浪漫飛行への誘(いざな)い

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哀愁漂う「最終便」

2021年09月10日 21時52分59秒 | 音楽
「夜間飛行」という曲が34曲もあることは前日触れたが、哀愁漂う「最終便」という曲もたくさんある。ずばり、「最終便」という同名だけで、11曲もある。それに、「最終便」や「ラストフライト」という言葉の入った曲だと20曲以上もある。

曲名:「最終便」
歌手:
1久保田早紀 2ザ・ピーナッツ 3品川知子 4川井聖子 5三代目コロンビアローズ 6サーカス 7Bird 8水谷リエ 9Corleonis 10障子久美 11平浩二

最終便やラストフライト等の言葉のついた曲:

「ジェット最終便」朱里エイコ 
「涙の最終便」湯原昌幸
「最終フライト05便」ばんばひろふみ
「千歳発愛の最終便」殿さまキングス
「Last Flight」角松敏生
「最後のナイトフライト」杉山清貴
「北行き最終便」氷川きよし
「ふたりの最終便」川崎修二
「函館発・最終便」キム・ヨンジャ
「最終フライト」谷村新司
「最終便まで」香田晋
「最終便にまにあえば」郷ひろみ
「LAST FLIGHT」秋茜-AKIAKANE
「札幌発最終便」フランク永井
「羽田発最終Flight」池田政典
「涙の最終飛行」THE SLUT BANKS
「ラストフライト」馬場俊英
「最終飛行」巣鴨北口店
「さよならの行方~Last Flight」SATOKO
「涙の最終便」ヨシヒデ
「女の最終便」逢川まさき
「羽田発・最終便」チェウニ&ジョニ男
「ラストフライト」ファンファン

「最終便」の中で一番好きな曲は、ザ・ピーナッツの「最終便」、「XX最終便、ラストフライト」等の中では、朱里エイコの「ジェット最終便」やフランク永井の「札幌発最終便」やばんばひろふみの「最終フライト05便」である。最終便というのも、これが最後ということで哀愁漂う物悲しいイメージがある。空港自体、別れとか離れ離れとか寂しいイメージがあるが、そこからの最終便ともなるとその度合いが高まるといえる。

「最終便」ザ・ピーナッツ: https://youtu.be/JsL9CwKZheQ

「ジェット最終便」朱里エイコ: https://youtu.be/9nGMlOojEvM


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ロマンチックな「夜間飛行」

2021年09月09日 20時30分33秒 | 音楽

コロナ禍で海外旅行もままならない今日この頃であるが、かっての夜間飛行が楽しめた時代が懐かしい。夜間飛行というとロマンチックな雰囲気が漂うが、この「夜間飛行」というタイトルの曲がいっぱいあることに驚く。調べてみたら、ズバリ、「夜間飛行」という同じタイトルだけで、34曲もあった。リストしてみると。。。

曲名: 「夜間飛行」
歌手:
1ちあきなおみ 2八神純子 3さだまさし 4矢沢永吉 5山根康広 6安全地帯 7南佳孝 8APOGEE 9前川清 10TINGARA 11がくっぽいど 12寺井尚子 13堂島孝平 14森重樹一 15カルメン・マキ 16Les 5-4-3-2-1 17Wink 18あすなろ 19スターダスト・レビュー 20石崎ひゅーい 21忘れらんねえよ 22JAYWALK  23人間椅子 24辛島美登利 25浅井直樹 26トリコ畜音文庫 27CYNHN 28ポルノグラフィティ 29yeti let you notice 30レーモン・ルフェーブル 31植田佳奈 32KRD8   33uchuu 34にしな 

我々世代にとっては、なんといっても、一番馴染みがあるのは、ちあきなおみの「夜間飛行」(1973年)である。彼女は同年代で、当時、数々のヒット曲を出していたが、今はどうしているのであろうか。彼女の妖艶なイメージで歌う夜間飛行の歌声は何とも言えない魅力があった。夜間に異国に向けて飛び立つ飛行機は、何ともロマンチックなイメージが溢れ、歌になりやすいのか、34曲もの同じタイトルの曲があるのにはビックリする。自分の空港シリーズの楽曲でも欠かせない一つであるが、早く夜間飛行が味わえる時が来てほしいものである。

