浪漫飛行への誘(いざな)い

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私利私欲からコロナ対策そっちのけで、政局に腐心とは情けない

2021年09月02日 10時31分48秒 | 政治

コロナの感染拡大により、医療崩壊が起き、日本のコロナ対策も正念場を迎えようとしている。コロナ対策は何よりも優先し、菅政権としては全力をつぎ込むべきタイミングであるが、なんとこの大事な時に、自民党の役員人事に手を付け、内閣の小幅の改造も行おうというから驚きである。それもコロナ対策上必要ならまだ理解できるが、自分の政権維持のための策略であることは明らかで、情けない話である。こんな人物に日本のリーダーを任せていたら、とんでもないことになる。自分の権力を維持することだけが目的で、国民の命を救うために全力を尽くすとは口先だけということがよく分かる。自分の政権の延命のために、オリパラを強引に開催し、国会の開催も拒否する一方、コロナ対策はほぼ無策で、感染拡大、医療崩壊を引き起こしているだけである。まさに、「私利私欲」「個利個略」「党利党略」といった言葉がピタリである。

内閣支持率が30%を切りはじめているが、実質的には、それ以下で、ほとんどの国民から見放されていることを理解していないようである。総裁・首相からの退陣はもとより、次の総選挙では、落選させることが日本のためになるかもしれない。もともと日本のリーダーとしての資質はゼロであったのに、一旦、権力の座に就くと、人事や策略だけでそれにしがみつく姿は醜いかぎりである。延命のためには、「恫喝」「パワハラ」「脅し」といった手段を平気で取るようなレベルの政治屋にすぎないことが明らかになり、段々化けの皮が剥がれてきたようである。マスコミもたんたんと政局の話題を報道するだけで、今はそんなことをやっている時ではないというような本質をついた報道を放棄していることも問題である。最新の情報では、菅首相は、総裁選と総選挙のどちらを先にするか思案しているようであるが、そんな時間があるなら、コロナ対策に専念してほしいところである。政局よりコロナ対策優先は、総理以外の誰の目から見ても明らかであり、猛省を促したい。
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