができた期間で、大阪の万国博覧会にも1週間泊りがけで行くことができた。毎日早朝から会場に行き、全パビリオンを訪問することもできた。あれから最早50年が過ぎたが、古き良き時代であった。

 

「世界多美麗」(鄧麗君): https://youtu.be/RPDN5D5tUwE

「說聲對不起」(唯一の中国語で歌える曲): https://youtu.be/jG8ixH2KKsY

中国語による日本の歌謡曲200選:http://romanflight.web.fc2.com/Japanese-Songs-in-Chinese-series.html

 

 

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タイから子供と孫が一時帰国

2022年04月13日 07時47分46秒 | 旅行

 

コロナ禍で日本と海外との行き来が、ここ2~3年まともにできない状態が続いているが、感染者数は減ってはいないにもかかわらず、各国の出入国制限が緩和されてきているため、一時帰国も可能になり、12日、子供家族がタイから一時帰国することができた。子供は2年半ぶり、孫たちは1年半ぶりの帰国である。タイ出国の際もPCR検査を受け、羽田入国時もPCR検査を受け、陰性となって初めて待機不要で入国可能となったようである。空港でのPCR検査の結果はすぐにわかるようで、飛行機が1時間早着したこともあって、到着スケジュール時刻から2時間ちょっとで我が家に到着した。孫は、4歳と1歳7か月なので、1年半とはいえ、その成長ぶりは目を見張るものがある。飛行機もそこそこ混んでいたとのことで、人が移動し始めているようである。PCR陰性であれば、日本への入国は待機不要であるが、タイに戻った時は、1日の待機が必要で指定ホテルに宿泊しなければならないようである。

ここ数年は、海外出張も駐在員の一時帰国もままならない状況が続いていたので、少しは改善されているみたいであるが、プライベートの海外旅行はまだまだの感がある。出入国時の待機が撤廃されないと効率的な海外旅行は難しい状況にある。旅行先でのコロナ感染の恐れもある。海外旅行も再開したいが、不安はつきまとう。ヨーロッパもロシアのウクライナ侵攻で影を落としているので、コロナとのダブルパンチで旅行には相当勇気がいりそうである。海外旅行が自由にできた時代が懐かしい。これから海外旅行をと思っていた若い人達や定年直後の人達は可哀そうな限りである。これからは、100か国といえども、「夢のまた夢」の世界となりそうである。今年こそ3年振りに海外に出たいと思っているが、まずは、子供家族のいるタイ旅行が可能かどうか検討している。テレサ・テン終焉の地、チェンマイにも足を延ばしたいところだがどうなることやら。

今こそタイ入国時の1日待機のみの規制だが、コロナ感染拡大は予断を許さない。親鸞聖人が9歳の出家時に詠んだ言葉が頭をよぎる。「明日ありと思う心の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」である。明日どうなるか分からない無常の世だから、先延ばしにしないほうがよいという戒めである。思い立ったら先延ばしにしないですぐやる主義はかなり身についている。約2週間の滞在であるが、孫といっしょに過ごす時間を大切にしたい。食事の準備も一気に3倍となるので、妻の苦労は大変なものとなっている。いつもは二人だけで静かな日々であるが、一気に人数が増え、賑やかな日々が続きそうである。

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新しいNHK朝ドラの舞台、沖縄との縁

2022年04月12日 10時23分43秒 | 旅行

 

アメリカ統治下に置かれた沖縄が1972年に日本に復帰して、今年で50年を迎えるが、これに合わせてかNHKの朝ドラ「ちむどんどん」は沖縄が舞台のドラマとなっている。沖縄とは昔から縁があって、まだ米軍の統治下に置かれていた1962年8月に沖縄でボーイスカウトのジャンボリーが開催され、参加する機会を得た。パスポートに代わる身分証明書なるものがあって、それを取得したので、はじめて日本から外に出たことになる。全国から選ばれたスカウトたちが晴海ふ頭から船に乗って丸2日かけて、那覇港に着いた。那覇では、現地のスカウト達と交流し、現地のスカウトの家にホームステイした。その家は、那覇では名家で大きなレストランを経営しており、そこで参加者全員が食事をすることもあった。通貨はドルで、道路も、車は右側通行の時代であった。