夜間飛行(ちあきなおみ): https://youtu.be/BOnYCWQzgoQ

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自民党総裁選の対立構図

2021年09月08日 15時38分59秒 | 政治

総裁選への立候補者が名乗りを上げつつあるが、どうも河野太郎と高市早苗の一騎打ちになりそうだという。いち早く岸田氏が名乗りを上げたが、二人の出馬によって、前回同様、冷や飯を食う可能性が大きいという。ジャーナリストの佐藤章氏の取材に基づく情勢分析が一月万冊で詳しく解説されている。

彼の情報によると、安倍・麻生・甘利という3Aが推す高市氏と菅・二階・小泉・石破の推す河野氏の一騎打ちとなりそうである。安倍政権を継続しようとする高市氏は、ウルトラ右翼でネトウヨのアイドルとも言われている。安倍首相にすり寄り、まさに「アベ・ファースト」で、憲法の改正、女系天皇反対、福祉の削減、夫婦別姓反対、ナチス礼賛、テレビ局の支配等を強く主張している超右翼のタカ派思想の人物なので、万一総裁・首相になったら、日本はトンデモないことになる。一方、河野氏は、自民党の改革派というかリベラル派であり、自民党をぶっ壊すといった小泉前首相を想起させる。石破氏が立候補を見合わせた背景は、河野氏の支持に回らないと3Aの長老の画策に負けてしまう恐れがあるからという。ただ、安倍・麻生氏に嫌われている石破氏が陣営に入ってくると、ありがた迷惑の面もあるという。河野氏にしても1回目の投票で決まらず、決戦投票になると不利になる恐れがある。

3A特に安倍氏は、どうしても河野氏を総裁・首相にしたくないので、右翼で自分の主義主張と一致する高市氏を全面支持し、電通を使って、大工作を仕掛けているようである。高市氏のキャッチフレーズは「和製サッチャー」とまで決まっているようである。河野氏が首相になったら、安倍氏は、自分の悪事が暴かれる可能性があるので、裏工作をしても、何とか河野総裁を阻止したいのである。やはり黒幕というか元凶は安倍氏であることが明らかになってきた。我々は、安倍氏のやってきた数々の悪事を忘れてはならない。不人気の高市氏が総裁になれば、総選挙では野党にもチャンスがあるが、河野氏であれば、まず野党には勝ち目はないであろう。個人的には安倍氏の謀略を実現する高市氏は嫌なので、変人で危ない点も少なくないが、河野氏が総裁になってほしいところである。しかし、岸田氏の巻き返しもありうるので、まだ予断は許さない感じである。

一月万冊の考察(9/6): https://youtu.be/Hl5EhEjQaGU

日刊ゲンダイデジタルの記事(9/6): https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294353


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パラリンピック無事終わる

2021年09月07日 05時42分01秒 | イベント

5日、パラリンピックも閉会式を迎えたが、大きな問題が発生しなかったことはよかった。閉会式の歓喜あふれるパフォーマンスを見ていると医療現場で死闘を繰り返している風景が重なって浮かび上がり、これが同じ日本の風景かと思うような複雑な気持ちであった。今までなら感動的なシーンとして純粋に楽しむことができたと思うが、やはり今回は様相が異なる。NHKも歓喜あふれる感動的なドラマに仕立て盛り上げていたが、素直に喜べないのは自分だけであろうか?

閉会式も開会式同様流すぎる印象で、表彰式も時間の無駄に思えた。関係者の挨拶も相変わらず長々続き、うんざり感があった。閉会式で「最もよかったのは、オリンピック同様、次回開催都市パリからのプレゼンテーションであった。車椅子のダンスや義足を付けたエッフェル塔は目を引いた。コロナ禍で常識的には開催不能と思われたオリパラは、日本国民の総意に反し、医療崩壊を放置したまま強行開催されたが、参加したパラアスリートの障害を克服してスポーツに取り組む姿を見るにつけ、オリンピック以上に感動的なものがあった。テレビでいろいろな競技を見たが、どの選手も大会を謳歌しているように見えた。

とにかく、世界に迷惑をかけるようなパンデミックに発展しなかったことだけは不幸中の幸いであった。無事オリパラは終わったが、組織委員会は金に糸目を付けないでやっていたようで、2兆円を超える赤字が出ているとの報道もある。今後そのつけが国民、都民に回ってきそうで心配である。誰が責任をとるのであろうか?



