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トランプ関税で思い出す“Measure for Measure”と“倍返し”

2025年04月03日 21時14分38秒 | 政治

3日ついにトランプ大統領は、トランプ関税なるものを世界中に発動する旨の声明を出し、即日適用されることになった。戦後の世界の自由貿易体制を破壊する暴挙である。日本も例外ではなく、パーセントは違っても、全世界対象なので、激震が走り、日経平均株価も急落した。強引なトランプ関税は、アメリカを除く全世界から顰蹙を買っているが、アメリカ国民にとっても決していい結果を生むとは思えない。一握りの独裁者の勝手な行動であり、それを阻止できないアメリカ自体の凋落と弱体化を痛感する。今のアメリカ国民は、本当に疲弊し、どん底の生活を送っている人が多いという証拠であろう。

トランプの悪事については、他の国々は自己防衛のためにも報復関税という対抗措置を取るに決まっているが、ここで思い出される言葉が二つある。一つは、シェイクスピアの戯曲にもある“Measure for Measure” である。日本語に訳せば、「尺には尺を」で、AIによれば、「人を裁く基準によって、あなたは裁かれる」とあるが、個人的には「目には目を、歯には歯を」と同じであり、「加えた被害に対して同等の報復を行うことを意味する言葉」である。トランプの暴挙に対し、各国が何らかのMeasureの対抗措置を取ることは明らかであり、早々、世界中からしっぺ返しを食らうはずである。

次に思い出すのは、TBSテレビ番組の「半沢直樹」シリーズでの決め台詞「倍返し」という言葉である。「やられたらやり返す。倍返しだ!」というセリフが印象的であったが、まさにトランプ大統領に贈りたい言葉である。勝手な行動に対し、西側諸国は、一致団結して、トランプ氏にぎゃふんと言わせるような「倍返し」ともなる対抗措置を取るべきであろう。アメリカは、自ら世界のリーダーの資格を失い、仏教でいえば、「自因自果」「因果応報」を思い知るべきであろう。

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