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何でもやる菅首相の人間性

2021年09月03日 09時26分21秒 | 政治

コロナ失政により、菅政権は崩壊寸前にあるが、ここに来て、コロナの感染爆発の真最中なのに、自民党役員の人事を断行して、身の保全に走ろうとしている菅さんの醜い姿が浮き彫りになっている。悪いことも裏で何でもやるという菅さんの人間性の本質が見え隠れしている。どうも人気のある小泉氏を幹事長等の要職に起用して、人気挽回を狙っているようである。人事権をちらつかせて、他人の人気を利用してまで、身を守ろうとするあたりは政治屋の面目躍如といったところである。そんな余力があるなら、国会を開いてコロナ対策にもっと真剣に取り組むべきであり、情けない話である。

菅首相は、コロナ感染拡大の責任を取って早く辞任すべきところであるが、対抗馬とされる岸田氏にしても、五十歩百歩で、期待感もないし、代わり映えしない。岸田氏は、健康危機管理庁の設置、野戦病院の開設、医療難民ゼロの実現等のコロナ対策を掲げたが、とってつけたようなもので、どこまでコロナウイルスの本質をわかっているのか疑問符が付く。国立病院や尾身さんが理事長を務めるジェイコー(JCHO)では、コロナ患者の受入れが極めて少ないので、まずはそのあたりを改善することが先決である。野戦病院の設置も並行して検討すべきだが、大阪でやっと設置が検討されはじめているが、東京都は、医師会を薦めているのに全くやろうともしていない。災害レベルと言うのは口先だけで、それなりの対策がちゃんとなされていないのが現実である。

要するに今の政権党が多数派の横暴で、胡坐をかき、平気で国民の命も無視し、国民を見下した態度が目立つほどレベルが低いのである。野党がしっかりしていれば、当然政権交代が起きるレベルである。野党のまとまりの悪さのおかげで、独裁政治が維持できているだけである。あとは、国民が総選挙で審判を下すことしか残された道がない。コロナ対策にとって一番大事な時に、国会も開かず、その貴重な時間を党内の人事に費やすとは呆れた話である。マスコミもそれにすっかり乗って、自民党人事抗争やパラリンピックの話題をコロナ問題に優先して報道しているあたりも情けない。


一月万冊の考察(9/2): https://youtu.be/eTGYikcZzpQ



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