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総裁選は安倍氏が裏で暗躍か

2021年09月06日 08時43分33秒 | 政治

急転直下、菅首相が総裁選への不出馬を発表し、次に誰が総裁・首相になるかが世間の注目の的になってきた。マスコミも、自民党の話題ばかりを取り上げており、自民党のコロナ失政で政権交代の絶好のチャンスのはずなのに、野党は自民党の人事問題により完全に埋没し、置き去りにされている感がある。不人気の菅首相の退任によって、野党の攻勢もかげり、次の総選挙では、自民・公明で過半数を取ることはほぼ確実になったと思われる。

総裁選の立候補者はまだ出揃ってはいないが、岸田、河野、高市氏の誰が総裁になろうと皆、安倍氏には頭が上がらないから、石破氏以外であれば誰がなっても、実質的には第5次安倍内閣のようなものとなりそうである。仮病で政権を投げ出し、今問題となっている出来事の元凶である安倍氏がこれからも院政のごとく、裏で影響力を行使するようなことを許してはならない。二階氏がどう動くかがポイントとなりそうであるが、いずれにせよ、安倍、麻生、二階氏の3老害を早く政界から排除していく必要がある。菅首相は、コロナ失政はじめ、すべてにおいて失格であったが、安倍氏のあやつる内閣の再来は勘弁してほしいところである。新総裁・首相には、学者や専門家を大事にして科学的データに基づく新しいコロナ対策を構築してほしいものである。

野党も立憲民主党の枝野代表が共産党とは連立を組まないとか余計な発言をして、野党のマイナスイメージを助長しているあたりは残念である。このままだと次期総選挙では、大きな伸びは期待できない。敵失を繰り返す自民党に対し、何ら有効な対抗策も打ち出せない野党の弱体化に多くの国民が失望しているものと思われる。残念ながら、暫くの間は、テレビでマスコミ協賛の自民党劇場を見ることになりそうである。野党の支持率は低迷のままなので、野党よ奮起せよと言いたい。


LITERAネット記事(9/3): https://lite-ra.com/2021/09/post-6009.html

一月万冊の考察(9/5): https://youtu.be/VtcRrUSz4ww

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歌謡曲でめぐる北海道の旅

2021年09月05日 08時30分54秒 | 音楽

会社に入って最初の勤務地が北海道の千歳であったことから、北海道をくまなく旅する機会を得た。学生時代まで北海道に足を踏み入れたことがなかったので、4年間であったが、積極的に道内を旅した。利尻、礼文、天売、焼尻、奥尻といった島から、北は稚内、東は知床・根室、南は函館まで、ほとんどがマイカー旅行であったが、十分北海道観光を楽しむことができた。

そんなことから、北海道を歌った、いわゆる「ご当地ソング」に触れる機会も多かった。ご当地ソングでは、47都道府県でもトップクラスの数の楽曲が作られている。自分の調べたリストでは、820曲を超えており、自分のHP上でリスト化している。札幌だけでも100曲以上あるが、道内各地の比較的知られているご当地ソングを50曲選び、1曲約1分として連続試聴できるユーチューブ(約55分)を作成してみた。あまりにも多くの曲があるので、選ぶのに苦労したが、音楽を聴きながら作れるので、楽しい作業であった。古い曲が多いが、好きな曲や知られている曲だけでなく、道内の各地の観光名所もなるべく盛り込むように配慮した。

トップにある「北の旅人」は、石原裕次郎の曲であるが、テレサ・テンもカバーして歌っている。この歌はテレサの声質にピタリ合っていて、お気に入りの1曲となっている。裕次郎とテレサのデュエットになっているが、二人はこの曲でデュエットしたことはなく、音声の合成でデュエット風になっている。55分にわたって連続してご当地ソングが聴けるので、曲を聴くたびに懐かしい北海道内の旅が走馬灯のようによみがえってくる。コロナ禍の今、昔のような旅行はいつになったらできるのであろうか?