ジャンボリーが行われたキャンプ地は、米軍基地内にあるホワイトビーチというところであった。沖縄本島の「うるま市」にあるが、今も在日米海軍の基地であり、訪れることはできない。60年も前のことなので、記憶が定かではないが、キャンプ地で印象深く覚えているのは、現地のお祭りを見学したこととセブンアップ等アメリカの飲み物を初めて飲んだことである。当時、日本では、コーラやセブンアップのような炭酸飲料は、まだなかったような気がする。ホームステイしたスカウトとは、その後も長くおつきあいをさせてもらっている。また、那覇に向う船の中で一人の男性と偶然知り合いになり、その後もその方が亡くなるまで親しいお付き合いをさせてもらった。当時、沖縄県庁の薬務課に勤務していた人で、薬局を経営する傍ら、らい病とか沖縄の薬務関係の仕事をされており、その後も沖縄に行くたびにいろいろとお世話になった。1970年に沖縄に卒業旅行で行った時も、辺士名という街にある知り合いの薬局を紹介してもらい、泊めてもらったり、大変お世話になった。自分より大分年配であるが、可愛がっていただき、彼の子供に、自分と同じ名前(発音は別)を付けられていた。まさに不思議な縁であった。

1970年3月の卒業旅行も縁のある沖縄をメインとし、台湾・香港まで足を延ばした。1962年同様、晴海ふ頭から琉球海運による船旅であったが、悪天候に見舞われ、72時間もかかってしまった。知り合いになった方が港に迎えに来てくれて、薬局近くのホテルを手配してくれた。本島内では、北は辺戸岬から南はひめゆりの塔等の南部戦跡まで沖縄の名所を巡った後、飛行機で石垣島に渡った。南西航空のYS11であったが、これが生まれて初めての飛行機搭乗であった。低い高度で飛ぶので、遊覧飛行のごとく素晴らしいブルーに輝く海を楽しむことができた。石垣島では、竹富島まで足を延ばしたが、当時、島には乗り物はトラックが1台しかなかったと記憶する。民宿に泊まったが、薬草をいっぱい食べたことを覚えている。石垣島からは、また船で台湾海峡を渡り、台湾の基隆に上陸した。船が大揺れして、船酔いどころか大変な目にあった。これが海外旅行の第一歩であった。

1972年の日本への復帰以降では、1975年の沖縄海洋博にも出かけた。その後も、業務出張やらプライベートやらゴルフで沖縄を訪れることも度々あった。離島も、石垣島、竹富島、宮古島、久米島には足を運んだ。那覇⇒成田のLCC機内で偶然知り合った米軍基地に勤める女性の招きで、嘉手納基地にも二度ほど入れてもらう機会を得た。何かと因縁の深い沖縄であるが、日本に復帰して50年も経つということを聞くと時代の流れを感じる。まだ行ったことがない離島もあるので、機会があったら、他の先島の方まで足を延ばしてみたい。

 

写真は、1962年の那覇への船旅

 

 

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ロシアは嘘つき泥棒集団

2022年04月11日 06時10分48秒 | 政治

 

ロシアによるウクライナ侵攻を受け、うどんチェーン「丸亀製麺」のロシア内の店舗の閉店を決定したが営業が継続されていることが判明したという。屋号を勝手に「マル」に変更し、メニューやサービスは同一であるという。フランチャイズ契約を結んでいるロシア企業がブランドとノウハウを無断で勝手に使用しているようである。独裁者プーチンの戦争行為の蛮行は許されないが、プーチンの支持率も80%を超えているというから驚きである。ロシアは、暴君プーチンだけでなく、一般のロシア国民も五十歩百歩で、まさに嘘つき泥棒集団と言われても仕方ないところである。マクドナルドもロシアでの直営店の営業を停止しているが、多くのフランチャイズ店が勝手に営業を続けているようである。

また、ロシアの報道官や駐日ロシア大使がウクライナでの大量虐殺について、ウクライナの自作自演でロシア軍は何もしていないとテレビの前で平気で嘘をついていたが、ロシア人の正体見たりの感がある。プーチンだけが悪いので、経済制裁でロシア人を苦しめるべきではないと発言する人やロシアも悪いがウクライナ側も悪いと言うようなとんでも発言をする人もいるが、プーチンを支持するロシア国民も同罪であり、徹底的に制裁を加える必要がある。まだまだ生ぬるい感がある。自分達の国家がどんなことをやっているのかわかっているのであろうか?わかっているとしたら、確信犯である。ロシアは嘘つき泥棒・犯罪集団であることは、世界中の共通認識となっているようである。ネットニュースのMasaニュース雑談でも、この問題を取り上げ、ロシアに怒りをぶつけている。現時点では、収束どころか、5月9日の戦勝記念日にむけて、勝利宣言するまで、戦火が広がる可能性が大である。

 

産経新聞記事(4/9): https://www.sankei.com/article/20220409-6NPZVFIUV5NX3JKIIQKV7HVR4Q/

Masaニュース雑談(4/10): https://youtu.be/d86mIR5b6G8

 

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NHK「生活笑百科」37年の歴史に幕

2022年04月10日 09時41分20秒 | TV番組

 

