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インボイス制度って何?~わかりやすい解説~

2023年01月26日 05時25分52秒 | ビジネス

 最近、やたらに「インボイス制度」という言葉を耳にするが、どんな制度なのかさっぱりわかっていなかった。2023年10月から導入されると報道されているが、そのための手続きは3月頃までに行う必要があるということなので、差し迫った話のようである。テレビでも大きく取り上げず、あまりきちんと説明されていないのは、消費税のルール変更といえども、事業者に大きな影響を与える制度変更で、消費者にはほとんど影響がないからのようにみえる。しかし、マスコミでもこの名前をぼちぼち聞くようになり、インボイス制度というものがどういうものか気になり始め、辿りついたのが、昨年6月とちょっと古いものであるが中田敦彦(オリエンタルラジオ-タレント)のYouTube大学の解説である。

 解説によると、売上1000万円以下の事業者が得ていた益税(消費税を徴収していても納税しなくて済んでいたもの)をなくすことを目的として、全ての事業者に国が認める適格請求書(インボイス)の使用を義務付ける制度変更とのことである。但し、売上1000万円以下の事業者には、非登録も認める一方、登録させても、簡易課税制度を適用するようである。

 このユーチューブでは、後編で、益税存在の理由、消費税導入の必要性・経緯等がわかりやすく解説されており、インボイス制度の概要を十分理解することができた。我々消費者にとっては、直接関係ない制度変更であるが、今後消費税率がどうなるについて、影響も大いにありそうなので、しっかりとウォッチする必要がありそうである。

 また、郷原信郎の「日本の権力を斬る!」で、安藤裕元衆院議員と語るとして、「消費税は『預り金』ではない、“インボイス制度”はおかしい!」と主張している。このユーチューブも消費税とは何かという本質を理解するのに大変参考になる。郷原氏も安藤氏も、もともと消費税は、「預り金」ではないので、インボイス制度の導入で弱い者いじめをするのはおかしいと指摘している。中田氏の解説は、消費税は預り金という前提で説明しているので、財務省側に立った解説ともいえるが、やむを得ないところでもある。いずれにせよ、我々はしっかりとウォッチする必要がありそうである。

中田敦彦によるインボイス制度の解説(前編): https://youtu.be/IT7gW1-uAoE

 中田敦彦によるインボイス制度の解説(後編): https://youtu.be/iItEoF-MKzw

郷原信郎の「日本の権力を斬る!」: https://youtu.be/TJ4Gd2udDMw




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