歌謡曲でめぐる北海道の旅(50選): https://youtu.be/3sWXC7HchPU


北海道のご当地ソングリスト(約820曲):

 (1) (2) (3) (4) (5) (6)



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菅首相退陣の内情

2021年09月04日 08時15分28秒 | 政治

9月3日菅首相が次の自民党総裁選に出馬しないことを明言し、退陣が決定した。コロナ感染の失政で遅すぎた退陣であるが、マスコミは政局報道で右往左往している。今は政局なんかに力を入れてやるタイミングではないのに、マスコミもコロナ問題そっちのけで、政局を追いかける始末である。一月万冊では、ジャーナリストの佐藤章さんが取材でわかった退陣に至る内幕について、詳しく解説してくれているが、マスコミでは多く語られていないため、大変興味深い。小泉氏が菅首相のことをベタほめしていたが、違和感を覚えた。菅さんはいろいろ仕事をしてきたのに評価されていないなどと言っていたが、小泉氏も随分レベルが下がってきた感がある。退陣の最大の原因は、小泉氏を幹事長に抜擢しようとした菅人事が全く受け入れられず、幹事長人事に失敗したことのようである。これで、小泉氏の涙も理解できる。

菅さんは、もともと政権を放り投げた安倍政権の単なるつなぎであったはずであり、その実力からして、暫定政権である自覚を失い、続投しようと色気を出したことが敗因である。トップに立つ人ではないと誰しもが思っていたはずであり、コロナ対策の失敗も得意の強引な人事権で乗り切ろうとしたことが裏目に出た感じがする。もっと早く退陣すべきであったが、遅きに失した。

総裁選には河野氏が出馬する可能性が高く、その勢力地図からほぼ次期総裁に就任することは確定的であるようである。立候補者が乱立する可能性もあるが、河野氏と岸田氏とでは、人気度が違うので、圧勝する可能性が高い。岸田さんはいつも貧乏くじを引いている気がするが、それが実力である。河野氏もワクチン接種でボロが出た印象もあり、発信力はあるが、若干奇人、変人の部類に入るので、危険性もある。河野総裁のもとでは、総選挙で野党が自民党に勝てる可能性は少なくなったものと思われる。菅さんであったら、野党が大幅に議席を伸ばすことも期待されていたが、これで政権交代の可能性も消滅したような気がする。

河野首相のもと、日本のコロナ対策を抜本的に組み替えないと来る第6波には打ち勝てない恐れがある。菅首相退陣の最大の理由はコロナ対策の大失敗であることから、退陣は当然の帰結である。菅さんは、総選挙でも落選する可能性もある。安倍・菅政権は、感染研ムラにメスを入れず、感染研の専門家の言いなりに対策を講じてきたのが大失敗の原因である。世界のコロナ対策とは全くかけ離れた日本独自の対策にこだわり、感染拡大を招いてしまったので、新政権では、コロナ対策の抜本的見直しが必要である。真の専門家の意見を聞き、新たな対策に大いに期待したいところである。

一月万冊の考察(9/3): https://youtu.be/Xbn1NDFTyOA

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何でもやる菅首相の人間性

2021年09月03日 09時26分21秒 | 政治

コロナ失政により、菅政権は崩壊寸前にあるが、ここに来て、コロナの感染爆発の真最中なのに、自民党役員の人事を断行して、身の保全に走ろうとしている菅さんの醜い姿が浮き彫りになっている。悪いことも裏で何でもやるという菅さんの人間性の本質が見え隠れしている。どうも人気のある小泉氏を幹事長等の要職に起用して、人気挽回を狙っているようである。人事権をちらつかせて、他人の人気を利用してまで、身を守ろうとするあたりは政治屋の面目躍如といったところである。そんな余力があるなら、国会を開いてコロナ対策にもっと真剣に取り組むべきであり、情けない話である。

菅首相は、コロナ感染拡大の責任を取って早く辞任すべきところであるが、対抗馬とされる岸田氏にしても、五十歩百歩で、期待感もないし、代わり映えしない。岸田氏は、健康危機管理庁の設置、野戦病院の開設、医療難民ゼロの実現等のコロナ対策を掲げたが、とってつけたようなもので、どこまでコロナウイルスの本質をわかっているのか疑問符が付く。国立病院や尾身さんが理事長を務めるジェイコー(JCHO)では、コロナ患者の受入れが極めて少ないので、まずはそのあたりを改善することが先決である。野戦病院の設置も並行して検討すべきだが、大阪でやっと設置が検討されはじめているが、東京都は、医師会を薦めているのに全くやろうともしていない。災害レベルと言うのは口先だけで、それなりの対策がちゃんとなされていないのが現実である。