毎週土曜の昼時は、NHKの「生活笑百科」にチャンネルを合わせるという生活が何十年と続いていたが、4月9日ついに最終回を迎えた。相談の漫才師、回答者、弁護士の面々が一堂に会し、カーテン幕引の最後を盛り上げていた。キダ・タローさんの番組テーマ曲も歌詞付でたっぷり聴かせてもらった。37年も続いていたというから驚きの長者番組であったといえる。土曜の生活パターンが決まっていて、何となくではあるが、必ずといって、この番組を見ながら昼食をとるのが習慣となっていた。昨年亡くなった笑福亭仁鶴さんの「四角い仁鶴がまぁーるくおさめまっせ」というフレーズが懐かしい。1985年にスタートして通算1792回とのことだが、漫才のお笑いを見ながら、日常生活の身近な問題を解決するという法律問題を取り扱うバラエティーの先駆けであったといえる。気楽に問題を考え、自分自身で答えを考えるが、弁護士の解説があるので、いつも大変勉強になった。漫才は言うまでもなく相談員の会話も面白く、それで役立つ情報が得られるので一石二鳥である。

トラブルを相談する上方漫才の人達も入れ替わり立ち代わりであったが、ここ数年気に入っていたのが、「アルミカン」という女性二人の上方漫才で、いつも出るのを楽しみにしていた。というのは、その一人の「高橋」こと高橋沙織(サオリン)という女性が、Just My Type Image Girlであったからである。漫才師とは思えないほど可愛いので、一目見た時からファンになってしまった。知る人ぞのみ知っている隠れた美人漫才師であるが、ちょくちょくこの番組に出ていた。この番組の終了で、長者番組として残るは日本テレビの「笑点」だけが頼みの綱であるが、時代の流れを感じ寂しい限りである。

 

番組テーマ曲: https://youtu.be/PMsVGa-J2bc

サオリンとはこんな女性: https://youtu.be/WIDfXcfj4l4

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「無財の七施」~誰でもできる人から好かれる7つの行動

2022年04月09日 22時03分56秒 | 宗教

 

「布施」とは、今日の言葉で言うと「親切」のことで、「人に与える」「人に施す」「人が幸せになるように自分のできることをして差し上げる」これを仏教では「布施」と言う。布施をする人は人に好かれるし、また、自分自身も幸せなれますよとお釈迦様は教えられている。お布施というと坊さんに払うお金のことだけを言うのはないかと勘違いしがちである。自分に与えるものがないと人に布施ができない、自分には人に与えられるようなものは何もないとか何か人のために尽くすなんてことはできないと思いがちであるが、仏教では、たとえお金や物がない人でも7つの親切ができるという「無財の七施」が「雑宝蔵経」というお経の中で教えられている。お金や物や力や知識がなくても心がけ一つで7つの親切で人を助けることはできるという。日常生活の中で、心がけ一つで人を幸せにできる、そしてまた自分も好かれ、自分自身も幸せになれるという。

「無財の七施」とは、

  • 眼施(げんせ)--- 和やかな眼差しで人と接すること。眼は心の窓。
  • 和顔悦色施(わげんえつしきせ)--- やさしい笑顔、和やかな笑顔で人と接すること。
  • 言辞施(ごんじせ)--- やわらかい言葉、やさしい言葉で人に接すること。挨拶
  • 身施(しんせ)--- 肉体を使って人のため社会のために働くこと。ボランティア。
  • 心施(しんせ)--- 心を施すこと。「ありがとう」という感謝の言葉を心から述べること。
  • 床座施(しょうざせ)--- 場所や席を譲り合う親切のこと。 
  • 房舎施(ぼうしゃせ)--- 訪ねてくる人があれば、一宿一飯の施しをして労をねぎらうこと。

仏教講師の菊谷隆太さんが、「無財の七施」について詳しく下記のユーチューブで解説してくれている。誰かのためになりたい、何かの役に立ちたい、という思いはあっても、自分なんか才能もないし、体力もないし、お金もないから、何の役にも立たないと落ち込むことがある。そんな思いに沈んだ時に知っておきたい仏教の教えが『無財の七施』という。自分としては苦手な教えで、反省するところが大であり、まさに「目から鱗」の感があり、仏教の奥深さも感じる。20分ほどの講話であるが、じっくりと噛みしめて聴きたいところである。

 

「無財の七施」の菊谷さんの解説: https://youtu.be/2ZudkE8sEZM

 

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NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」がついに完結

2022年04月08日 08時38分40秒 | TV番組

 

今回の朝ドラは、岡山・大阪・京都を舞台として大正・昭和・平成・令和の四時代をラジオ英語講座とジャズと時代劇と共に生きた母娘孫三代の1925年から2025年まで100年間に渡る悲喜劇を描いていたが、何かと話題をふりまいていた気がする。再放送を含め、1日に何回も見ることもあったが、人物相関図が頭に入っていないとストーリーが目まぐるしく展開し、ボーっと見ていると話しについていけなくなるので、真剣に見ることもよくあった。伴虚無蔵の松重豊さんや喫茶店マスターの世良公則さん、竹村クリーニングの濱田マリさん、桃剣こと尾上菊之助さんとか英語講座平川講師のさだまさしさんはじめ脇役の出演者も豪華で話題性も大きかった。大学時代のクラスメートが英語講座の講師として声の出演をしたことも嬉しかった。

