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経団連会長って大丈夫?

2024年01月23日 06時06分46秒 | ビジネス

 

最近、いろいろなニュースの場面で十倉雅和経団連会長の名前が出てくるが、どれもすこぶる評判が悪い印象である。大幅赤字で最悪の決算を迎えている住友化学出身で、会長を務めているようであるが、出身母体の経営状況が悪いのも何となく頷ける感じがする。

まず、大阪万博がらみで、十倉氏は、大阪万博協会の会長を務めているが、夢洲や大屋根リングを視察した際、駆け込みはあっても、開幕までに間に合わせるし、延期や中止はあり得ないと述べ、建設関係者から顰蹙を買っていたようである。能登半島大地震がらみの復旧で、建設資源は、北陸に集中投下すべきなのに、建設しても半年で壊す予定の万博の建設を推し進めると公言する。能登半島の大地震の惨状を目の当たりにしても、万博は「復興万博」とサラッと言う感覚に背筋が凍る思いである。大阪万博については、ネットメディアは言うまでもなく、最近はマスメディアでさえ、中止や延期をすべきとの論調が主流になっているのに、失敗に向けての突っ走りを止められないのは、このKY会長のせいかもしれない。建設が間に合わないだけでなく、莫大な税金を無駄遣いすることは火を見るよりあきらかであるのに、止まらないのは、なぜであろうか?

また、今回、大地震の震源地近くに志賀原発があり、様々な被害を受けているようだが、詳細があまり報告されていない。東日本大震災以降、志賀原発は運転休止をしていたことが不幸中の幸いであった。原子力委員会は、志賀原発の敷地内には、活断層は存在しないという北陸電力の主張を妥当だとし、再稼働は問題ないとし、昨年、11月に十倉会長も原発を視察し、一刻も早く再稼働すべきと主張していたようであるが、再稼働してなくて本当よかった。もし万一稼働していたら想像を絶する被害が出ていたものと思われる。

また、志賀原発の前に、能登半島大地震で深刻な被害を受けた珠洲に原子炉の建設が予定されていたが、住民の強い反対運動により、計画が中止となった経緯があるようである。もし、そこに原発を建設していたらと思うとぞっとする。原発を推進する人達によって、日本が滅ぼされる危険性すらある。とにかく経団連というのは経済活動というかお金儲けだけを考えている視野の狭い集まりなのであろうか?自分達、企業さえよければという視点で、一般の国民の考えとは大分かけ離れた印象がある。日本のためには、早い機会にトップの交代が望まれる。

 


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