要するに今の政権党が多数派の横暴で、胡坐をかき、平気で国民の命も無視し、国民を見下した態度が目立つほどレベルが低いのである。野党がしっかりしていれば、当然政権交代が起きるレベルである。野党のまとまりの悪さのおかげで、独裁政治が維持できているだけである。あとは、国民が総選挙で審判を下すことしか残された道がない。コロナ対策にとって一番大事な時に、国会も開かず、その貴重な時間を党内の人事に費やすとは呆れた話である。マスコミもそれにすっかり乗って、自民党人事抗争やパラリンピックの話題をコロナ問題に優先して報道しているあたりも情けない。


一月万冊の考察(9/2): https://youtu.be/eTGYikcZzpQ



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私利私欲からコロナ対策そっちのけで、政局に腐心とは情けない

2021年09月02日 10時31分48秒 | 政治

コロナの感染拡大により、医療崩壊が起き、日本のコロナ対策も正念場を迎えようとしている。コロナ対策は何よりも優先し、菅政権としては全力をつぎ込むべきタイミングであるが、なんとこの大事な時に、自民党の役員人事に手を付け、内閣の小幅の改造も行おうというから驚きである。それもコロナ対策上必要ならまだ理解できるが、自分の政権維持のための策略であることは明らかで、情けない話である。こんな人物に日本のリーダーを任せていたら、とんでもないことになる。自分の権力を維持することだけが目的で、国民の命を救うために全力を尽くすとは口先だけということがよく分かる。自分の政権の延命のために、オリパラを強引に開催し、国会の開催も拒否する一方、コロナ対策はほぼ無策で、感染拡大、医療崩壊を引き起こしているだけである。まさに、「私利私欲」「個利個略」「党利党略」といった言葉がピタリである。

内閣支持率が30%を切りはじめているが、実質的には、それ以下で、ほとんどの国民から見放されていることを理解していないようである。総裁・首相からの退陣はもとより、次の総選挙では、落選させることが日本のためになるかもしれない。もともと日本のリーダーとしての資質はゼロであったのに、一旦、権力の座に就くと、人事や策略だけでそれにしがみつく姿は醜いかぎりである。延命のためには、「恫喝」「パワハラ」「脅し」といった手段を平気で取るようなレベルの政治屋にすぎないことが明らかになり、段々化けの皮が剥がれてきたようである。マスコミもたんたんと政局の話題を報道するだけで、今はそんなことをやっている時ではないというような本質をついた報道を放棄していることも問題である。最新の情報では、菅首相は、総裁選と総選挙のどちらを先にするか思案しているようであるが、そんな時間があるなら、コロナ対策に専念してほしいところである。政局よりコロナ対策優先は、総理以外の誰の目から見ても明らかであり、猛省を促したい。
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アフガニスタンの日本大使館員が我先に国外退避とは情けない

2021年09月01日 13時28分47秒 | 政治

米軍がアフガニスタンから撤退し、タリバンによるアフガニスタン制圧に伴い、アフガン情勢がとんでもないことになっている。アフガニスタンにはイスラム国勢力もまだ残っており、今後は内戦状態になるものと思われる。米軍撤退前に、各国が自国民の救出に全力を尽くしたようであるが、日本は初動体制の遅れもあって、折角自衛隊機がカブールまで行きながら、1人しか救出できないという失態を犯した。日本は、出国希望者に対し、空港まで自力で来ることを前提としたため、空港周辺の爆破等により、ほぼ全員が空港に辿りつくことができず、救出に失敗したという。まだ500人位が救助を待っているようである。

ほぼ同じ時期に米のバイデン大統領は、空港周辺は危険だから、近寄らないようにメッセーッジを発していたので、変だなと思っていたが、案の定であった。日本がアメリカとの情報共有がちゃんとできていないことが明るみにでた感がある。また、韓国では、韓国軍が390人もの救出に成功したとのニュースが流れていたが、両国の退避作戦には雲泥の差があったようである。日本は、大使館員が邦人救出という本来の業務を放棄し、現地スタッフを置き去りにし、我先にと国外に逃げたために、初動体制に遅れが生じ、救出作戦に明暗が分かれたようである。リトアニアでユダヤ人に対し、「命のビザ」の発給を行った杉原千畝さんとは対照的な行動である。飛行機や船舶でも、キャプテンは最後まで留まる責務があるが、我先にと国外に脱出するなんて、日本の外交官も地に落ちたものである。

日テレNEWS24記事(8/31): https://www.news24.jp/articles/2021/08/29/10931281.html


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