ひなたは、五十嵐と結婚するのかとか、安子さんとアニー・ヒラカワは同一人物かとか、ストーリー展開を想像するのも楽しみであった。三代の主役の名前が、MONE RINA(モネ・エリ・リナ)というのも単なる偶然だろうか? 英語のセリフも多く、英語の勉強にもなった。「きうり」としか聴こえない“curio” が「ことり」即ち「骨董売り」だったとか、「おいしゅうなれ」が”Be delicious”とか懐かしいセリフが思い出される。「日々鍛錬し、いつ来るともわからぬ機会に備えよ」という虚無蔵さんの名言も心に響き残っている。

 今回の朝ドラの視聴率はどうだったのだろうか?恐らくかなり高かったのではないかと推察する。間違いなく、ラジオ英語講座を聴く人、ジャズを聴いたり、演奏したりする人、トランペット吹奏を勉強する人、時代劇を見る人、今川焼(回転焼)を食べる人が増えているのではないかと思う。桃剣と美咲すみれとの結婚はあまりいただけないが、ラストシーンがひなたとビリーの二人連れだったので、恐らくひなたは、初恋の相手のビリーと結婚するのであろう。今回の朝ドラが終わってしまったので、カムカムロスになっている人も少なくないと思われる。また、毎回聴いていた主題歌が頭の中をめぐって離れない。

主題歌(AI アルデバラン): https://youtu.be/8IOSztadymc

(追記)

NHKのカムカムの特番をビデオで見たが、岡山の桃太郎伝説がの話題になっていた。岡山が舞台なので、「桃山剣之介」「桃太郎」「雉真(きじま)家」「黍之丞(きびのじょう)シリ-ズ」「ホットドッグ(ケチャップで汚す)」と桃太郎伝説を思い出させるネーミングが盛り込まれていることがわかった。「やすこ」が「あんこ」となり、「アニー」となったり、"I hate you"が”I love you" に変わったり、ルイ・アームストロングから「るい」、"On the Sunny Side of the Street "から「ひなた」とか「嵐」の50倍で五十嵐とか、とにかくネーミングやセリフが凝っているので感心した次第である。

 

 

 

 

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回答を得られない10の質問~アスクドットコム

2022年04月07日 08時43分14秒 | 人生

 

アメリカのインターネット検索会社「Ask.com(アスクドットコム)」は、サービス開始から10年間で10億件以上もの検索利用数を誇っているが、2010年にその検索内容を徹底的に洗い出して、「インターネット検索では、答えが得られない質問ベストテン」というのを発表した。「Ask.com」は、ヤフー知恵袋のような質問サイトの大規模な英語サイトで、一般の人がいろんな質問をして、それに一般の人が答えるというものである。

そのトップになったのは、「生きる意味はなんですか?」で、第2位は「神様は存在しますか?」だったそうである。これから2つのことがわかる。一つは、生きる意味はなにかと考えている人が非常にたくさんいるということ、即ち、ニーズが物凄くあるということである。もう一つは、何のために自分は生まれてきたのか、何でこんな苦しい人生を生きるのか、生きる意味って何なのか?考えて質問する人が多いのに、その答えがないということである。訊いた人が満足するような答えが得られなかったということである。

仏教では、この「なぜ生きる」が」大きなテーマとなっている。親鸞聖人の教えの現代の第一人者である高森顕徹氏は、「なぜ生きる」という本を書き、人生の目的(なぜ生きる)と生きる手段(どう生きる)とを明確に峻別し、アスクドットコムの最も答えが得られない質問の答えを示してくれている。この書籍をもとに、「なぜ生きる」というアニメ映画も作成されている。歎異抄には、はっきり簡潔に人生の目的は、「摂取不捨の利益(りやく)」であると説かれている。利益とは幸福のことをさす。また、親鸞聖人は「教行信証」の中で、人生の目的は、「難度の海を度する大船」に乗ることであると説いている。「なぜ生きる」かの人生の目的の答えを得るべく、親鸞聖人の教えをもっと勉強してみたいと思う。

 

アニメ映画「なぜ生きる」予告編: https://youtu.be/qK0Uali2yGQ

マンガでわかる親鸞聖人の教え「なぜ生きる」(6分): https://youtu.be/ffPw6IQwb2Q

歎異抄に説く人生の目的(23分):https://youtu.be/AbBZp6e59A4

 

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